NMB48の4周年記念ライブが16日、グランキューブ大阪で行われた。
序盤、今年春にAKB48に移籍した「まーちゅん」こと小笠原茉由(20)がサプライズで登場。驚いた山本彩(21)から「(事前に)言えよ!」と突っ込まれた。前日15日のライブでグループからの卒業を発表した山田菜々(22)から「まーちゅん…」と話し掛けられると「アホ! 卒業したら、ネタが1つなくなるんじゃ」と返し、会場の大爆笑を誘った。
その後、小笠原は客席に移動。関係者席から、「りぃちゃ~ん!」「みるる~ん!」と歓声を送りながら、サイリウム片手にライブを最後まで見届けた。中盤のトークで、市川美織(20)がシュールなMCを務めた際には、「おお~い! スベってるぞ~」と、愛のあるヤジを飛ばしていた。
さらに、アンコール前には「みなさ~ん! メンバーたちが、まだまだ、見たいですか~?」と絶叫。「NMB!」と自らアンコールの掛け声をあげ、ファンたちを盛り上げた。会場は「NMB48」コールに包まれていった。ダブルアンコール後、ラストの「青春のラップタイム」では、私服のスカート姿でステージに登り、メンバーたちと一緒にパフォーマンスした。
2014年10月9日にNMB48は4周年を迎え、4周年を記念したライブが、10月14日から3日間行われ、16日に千秋楽公演が行われた。ライブのオープニング曲は1期生による『絶滅黒髪少女』。続いて2期生が『オーマイガー!』、3期生が『純情U-19』、4期生が『ナギイチ』、さらに移籍メンバーとドラフト生に城恵理子を加え『HA!』を披露した。ここで全メンバーが揃ったところでNMB48の元気ソングとしてもお馴染みの『イビサガール』を全員で歌い、序盤から異常なまでの盛り上がりを見せてくれた。
そんな盛り上がりを客席で観ていたNMB48からAKB48に完全移籍した小笠原茉由がステージに乱入した。移籍してからまだ数か月しか経っていないのに何だか懐かしさがあり、NMB48のステージで再びまーちゅんのトークを聞ける日が来るなんて思いもしなかった。いきなりのサプライズにメンバーもファンも大喜びでまーちゅんを迎え入れた。
お祭りムード満載でスタートしたライブだが、ここからNMB48にとって懐かしい曲を各チームごとに披露するのだが、そのトップを飾ったのが『Blue rose』だ。この曲は、山本彩・岸野里香・沖田彩華・山口夕輝の1期生の4人が歌う曲なのだが、このユニットは小笠原がかつて参加していたユニットでもある。小笠原が来場している時に歌うなんて誰が想像しただろう? 粋な演出が光りファンを魅了してくれた。ユニットコーナーの最後は、山本彩と卒業が決まった山田菜々の2人で歌う『友達』という曲なのだが、この曲はNMB48の新曲『らしくない』のカップリングとして収録されるそうで、ライブで聞けるのがもしかして最後になるかもしれないと山本が話した。山本と山田の友情を描いたような曲ということもあり、歌っている最中に山田が涙を流すハプニングが起きてしまった。しかしその光景を見てしんみりすることもなく、むしろ熱い友情に大きな拍手が送られた。
2人の友情の後は各チームが順番に登場。ここでは別に勝負をする訳ではないが、各チームが今出来る最高のパフォーマンスを披露し、現在進行形で動いているチームの今を見せてくれた。色々な側面でのNMB48が垣間見れた内容だが、ここからは盛り上がりソングのシングル曲を中心に一気に歌い上げ、本編最後に『高嶺の林檎』を歌いライブの幕を閉じた。
いつもならここで会場からアンコールが起きるのだが、あるファンが会場にいる小笠原に「まーちゅんアンコールよろしく」と発動を呼びかけた。想定外の出来事で小笠原も戸惑いはあったが、呼びかけに応えて小笠原がアンコールの先導をして、客席がひとつにまとめあげた。そんなアンコールに応えて、メンバーが再びステージに登場。アンコールの1曲目は、11月5日に発売される10thシングル『らしくない』からスタート。ここから4曲を歌い、最後は『僕は待ってる』でライブは終了となった。しかしこれで満足していないのか席を立つファンは誰もいない。観ていた小笠原もファンと同じ気持ちだったらしく、再びアンコールを発動してくれた。メンバーはもうステージに戻ってこないだろうと思ったが、ダブルアンコールにもしっかり応えてくれた。ここで序盤に既に歌っているが、全員で盛り上がれる曲『イビサガール』を歌ってくれた。ダブルアンコールまでやってくれて誰もがこれで満足できた感じだったが、さらにNMB48にとって初のオリジナルソングでもある『青春のラップタイム』を披露。この曲は、1期生にとって思い出深い曲でもあるので、客席で観ていた1期生の小笠原にとっても大切な曲である。そんな小笠原が何とステージに登場した。『青春のラップタイム』をメンバーと一緒に歌い、最後の最後で素晴らしい光景を魅せてくれた。
この日は前日の山田菜々の卒業発表みたいな大きな発表は無かったが、小笠原が来てくれたことが大きなサプライズである。今ではAKB48のメンバーではあるが、小笠原にとってNMB48は故郷でもあるので、そこに来てくれたのがメンバーにとってもファンにとっても最高のプレゼントである。この3日間のコンサートは4周年という記念で盛り上がったが、それ以前に直前に行われたパシフィコ横浜のライブ以上にパワーアップした姿を見せてくれたことが、ファンにとって嬉しいことなのではないかと思う。常に前を向き、進化を続けるNMB48にはまだまだ大きな期待が持てるので、これからもその進化を見届けていきたいと思う。
年内解散を発表しているAKB48の派生ユニット・DIVAのラストアルバム(11月5日発売)の全貌が明らかになった。集大成となる作品のタイトルは、ユニット名そのままの『DIVA』。約4年間の活動の軌跡をそのまま閉じ込めた。
今作にはメンバーそれぞれが作詞に初挑戦した楽曲を収録。ユニット、メンバーへの思い、そして、ファンへの感謝を込めた「DIVA!」を作詞した宮澤佐江は「書いているうちに、振り付けやライブの構成などいろんなことが浮かんできて楽しかった」と作詞作業を振り返った。秋元才加は「1曲まるまる作詞したことは初めてで、サビの部分だけパッと浮かんで、そこから肉付けして作ったんですけど、難しかったですね」と苦労を明かした。
活動の集大成となる今作のタイトルは、グループ名を冠した『DIVA』に決定。アルバムには、メンバーの宮澤佐江、梅田彩佳、増田有華、秋元才加と、元AKB48の大島優子が作詞に初挑戦した楽曲を含む、全11曲が収録される。
宮澤が作詞を担当した「DIVA!」は、DIVAに対する思い、メンバーへの思い、そしてファンへの感謝が込められた等身大の曲に仕上がっているという。本日10月17日より、メンバーが作詞への思いを語った動画が公開されているのでファンはチェックしてみよう。
DIVAは、11月30日に幕張メッセにてアルバム購入者を全員招待するライブを開催する。詳細は、後日オフィシャルサイトにてアナウンスされるとのこと。
■メンバーコメント
「書いていて楽しかったし、こういうライブの構成にしたいなとか、こういう振り付けがいいなとか……詞のことだけでなくて、いろんなことが浮かんできたので楽しかったです」――宮澤佐江
「アイドルが、もし、片想いの人ができたら、こんな気持ちなのかとか、妄想を考えながら詞を書くのが楽しかったです。」――梅田彩佳
「なんか、ちょっと恥ずかしかったです……ファンの人に恋愛の事を書くと言うことは、私に当てはめて言われることが多いと思うので、体当たりで書いてみました。」――増田有華
「冬をイメージして書いて欲しいと言われて、1曲まるまる作詞した事は初めてだったんですけど、サビの部分だけパッと浮かんで、そこから肉付けして作ったんですけど、難しかったですね。」――秋元才加
さらに今作には、元AKB48の大島優子が作詞に初挑戦した曲も収録。AKBの同期メンバーが多く所属するDIVAに向けて、大島がどのような歌詞を作ったのかも注目だ。
本作は3タイプ発売され、11月30日にはシングル「DISCOVERY」(発売中)と本アルバム購入者全員招待のラストプレミアムライブを開催。詳細は公式サイト(http://avex.jp/diva/)で発表される。
<!-- 【HD】 HKT48のおでかけ!#87 part 3/3 -->
こちらからどうぞ⇒ http://video.fc2.com/content/20141016EsNTzVvQ/&otag=1&tk=&start=1.87
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HKT48 団結ボウリング大会!▽後藤と指原に聞きたいこと