整理整頓は次のステップ、本の整理に辿りついた。納戸や寝室などに点在している本棚の整理をこの数年やってなかった。購入した本を手当たり次第に収納していたこともあり、下巻はあるがどこに上巻があるか判らないような状態であった。
本の整理は、いくつかのカテゴリーに分けて、これは納戸の本棚というようにした。また、殆ど使わない本は奥に、未読の本や再読の可能性のある本は手前に置いた。そして、物理的に限られているため、二度と読むことのない本、つまらなかった本は写真のとおり処分することにした。
物心がついてから13回引越ししたこともあり、本も何回か処分してきた。そんな理由で、学生時代の本は殆ど無い。当時価値がないと思い処分した本を、後で悔やんだこともある。またある時期に、ある考えで集団的に処分(処刑?)した分野もある。ドイツ文学等文学関係、政治関係、経済関係など。買った本をきちっと本棚にしまえればと残念に思う。ただ、収納コストを考えるとそうもいかない。
不思議なことは、50歳代になった現在でも、20歳代のころの基本的な興味対象が継承されていることである。20歳代の興味範囲は現在も基本的には変わっていない。これに絡めて思うのは、好きなポピュラー音楽、口ずさむ音楽も20歳前後のものが多い。20歳ごろがアイデンティティの時代というのも頷ける。