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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

失敗しない技術!(こころの柔軟体操 3/10)

2015-11-25 | 第三章「無意識の世界」

 職人わざということが、年をとってから気になるようになった。いろいろなプロフェッショナルな方もいれば、日本の伝統工芸などもあるが、身近に興味をもって接する人もいる。私は50歳台でタクシーの運転手もできる第二種免許を取得したこともあり、バスの運転手さんの運転に興味があり、機会があれば、後ろの席から拝見させていただくことが多い。

 バスの運転手さんの大型二種免許は一般には知られていないが、かなりの難関であり、また頻繁にバスの運行があるのに事故等の話は殆どし聞かないほど、事故率は少ない。女性の運転手、かなり高齢の運転手さん・・・いろいろいらっしゃるが、指さし呼称、声だし確認を実践されている方等、プロならではと思う技術を垣間見させていただく。

 普通、どのように歩くかを意識して歩く健常者の方は少ないと思う。右を出して左を・・・動作が無意識におこなわれるほど歩くことは、自分の一部になっているからだろう。しかし、自動車の運転とか安全確認は、しょっちゅうやっているとはいえ完全に自分の一部にはなりにくい。絶対誤らないために、動作を意識化し、無意識での動作ミスを激減させる。

 縄文時代の職人わざ、ヒスイへの穿孔技術、漆ぬり、貝加工、丸木舟づくり・・・多くの技術は不明だが一端の技術は発見されている。そして、バスの運転手さんではないが指さし確認にちかい技術を培っていたのかなと思うとなんとも言えない気持ちになる。先日行った北陸の寺地遺跡他のヒスイ制作の失敗作を観たときに感じたりした。

 写真は縄文中期のヒスイ加工工房。

こころの柔軟体操 3/10

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