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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

役にたつ勉強とは?・・・(自己実現 8/10)

2017-01-24 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 最近ギリシャに凝っている。高校生のころにプラトンとか勉強をし、頭の片隅にあるものの自分とのつながりがあまりなく興味は殆ど持てなかった。それが、最近・・・縄文小説を書くことで、縄文時代の状況をまじめに勉強しはじめたことで変わってきた。自分のこころの仕組み->自分のルーツ->日本の古代史->縄文文化->メソポタミアややギリシャ、エジプト、旧約聖書、中国、インド

 日本ではさほど脚光を浴びていないが縄文晩期の土器や遮光土偶などは、欧米の博物館では人気者だそうだ。それは、独自の美術的価値もあるが、その同時代にギリシャ文化があるのではないかと私は密かに思っている。

 ピタゴラスが活躍していた時代、ソフォクレスが活躍していた時代・・・欧米人にとっては、その心の故郷の時期に、縄文晩期の美の世界が結び付く。それと似たようなことが、私に起ったようなのだ。

 話しは変わるが、昨日、久しぶりに某大学の文学の講義を聴かせていただいた。若い学生さんに交じって勉強したのだが、その学生さんたちは実学的な学部の学生さんだった。しかし、内容は純文学の世界。

 私も学生のころは実学で有名な大学で実学を選考したのだが、教養過程があり理科系ではあったが、文学とか哲学なども学んだ。当時は学生運動が盛んな頃で、また学生も授業にでるより、麻雀などをすることも多かったが、学生のクラブ活動で自主的に読書会に参加したことを思い出す。

 私の場合はドイツ文学関係で、ヘルダーリンやヘッセ、リルケなどをよく読みよく語った。それが役にたったか?特に卒業してからの会社生活で役にたったか?

 もちろん、コンピュータの知識、英語、品質管理や統計の知識、管理会計の知識なども実務の中では役に立つ。しかし、後で考えると、実務の世界は競争もあり、最先端的なところが要求され、学びなおすことのほうが多かったようだ。そして、意外にも役に立たなそうな文学とか歴史、哲学などが、大事だったように感じている。

 すこしまとまりがない話になってしまったが、勉強の本質は、自分が中心であるところの経験を積むことだと思う(ロジャースの第1の命題)。その場その場の周りの要請から、浅く勉強することもあるが、自分が中心であるところ・・・ということは押さえたほうが良い。それが身につく勉強方法だとも言える。

自己実現 8/10

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