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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

「嫌い」という原初感情の扱い方(大人になって知る防衛機制 8/10)

2018-11-03 | 第四章「愛とゆるし」

 自分の感情とどう向き合うかは、習っているようで習わない大切な領域だと思っている。

 好きか嫌いか、怖いか怖くないかは重要な原初感情といわれる。原初であるので生命体の発する基本的な要素なのだが、その取り扱い方についてはストレートに習うことは自分の経験によれば普通はないようだ。私の場合はU先生に出会い「生き甲斐の心理学」を学ぶ中で気がついてきた。

 原初感情の中で取り扱いの最も難しい感情は、「嫌い」という感情ではないだろうか。Aさんに出会う。そして、「嫌い」という感情が起こる。Aさんが電車の中でのあかの他人であれば、その時だけで済ますことができるが、Aさんが身近で大切な人であったらどうだろうか。

 Aさんに「嫌い」を感じることは倫理道徳上あってはならないものと考え、その感情を抱く自分を嫌悪してしまう。「嫌い」という感情が自己嫌悪に向かう一つの習慣になることもあるようだ。

 しかし、この自己嫌悪は向かう先のない感情となり、不安->怒り->身体症状->ウツ->錯乱というストレス曲線の階段を登ることも多いようだ。Aさんへの感情がいつのまにかウツ状態を引き起こすことも考えてみれば私にも身に覚えがある。

 Aさんへの「嫌い」という原初感情を、素直に今私はAさんを嫌っているなと軽く受け止め、自己嫌悪に向かわないようにするのは大事だと思う。そんなふうに自己嫌悪に陥らないようにする感情生活を送っていると、例えばAさんに対しても、「嫌い」だけではなく「好き」、「怖い」、「怖くない」といった原初感情も流れてくることに気づいたりする。

 感情は、覆水盆に返らずといったものではないようだ。Aさんに感情のレッテルをはる必要はない。

 秋も深まっていき、道ばたのコスモスに気づき写真をパチリ。

大人になって知る防衛機制 8/10

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