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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

慈眼になるように・・・(私も貴方も大事にする世界 9/10)

2019-08-05 | 第三章「無意識の世界」

 脊髄動物(人間も含め)の眼は脳の一部だそうだ。そんなこともあるのか、眼はこころの内側を表す窓という説明も何となく実感できる。

 今は日常で余り使われない言葉であるが、邪眼と慈眼という言葉がある。対面する相手が邪眼であれば、瞬時にこちらは緊張し心理学用語で言えば防衛機制のかたまりになってしまう。反対に慈眼であれば、心をゆるし思わず本音を漏らしたりもする。

 相手の場合は、こんなものだが、自分が今邪眼なのか慈眼なのかはよく分からないものである。意識できることもあるが、無意識に邪眼になってしまうこともあるようだ。そんな時は、愛犬が不安を感じたり、動物が逃げたりして気がつくこともある。

 平和な人間関係のただ中で、ある日突然辛い経験をしたりする生育史があると、幸福な状態の中で無意識にで邪眼になってしまう。そんなこともあるように思う。そういう傾向が自分の中にあると悟るだけで随分ちがうようである。

  さて、慈眼とは心のどういう状態を反映するのだろうか。私も貴方も慈しめるという状態なのだろう。他者否定、自己否定の要素があるとどうも邪眼になりがちなのだと思う。理性的な対処方法もあるかもしれないが、ごちゃごちゃ考えるより、私は座禅はしないが祈りを大事にしている。大自然の中で散歩をしたり運動(太極拳をしたり)するのも良いかもしれない。今は暑いのでちょっとだが。

私も貴方も大事にする世界 9/10

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