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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

あなたの個性の美は何?(支援すること 7/8)

2013-06-29 | 第四章「愛とゆるし」

 急に「あなたの個性の美は?」と訊かれたらどうだろうか?普段、そんなことを考えたこともない方も多いと思うし(20年前の自分はそうだったかも)、考えているとしてもバクとしているイメージで、言語化するのはなかなか難しいのではと思う(今の自分)。

 ただ、支援したり支援されたりの人生では、愛がとても大事だが、個性の美をいかに認識するかも、とても重要なようだ。それを深く認識すればするほど、自己実現の道がより一歩近づく。

 さて、私は昨日から映画のことを考えていた。この一ヶ月、時間があれば映画を見に行っていた(動物園ではなく(笑))。その中で、強烈な印象があったのは「隣る人」であった。この映画は、有名な役者どころか役者すら登場しない。特に凝った音楽が流れるのでもなく、テロップや映像が凝っているわけではない。ホームビデオの延長のような作品だ。

 ただ、それは等身大の世界であり、個性の美がなにより大事にされている世界なのだろう。

 昨日は、実は某老人ホームに行った。5-6年前には老人ホームで働いたこともあったが、そのときの記憶も思い出した。ありのままに淡々と感謝しつつ生きる人、それを淡々と支援する人は美しい。

 ところで、昨日から中沢新一氏の狩猟と編み篭(対称性人類学Ⅱ)を読んでいる。これは宗教と映画を論じている本で。ビックリするようなお話である。この最初に映画「十戒」の話があり、モーゼの出エジプトの意味を論じていて感銘した。モーゼが不在の時に偶像(金の牛)を民が崇拝するようになり、モーゼの怒りが爆発する有名な話があるが、人間の認知の問題点とそれを越える聖なるものを論じていて、とても勉強になる。

 イメージも生きるには大事であるが、とはいえイメージを超える世界を意識すること。これも大変重要なのだろう。

 自分の個性の美。それは何だろうか?

 支援すること 7/8

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