イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

命をかけた傾聴!(こころの援助を考える⑨)

2010-03-29 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」
 傾聴はどちらかというと、手法的である。それゆえ安易につまみ食い的に使われたり、考案した方の意図に反して曲げてつかわれたりする可能性もある。そんな、不安を昨日から感じていた。

 そんなことを感じたのは、内田樹氏と釈徹宗氏の共著、「現代霊性論」を昨日からゆっくり読んでいる影響もあるようだ。この本は、日本社会に溢れている様々な霊的な情報(魑魅魍魎的なものも含め)を、お二人の慈愛。愛に溢れる見識によって、整理統合されてる。若い大学院生を対象にした講義録をベースにされていて爽やかですらある。
 
 さて、何で傾聴をするのかを、もう一度原点に戻って考えてみよう。

 「生き甲斐の心理学」(植村高雄著)の基本的思想は、<人の身体は神の神殿>という、聖パウロの思想にある。これは、現代福祉思想の原型的なものであり、いろいろ影響を世界に与えているものであるが、どんな難問も問題意識を持った人の身体と心の中に存在するという考えにも馴染む。
 
 そして、傾聴は問題を持った本人が自分の中にある回答を、援助者と一緒に探しだす方法とも言える。

 「生き甲斐の心理学」を学び始めて1-2年した時、思わぬ事態があり、この傾聴を真剣にするチャンスがあった。勉強したてであったが、この「生き甲斐の心理学」の知識はとても貴重であり、実に助けてもらった。恩人といってよいほどである。

 これから、傾聴の意味を深く考えつつ、これから6つのポイントを勉強していきたい。

 写真は聖跡桜ケ丘の桜。桜は、私にとっては再生のシンボルである。

(こころの援助を考える⑨(1億2千万人のための生き甲斐の心理学) 10/60)

 人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!感謝しています!!!



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。