一度は聴いたことがあるかもしれないが、バタフライ効果というものがある。1972年にエドワード・ローレンツ氏がアメリカ科学振興協会で「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか」という講演したことに因んでいる。
原因と結果の不思議な関係にも興味を覚えるが、個人的には、突如舞い降りてくる不幸、災害、事件と平安に生きていたはずの自分の関係の不思議さを考えてしまう。
人生を振り返ると、自分なりにも、突如と飛び込んでくる大混乱があった。
嵐であるので、当事者は基本的にできることは当然するが、後はひたすら幸運を祈り、待つ。
私も、ある事件の時は、ひたすら祈ったし、祈ってくれた人たちに感謝をした。どうしようもない苦悩の前には、人智を超えた神に向かって静に祈るしかない。
平和な毎日は、実は危機と背中合わせなのだ、紙一重なのだと思い知る時でもある。地位も名誉も財産も、危機の前には無力である。
死を想え、メメント・モリ。自分の信仰を考える時でもある。
<苦難の時3/4>
人気blogランキングへ <- 1クリック是非とも応援お願いします!