イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

そうだ本を読もう!(マンネリに陥らない 2/10)

2012-10-24 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 本を読んで人生が劇的に変わった人がいるようだ。四谷のイグナチオ教会の名前の由来イグナチオ・デ・ロヨラ。イグナチオは16世紀のスペインの武人で怪我をして療養中に本が読みたくなり、騎士物語を探したがなく、聖人伝しかなく、しぶしぶ読んでいるうちに修道会への人生を歩むようになる。

 私も、幼児洗礼をイグナチオ教会で受け、洗礼名にもイグナチオが入っていて縁があるが、聖人のような劇的な本の出会いはない。ただ、人生の時々で大きな影響を受けた本はあったようだ。

 幼いころは、チビクロサンボを毎日読み、トラのバターでできたホットケーキの夢を見た。

 小学生のころは、ミレーの伝記を読み、芸術家に憧れた。

 高校生の時に、ニーチェの「ツラツーストラはかく語りき」を読んで、人生の闇を痛烈に感じた。

 大学生の時に、市川亀久弥氏の「生きがいの創造」を読んで感動。実験心理学を研究室で勉強するきっかけに。

 では、最近はどうなのだろうか?

 若いころのように、劇的な本との出会いは残念ながら少ない。ただ、「生き甲斐の心理学」のように、噛めば噛むほど味のある本との出会いが出てきた。何回も読んでもマンネリを感じさせず、新しい発見がある本。本自体もあるが、読み方というこちらサイドの問題もある。

「本を読み マンネリ退散 本を読み 変わる人生 深まる人生」

 マンネリズムに陥らない 2/10

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