KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

「1イニングの貸し」~作詞家・阿久悠が高田高ナインに送ったメッセージ

2013-08-09 22:00:02 | 高校野球

 録画してあったNHK8日放送の「敗れざる君たちへ~作家・重松清 阿久悠「甲子園の詩」を巡る旅~」を見ました。

 作詞家の阿久悠さんは、昭和の歌謡界で数々のヒットソングを世に出したと同時に、大の高校野球ファンとしても知られています。1979年夏の大会から「甲子園の詩」と題した詩をスポーツ新聞に掲載、27年間にわたって書き続けた詩は363編に及ぶといいます。そこには、高校野球ファンとして球児におくる優しいメッセージがこめられていました。

 番組では作家の重松清さんが「甲子園の詩」の後追い取材を行ないます。生前、阿久悠さんは、自分の書いた詩が、球児たちの人生にどのような影響をあたえたのかを知りたいと語っていたそうです。その「幻の企画書」が、今回、重松さんによって実現しました。

 阿久さんが書き綴った363編の詩・・・。そのうちの1編は、1988年の夏の甲子園に初出場した岩手県立高田高校に送られたメッセージでした。

 試合開始に小振りだった雨はイニングを追うごとに激しくなり、グラウンドのあちこちに水溜りができたといいます。そして8回裏に試合は中断。その後、主審は試合終了を宣告しました。56年ぶりの雨によるコールドゲーム、高田高ナインは、1イニングを残して甲子園を去らなくてはなりませんでした。

 高田高校ナインは9回表の攻撃をすることなく甲子園を去りました

  阿久さんは、9イニングをたたかえなかった高田高ナインに、こういうメッセージを残しました。

      高田高の諸君
    君たちは
    甲子園に一イニングの貸しがある
    そして
    青空と太陽の貸しもある 

 この詩は石碑となって校庭に建てられ、「1イニングの貸し」を返すために、「もう一度甲子園へ行こう」・・・これが高田高野球部の合言葉となったといいます。

 しかし2011年3月11日、東日本大震災による大津波で、高田高校のある陸前高田市は大きな被害を受けました。高田高校の校舎は全壊、しかし「甲子園の詩」の碑は、津波に流されずに残ったそうです。現在、高田高校は大船渡市の校舎を借り、多くの生徒が陸前高田から大船渡へスクールバスで通学しています。大津波から難を逃れた「甲子園の詩」の石碑は、全壊した高田高校の片隅に安置されているといいます。

 9回をたたかえなかった球児たちはいま、市の職員として、あるいは建設業者として、震災の復興のためにたたかっています。震災後、「野球が心の支えになった」という元球児、社会に出てはじめて阿久さんが送ったメッセージの意味がわかったという元球児・・・。阿久さんが生前、ずっと思い続けてきた「自分の書いた詩が、球児たちの人生にどのような影響をあたえたのか」という思いは、高田高校ナインにとっては人生の道しるべになったのではないか、と感じた番組でした。

 今年の夏、高田高校ナインは、震災後はじめて夏の県予選で勝利しました。残念ながら甲子園には手が届きませんでしたが、「1イニングの貸し」を返すためにグラウンドで汗を流す選手たちを見守る女子マネージャーの背中には、阿久さんが送った詩の一節が刻まれていました。

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誤審?・・・先入観とは恐ろしい。

2013-03-26 21:29:47 | 高校野球

 熱戦が繰り広げられている第85回センバツ大会。昨日は早稲田実業と龍谷大平安という古豪どうしの対決がありました。結果は、終盤の集中打で逆転した早実が4-2で勝利、3回戦に駒をすすめました。

 私はこの試合を見ていなかったのですが、新聞に掲載された写真をみて疑問が・・・。

 写真のエトキには「8回裏龍谷大平安2死、打者・石川(左)を投ゴロに仕留めた早稲田実3番手の戸谷(右)」とあります。明らかに打者走者よりもベースカバーに入った投手の足のほうが上にある。完全にセーフじゃないのか? この写真をみた同僚も「セーフやん」。

 これが人間の先入観なのですね。「走者が先ならセーフ。野手が先ならアウト」・・・高校野球では滅多にみませんが、プロ野球では「どっちが早かったか」で試合が止まってしまうことも少なくありません。そういう先入観があったので、私も同僚も「打者と投手が一塁ベースを踏む瞬間」だと思ってしまったのです。しかし、よくよく写真をみると、早実の戸谷投手が一塁ベースをまたいでいるということがわかります。

 私と同僚は戸谷投手が「右足」でベースを踏んだ・・・と錯覚したわけですが、実際には戸谷投手がベースを踏んだのは「左足」でした。戸谷投手が「左足」でベースを踏んでから「右足」で着地するまでを捉えたのがこの写真です。打者の石川選手はまだベースを踏んでませんから、当然、アウトです。

 このシーン、YouTubeにアップされています(→こちら。6分40秒付近から)。石川選手の当たりは一塁方面へのボテボテのゴロ。たいていの場合、投手が打球を処理すれば一塁手がベースカバーにもどります。戸谷投手が一瞬、一塁へ送球の構えを見せていることからもそれがうかがえます。ところが一塁はガラ空き。そこで戸谷投手が一塁へ猛ダッシュ。戸谷投手の大ファインプレイでした。

 それにしても、先入観というのは恐ろしいですね。

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好投手・松井投手の夏、終わる

2012-08-20 18:59:05 | 高校野球

 例年、甲子園大会は、地元の長野代表と、実家のある神奈川代表を応援するのですが、今年は甲子園大会に没頭できずにいます。前半はオリンピックがあり、その間に佐久長聖は敗退。神奈川代表も川崎市の学校なので、いまひとつ熱が入りませんでした。

 そんな気分を一掃してくれたのが桐光学園の松井投手です。高校野球の個人記録というのはあまり気にしないほうなのですが、1回戦の今治西戦で22奪三振という1試合奪三振記録をつくったと思ったら、3回戦まで3試合連続の2ケタ奪三振を記録。あと一歩及ばなかった準々決勝の光星学園戦でも15奪三振を記録し、合計68個まで記録を伸ばしました

 これまでの大会記録は、いまではタレントとしてお茶の間でもおなじみの板東英二投手(徳島商)の83個。この大記録には届きませんでしたが、それでも板東、斉藤(早実)に続く歴代3位、再試合も含めて決勝まですすんだ2人と比べても遜色のない記録であることは間違いありません。

 それにしても、まだ2年生。甲子園大会での生涯通算奪三振記録は楠本保(明石中)の228。激戦区・神奈川を勝ち上がってくるのは難しいかもしれませんが、今大会の記録だけでなく、今後の活躍も楽しみな投手です。

■松井裕樹投手の2012年夏の奪三振記録

<神奈川大会>

2回戦 対厚木北 9イニング完投、7奪三振
3回戦 対横須賀大津 登板なし
4回戦 対相洋 3回無死1塁から救援、9奪三振
5回戦 対百合丘 6回2死から救援、6奪三振
準々決勝 対横浜 9イニング完投、11奪三振
準決勝 対平塚学園 9イニング完投、10奪三振
決勝 対桐蔭学園 9イニング完投、15奪三振

<甲子園大会>

1回戦 対今治西 9イニング完投、22奪三振
2回戦 対常総学院 9イニング完投、19奪三振
3回戦 対浦添商 9イニング完投、12奪三振
準々決勝 対光星学園 9イニング完投、15奪三振

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佐久長聖、10年ぶり5回目の甲子園

2012-07-22 20:43:18 | 高校野球

 高校野球長野大会も今日が決勝戦。毎年、「一度は球場に足を運びたい」と思いながら、今年の夏も行けず仕舞いでした。

 例年だと、試合はみなくても結果だけはみていたのですが、今年は「あれ?もう決勝なんだ」って感じです。今年の夏は、神奈川県大会の1回戦、日大藤沢VS武相の最後の瞬間しか見ていない・・・(なんで、このシーンだけみたことがあるのか。高校野球ファンというより野球ファンにとっては珍しいプレイがあったからです。もちろん生放送ではなく動画サイトでみました)。

 さて、佐久長聖は野球だけでなく文武両道の学校。なかでも高校駅伝は有名ですね。毎年、正月に行なわれる箱根駅伝にも佐久長聖出身のランナーが顔を見せます。そして野球部は、過去4回、夏の甲子園に出場。1994年(当時は佐久高校)にはベスト4まで進出、その年の覇者・佐賀商に喰らいつくも延長10回サヨナラ負けでした。今年は晴れの舞台でどのようなドラマを見せてくれるのでしょうか。頑張れ、長聖ナイン。

第94回全国高等学校野球選手権長野大会【決勝戦

佐久長聖 200 002 310 = 8
松本第一 010 000 000 = 1

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インフィールドフライでサヨナラ 日大藤沢VS武相

2012-07-12 23:25:49 | 高校野球

 神奈川大会でめったにみられないであろう場面がありました。

 7月12日に行なわれた1回戦、日大藤沢VS武相の最終回にそれはおこりました。

 9回裏、日大藤沢の攻撃。一死満塁でバッターの打球は内野フライ。三塁塁審は、ただちに「インフィールドフライ」を宣告しました。その後、三塁走者がタッチアップで生還、サヨナラゲームとなったのです。

 ふつうなら、このままゲームセットなのですが、武相側から抗議があり、審判団が集まって協議に入りました。Youtubeで配信されている動画をみると、武相選手からは、どうやら「タイムをかけた」というジェスチャーがみえます。

 では、タイムがかかっていたのか?

 動画をみると、インフィールドフライの宣告後、野手が捕球した時点で三塁走者は三塁に帰塁しています(インフィールドフライでもリタッチの義務があるからです)。問題はここから。

 インフィールドフライではプレイは止まらない(インプレイ)なので、各走者にはアウトを賭して次の塁へすすむ権利が生じます。事実、日大藤沢の三塁走者はリタッチと同時に塁を離れ、本塁を伺っています。一瞬、画面が武相応援席へと移りますが、この間に三塁走者が再び帰塁していないであろうことは、画面がグラウンドにもどったときの武相内野手の動きからも推測できます(三塁走者を帰塁させるために牽制した気配がみえない)。

 では、武相は、どのタイミングでタイムをかけたのか。

 実は、三塁走者がリタッチ後、三塁を離れた瞬間に、武相がタイムをかけることはできなくなります。もし、このような状況でタイムが掛けられるとすれば、外野フライで三塁走者がタッチアップした瞬間にタイムがかけられることになってしまいます。守備側がタイムを要求できるのは、走者が累上にいるときだけです。なので、三塁走者が三塁にリタッチして、ベースから離れた瞬間(リタッチから離塁は一瞬でした)にタイムを要求する権利を失います。

 つまり、武相がタイムを要求していたとしても、それはルール上認められないということです。ルールを熟知しているであろう強豪校がこういうミスをおかしてしまうのも、負けが許されないトーナメントが生み出す緊張感からなのでしょうか。

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高校野球と軍歌

2012-03-23 22:04:05 | 高校野球

 春のセンバツが始まりました。自校の攻撃のときに、各校が流す応援歌。今では「ルパン三世」や「タッチ」、「鉄腕アトム」などのアニメ・ソングも定番となっていますが、伝統校には独自の応援スタイルがあって、試合だけでなく応援風景も楽しみの一つです。

 さて、この高校野球の応援に関して、以前、「しんぶん赤旗」に、元天理高校野球部監督の清水貢氏が寄稿した一文に衝撃を覚えたことがあります。

 打者がヒットを打ったときのファンファーレ。多くの学校が使用していたのが旧陸軍の「突撃ラッパ」。そのほかにも陸軍の軍歌であった「敵は幾万」の一部も甲子園ではお馴染みの応援歌でした。

 清水氏が寄稿した記事は手元にないのですが、学生野球が本来あるべき姿が、戦争によって「戦意高揚」や「よき兵士」をつくるための道具に変えられた歴史を考えると、このような楽曲を使用するのはいかがなものなのか、という批判をされていたと記憶しています。

 高校球児が白球を追えるのも平和であってこそ。そして再び野球をやりたいという思いを胸に還らぬ人となった球児の無念さを考えると、高校野球の応援に軍歌はふさわしくないとあらためて思うのでした。

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今年の横浜高校は接戦に強い?

2011-08-13 20:39:10 | 高校野球

 高校野球選手権大会第7日(12日)、横浜高校が参加49校の最後に甲子園に登場しました。昨夏の全国大会で準優勝、今年のセンバツでは優勝を果たした東海大相模を予選で破っての甲子園出場です。

 私は横高というと強打のイメージが強いのですが、予選の結果をみて驚きました。2回戦の白山戦は10対0(6回コールド)で圧倒したものの、3回戦以後は接戦続きです。

 3回戦のY校戦は結果こそ6対2ですが8回表のY校の攻撃が終わった段階では3対2、8回裏に3点をとっての勝利でした。4回戦の山北戦は2対0、5回戦の東海大相模戦は3対1(逆転勝ち)。

 準々決勝(対立花学園)は3点を先制するものの終盤に追いつかれ、なんとか逃げ切った試合でした。準決勝(対横浜創学館)は、終盤に点の取り合い。4点を先制した横浜が追いすがる創学館を振り切りました。そして決勝戦(対桐光学園)は延長戦の末のサヨナラ勝ち。

 しかし、7回も勝たないと甲子園へいけないなんて・・・やはり神奈川は激戦区ですね。

 苦しい予選を勝ちあがってきた横高。甲子園の初戦もまた、5点差を追いつかれての延長戦となりました。実は、昨日は仕事で試合が観られなかったので、録画しておいた試合を今日、観ました。しかし昨日、帰宅時にラジオから流れてきたニュースで結果は知っていたんですよね^^; 結果を知らなければ・・・と思う試合展開でした。

 さて、NHKでも紹介されていたのですが、横高のマルチメディア班(MMT)がリアルタイムで試合の状況を更新しているとのこと。さっそく覗いてみました。現場でつくっているとは思えないしっかりとしたページです。いや、現場だからこそこういう記事がかけるのかもしれません。

横高MMTの野球部応援のページは→こちら

健大高崎 000 005 000 0 =5
横  浜 022 100 000 1×=6
 

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東京都市大塩尻 長野大会を制す

2011-07-27 19:57:37 | 高校野球

 夏の甲子園大会の地方予選も大詰め。今日、決勝が行われた長野大会では、東京都市大塩尻が松商学園を破り初めての甲子園への切符を手にしました。

都市大塩尻 030 000 003 000 1 =7
松   商 000 002 301 000 0 =6

 松商学園といえば選手権大会35回出場を誇る名門校(今年の大会で北海高校が優勝したので、最多出場は松商と北海が並んだことになります)。過去10年の大会の優勝校をみてみると、松本工、長野日大、松商学園、松商学園、松代、松商学園、塚原青雲、長野工、佐久長聖、塚原青雲。過去10年で3回の甲子園出場ですから、松商学園も強豪校には変わりはないのですが、今年も含めて過去3回はいずれも延長戦での敗戦。甲子園への切符を手にすることの難しさを、あらためて感じさせられました。

 さて、優勝校の東京都市大塩尻。関係者のみなさんには申し訳ないのですが、長野県民の私にもあまり馴染みのない学校です。調べてみると、2009年4月にこの名前に変わったそうです。それまでは武蔵工大二高だったと知り納得しました。

 実は、武蔵工大二高は「特待生」制度が大きな問題となったときに、真っ先に自ら「特待生」制度を改めると名乗りを上げた学校でもあります。私の知人も、この学校で教諭をしていましたので、知らない学校ではなかったのですが、東京都市大塩尻という名前に変わっているとは知りませんでした。

 さて、過去の大会を調べてみると、塩尻市の学校が選手権大会へ出場するのは初めてとのこと。最近は初戦敗退が多い長野県勢ですが、ぜひとも甲子園で校歌をきかせていただきたいものです。

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春の覇者 東海大相模 散る

2011-07-24 00:06:09 | 高校野球

 第93回高等学校野球選手権大会の神奈川県予選。東海大相模が横浜高校に1-3で敗れました。東海大相模は昨夏の優勝校、全国大会でも準優勝を果たしたほか、今年のセンバツでは紫紺の優勝旗を手にしました。そんなチームが予選敗退とは・・・野球は筋書きのないドラマと言われますが、同時に激戦の神奈川県大会を勝ち抜くことの難しさをあらためて感じさせられました。

 東海大相模 001 000 000 =1
 横      浜 000 101 01X =3

 横浜高校といえば、現在メジャーリーグで活躍している松坂大輔投手の出身校。松坂選手が3年生の夏は、準々決勝でPL学園との延長17回の末の勝利。準決勝の明徳義塾戦では6点差を跳ね返した大逆転など、高校野球ファンに記憶に残る試合をしてくれたチームです。

 昨年、東海大相模が33年ぶりに甲子園の土を踏んだときに、東海大相模の応援が好きだと日記に書いたのですが、横浜高校の応援も大好きなんです。

 チャンスの時に流れる第一応援歌「新生の歌」~「ファイト横高」~「横高マーチ」~「第五応援歌」のメドレーは、横高ならでは。甲子園でもお馴染みの曲です。

 今年のセンバツでは初戦敗退という結果に終わった横高ですが、ぜひ甲子園で「チャンス・メドレー」を聞かせてもらいたいものです。

横浜高校の「チャンス・メドレー」は→こちら

 

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被災地・福島でも開幕~高校野球県大会

2011-07-14 22:57:04 | 高校野球

 「甲子園」といえば高校球児の憧れの「聖地」。福島原発の事故に見舞われた福島県でも甲子園への切符をかけたたたかいが幕をあけました。

 たまたま見かけたテレビのニュースは、あるチームの試合を報じていました。「相双連合」・・・聞きなれないチーム名です。それもそのはず、原発事故のために避難した部員が多く、チームを組めなかった双葉翔陽、富岡、相馬農の三校合同チームです。

 「朝日新聞」が相双連合について記事をアップしています→こちら

 ユニフォームは、ばらばら。でも、白球を追いかける気持ちは一つだったでしょう。試合は残念ながら7回コールドで敗退。それでもTVのインタビューに答えていた選手は「野球がやれて良かった」と語っていました。

  喜 多 方 311 201 0 =8
  相双連合  000 000 1 =1

  さて、被災して非難生活=転校を余儀なくされた球児もすくなくありません。高野連の規定では、転校した場合、1年間は公式戦に出場することができないそうです。しかし今大会は「特例」として、避難先の学校で甲子園をめざすことができるとのこと。この春までチームメイトだった球児が甲子園で対決する・・・そんなシーンも見られるかもしれません・・・。

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