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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

飛鳥に住みたいけど、しがらみ(役割遂行)が・・・(飛鳥を想う 3/10)

2013-01-25 | 第九章「愛」

 学校を卒業して社会人になった時は終身雇用の時代だった。この会社で一生過ごすのかなと思ったりしたものだ。

 その後、時代は変わりベルリンの壁が落ち、所謂グローバリズムが日本でも跋扈する時代となる。いつの間にか同じところで一生という人は少なくなった。私も考えてみれば、若い頃には全く想像もしなかった実際に職業についている。

 そして、職業は違っても、仕事の難度や収入は違っても、基本的に同じ哲学というかポイントがあることに最近、気づいてきた。

 それは何か役割が与えられ(自分で定義することもあるが)、それに対して、その役割を<哲学>を持って、しっかり果たす重要性である。限られた時間と場所と道具が与えられ、それを使って最大限の役割を果たす。それは、自分の哲学を現実化していく作業でもある。もちろん精進とか訓練も大切である。哲学があれば、熟考すべき創造的な部分も出てくるので。一見簡単な仕事のようでも奥が深くなる。

 最近は、マニュアルが世の中に満ちている。しかし、役割行動を考えると、決してマニュアルどおりで事がたりることは少ないだろう。例外的な状況は必ずあるし、時代も状況も刻々と変わるからだ。

 飛鳥で、素晴らしい文化の中で楽しく生きたいと妄想しつつも、自分に与えられた役割を考えると、残念ながら妄想は妄想のようだ。収入を得る仕事のや家庭や。属する大切なコミュニティもある。その中で、役割遂行をしていくことは大事なのだ。

 奈良・京都・飛鳥の神社仏閣は凄いと思うが、最近は身近にいろいろあることに気づいてきた。今月訪れた赤坂の日枝神社。高校生の時は、毎日そばを通っていたが、その由来などは全くといって知らないでいた。

 比叡山(比叡山にも日吉神社がある)と縁があり、天台宗と縁があったり、将軍家にとても縁があったり(皇居のすぐそば)、官幣大社であること、御祭神が大山咋神。そんなことも知らなかった。江戸ができ、東京になり、その中で当時の為政者たちは関西を離れ新しく都を作ってきている。それも、考えてみれば役割からなのだろう。

 知ることは意味を考えることでもある。それにより何かが豊かになる。それは自分の役割を深めていく過程にも似ている。因みに、役割遂行について生き甲斐の心理学では、エンカウンターの分野で大切にしている。

 飛鳥を想う 3/10

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