清清しい朝で、愛犬と散歩をした。最近月はどうなったかと思っていたが、西の空高いところに半月が見えた。光陰矢の如しである。
今、as if パーソンのことを考えている。自己愛の問題で、「限りない成功。権力、知性、美、あるいは理想の愛といった空想への没入」ということである。自分の中にも、愛の孤独->防衛機制の同一化->この空想への没入という傾向がある。
その中で、一番大事な羅針盤は自分が自分に感じる「違和感」ではないだろうか?空想への没入へは、どこかで自分の痛み、他人の痛みを忘れるところがある。それを「違和感」を感じることで気づかせてもらえる。
小学生のころであったか、母に連れられて帽子を買いに行った事がある。なかなか気に入らないのだが、店員が「ロビンフットみたいよ!」といって薦めた。その言葉で母に買ってもらったのを覚えている。その後、その帽子をかぶってみたが、どうも自分がロビンフットのようでもないと「違和感」を感じた覚えがある。