イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

四天王寺を忘れていました・・(奈良に行きたい 5/10)

2017-05-25 | 第五章「和解と平和」

 私は関西に5年住んだ経験がある。そして、若い時は奈良や京都に出かけることが多かったが、なんと四天王寺には行かずじまいだった。そして、初めて四天王寺に行ったのは最近の2013年だった。

 とても庶民的な親しみの持てる一面のあるお寺なのだが、ご本像を拝見したときには鳥肌がたつような感情・感動を覚えた。

 この四天王寺であるが、仏教寺院としては飛鳥寺(法興寺)と同じころに建立され、日本書記には蘇我氏と物部氏との戦争と深いかかわりがあるように書かれている。そして、現実にその場所は大阪の上町台地(古代は、大阪平野の多くは海底であり、この上町大地は半島のような場所だった)の上にあり、西の海に沈む入日が美しい特別な意味のあった土地柄のようだ。出雲大社が伊勢神宮と反対に西の海に面し特別な意味をもっていたように。それは、物部氏等への鎮魂の寺、平和を願う寺だったに違いない。

 さて、二上山の近くを通る大和川を下ると難波の方に出る。大津皇子の墓所は怨霊封じなど特別な意味のある二上山にあり、死者の書の書き出しの不気味さと結末の極上の幸福感の二極を想ってしまう。

 世の中には光と影があるが、生き甲斐の心理学を学ぶと、感情の世界も光と影のようなところがあることに気づく。不安感と平安感、怒りと友好的感情、身体症状と健康感、ウツと幸福感、錯乱と統御感。影が深いほど光というか有難みも大きい。暗い感情を越えていくと突如明るい感情になることを経験されたことはないだろうか?

 世の中には嫌なことも沢山あるが、後で考えると幸福感を得るために必要だったかなと思うときがあるようだ。

奈良に行きたい 5/10

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