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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の原型を刺激する、歴史の旅!(時の旅② 3/10)

2013-10-12 | 第七章「光と復活体」

 母や父、周りの方から愛された愛の名場面。愛の原型は人生の様々な厳しい場面でホントに力になってくれるようだ。信じる力の源泉といっても良いかもしれない、そんな風に今は考えている。

 あの時、人間関係がうまくいかないときに、愛の原型のおかげで、何かが替り無意識的にも緊張が解れ、過度な防衛機制から解放されうまくいったのかな・・・そんなことを思ったりする。

 さて、昨日は国分寺市の武蔵国分寺跡資料館を中心に、歴史の勉強をしたり、国分寺崖線(ハケ)の周辺を散策したり、楽しんだ。

 貫井神社の湧水を利用しての池

 このあたりは、3万年以上前の旧石器時代から中世以降までの人が生活した跡がたくさん見つかっている。綺麗な湧水(野川に流れ込む)の恵もあり、縄文土器(信仰を表す記号を画いた)で煮炊きをして美味しい食事をしたのかなと想像したり、懐かしい感じがする土偶で古の祖先達は力づけられて生きていたのかなと妄想したり。

  

 武蔵国分寺跡資料館では、7世紀以降の鬼瓦の破片等を見たのも嬉しかった。写真のように、ちょっと不気味だが、先日ブログで述べたように、邪気を防ぎたいという愛の文化と考えると、何かほのぼのとする。

 

 聖武天皇の指示で全国に作った国分寺には七重の塔があったようだ。疫病で主要人物がバタバタと倒れたり子供が亡くなるなどの苦悩を経て、仏教に深く帰依するようになった聖武天皇は東大寺を設立するとともに、全国に国分寺も創立する。そのときの聖武天皇の勅はとても心をうつ。当時の私達の祖先も、そうした話を聞きつつ高さ60mの七重の塔を仰ぎ見つつ。優しい気持ちを思い出したのだろう。

 

 昨日は、府中の友人Sさんと語りながら巡り歩いた。愛の原型を刺激される旅は一人より複数のが良いようにも思う。

 時の旅② 3/10

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