昨年から、縄文小説や論文の執筆もあり、文章表現を考えることが多い。そして、最近は、文章のプロの人から話を聴いたり、文章の書き方についての本を読んだりするようになった。
そして、気づいたのだが、文章表現の世界も生き甲斐の心理学の世界に似ていて、誰でも知っているようで、深い知恵の世界が背後にあり、極めていくと世界が変わってくると。
例えば、句読点のつけかた。学校でも習ったようだが、私の場合全く身についてない。息継ぎをするところで点をうつ・・・というようなことを朧げに意識していたが、プロの方からすると違うようだ。意味のまとまりを意識するのがポイントだそうだ。そんなことは、今まで意識したことがなかった。
文章の冗長なところをそぎ落とし、簡潔にしていくということは重要だと思ってたが、さらに奥があるようだ。
そぎ落とし、極限に到達した文章は、俳句や和歌ではないが、冗長な文章と比べてはるかに力があり、時に質が大きく変化することも。このあたり、生き甲斐の心理学でよく言われている「体験の解釈が世界を変える」に似て神秘的だ。
つながること 8/10