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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

初めて石上神社と天理参考館に行きました!(旅 3/10)

2015-04-14 | 第八章「魂と聖霊」

 今回の一人旅、昨年と違って後半ちょっと腰を痛めたためか、身体のことが気になった旅であった。人は身体と心(成育史)と魂からなる存在と考えると、この三つの要素は微妙に関係してるなとつくづく思う。そして、ちょっと体調が悪くなることで、身体の大切さがよくわかる。

 さて、昨日は奈良で仕事ではよく行ったがプライベートではまったく行かなかった天理に初めて行った。7世紀の石上麻呂の小説を読んでいることもあるが、物部の故郷に行きたかったこともある。そして、もちろん縄文等の遺跡とか遺物を観たいということも。

 石上神宮は、素晴らしい神宮であった。当日はときおり小雨のふる日であったが、風もここちよく爽やかな気分になった。有名な宝剣は非公開であるが、それが見つかった禁足地周辺を散策したりした。

    

そして、天理参考館に。ちょうど天理大学の創立70周年の記念でシュリーマンの展示会があるのだが、その前ということもあったのか、素晴らしい展示を心行くまで堪能させていただいた。天理教の敷地内の遺跡の展示もあり、縄文に興味のある私にとっては実に価値のある展示であった。メソポタミアについてちょうど勉強していたが、そのころのツボや地母神像などがいくつもあり5000年前に生きていた西アジア人のことを妄想できた。また、文化人類学の範囲かもしれないが、アイヌ文化もふくめアジア各地の風俗や遺品などがあり縄文時代を理解するうえでも感動であった。

 

          

 

しかし、西アジアの地母神は日本と同じように女神だが(世界的に新石器時代は女神)、何とも言えない味がある。

旅 3/10



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