イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

電子書籍「平将門」を読みつつ生き甲斐を考える!(時の旅③ 5/10)

2013-10-24 | 第七章「光と復活体」

 人生のどん底にいる人が、突然ある体験をして、同じ状況の中であってもイキイキとして生き甲斐をもって生きるようになる。こういうことは、古今東西に多くの事例があり、宗教家や心理学者などの大きな関心を呼ぶ。例えば新約聖書のサマリアの女などは良い例ではないだろうか。

 こうした、極端な事例もあるが、もっと穏やかに自分の生き甲斐を見出し前向きに生きる人も多い。突然、大復活する人もいれば、日々少しずつ、それこそ息をするごとに、心臓の鼓動一つで復活する人もいるのだろう。

 そして、生き甲斐をもつポイントは哲学的な柱と、現実的な生き甲斐ある生活のありかたのように思う。ただ、その探し方や実践の仕方は、人それぞれが自分で見出す意外はないとは思うが、それでも共通性があるようにも思う。

 今、電子書籍(Kindle)で吉川英治の「平将門」を読んでいるが、その私のささやかな生き甲斐について考えてみよう。

 一つの本をよむことは考えてみればちょっとした事業である。まず、自分の貴重な時間やお金を投資して、平将門を選び購入し読み始める。そして、期待をもって読んでいくのだが、山登りに似て平坦ではない。面白くて時間を忘れるときもあるが、何となくページをめくるような退屈(頭に入らないことも)なときもある。

 こんな時、通常の本に似て、電子書籍には61%読了のような数字がでてくるのははげみになる。

 それから、物理的な本では簡単にできる、線を引いたりメモを書き込んだり、しおりをはさんだりすることも擬似的にできる。時には、辞書で不明な言葉を引く機能も。山登りで、素晴らしい光景に出会って写真を撮ったり、友達と語ったりする、そんな感じなのだろうか。

 「平将門」を読むという、「幸福の条件」の設定と監視。その中での、様々な感情や思考の流れ。今度は府中や国分寺跡といった近場ではなく、もう少し遠いところに遠足でも・・・あるいは、今度の生き甲斐の心理学の勉強会のテーマにしたら・・・などという情動も生まれてきたり。また、平将門の可愛い奥さん桔梗さんとの話で「幸福感」を感じることも。

 時の旅③ 5/10

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