相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

九星〔二黒(じこく)〕の年は怖いです。 

2007-07-30 | Weblog

 NY株価は、ドカドカと下げて行くでしょう。
 アメリカになにかあります。評論家たちが、口に出して言っているような問題ではなく、まだ誰もが判っていない問題が、前兆として、目下、あらわれているだけ。
 NY株価の、ここから1,000ドル安ぐらいではないと思う。
 NYドル円も、113円~110円があろう。
 アナリストたちは、乱世に身をおいた経験が無い。
 そのうち、オリンピック前の中国が、上海株の大崩落で大騒動するだろう。
 戦後、歴史の浅い中国の株式市場である。大パニックの後には、回復するまで10年かかる。
 日本は、アメリカこけて、中国こけて、転ばぬはすがない。
 参院選の自民党大敗で、驚いていては、次々来る大ショックを乗り越えられん。
 これが九星〔丁亥・二黒〕の年まわりである。
 とにかく〔二黒〕は御用心。

 

 

 

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善哉、善哉。

2007-07-27 | Weblog

NY株の暴落。ドルの暴落・円暴落。大変な騒ぎである。
世の中の、陰陽のバランスが、ちょっと狂うと、一度にかたまって反動がくる。
中国上海の株も、驚天動地の騒ぎになる。
欧米のM&Aも行き詰ってきたし、ファンドの横暴も、このあたりまでである。
NY株は、もっと下げようし、ドルも115円あたりまで下げそうだ。いや、もっと安くなるかもしれない。

NY原油も天井を打って70ドル割れがあろう。
NY株の13000ドル割れは通り道で12500ドルもあろう。
中国上海株も冷水三斗。なに事も、はしゃぎすぎたら反動が来る。悪魔がお腹を叩いてよろこぶ。


 M&Aも、ファンドも、やり過ぎた。むくいが来る。
 世の中は、このようにして正常化する。
 選挙で自民党大敗して、政治も正常化する。善哉。

 

 

 

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今やFX取引の時代

2007-07-25 | Weblog

 FX取引(証拠金による外国為替の先物取引)で、儲けてきた人は随分多い。
 新聞で、巨額の所得隠しが発覚したことが、たびたび報じられる。
 だから、よけい関心が高まる。ネットで24時間できる。
 5万円ぐらいの証拠金から10倍~100倍の通貨の売買ができる。
 ドル高(円安)の時期は、ドルを買っておけば、高金利と、ドル値上がり分の利益が大きいのである。
 しかし、ドル安がくると、証拠金は、ふっ飛ぶ。
 大きなリスクの投機だけに、なまじ素人が大きく張るのは、あぶない。
 相場の勉強をしなければ、あぶなくて見ておれない。
 いまや、商品相場をやめてFX専門の投機家が、ネットで急増している。
 FXは、そんなに儲かるのか。やり方次第である。1に勉強、2に勉強、3も4も勉強である。

 

 

 

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アラン・ドロン

2007-07-23 | Weblog

 月曜から夜9時、NHKのBS放送でアラン・ドロンの特集がある。
 特に25日(水)の地下室のメロデーは、ジャン・ギャバンとアラン・ドロン。
 (24日は太陽は、ひとりぼっち/26日は危険がいっぱい/冒険者たち、など。)
 23日(月)の太陽がいっぱいはルネ・クレマン監督の代表作である。最後のドンデン返しにアッという。
 いまはDVDで、昔の名画は、幾らでも楽しめる。
 『男はつらいよ』の寅さんシリーズを揃えている人。
  007のDVDを全部揃えている人。
 それぞれの楽しみがある。
 筆者はDVDのセットがないからジャン・ギャバンものを観たいが、あきらめている。
 昔、見た映画には、それぞれの思いがある、
 かれこれ30年も、映画館で映画を観ていない。
 昔は週に3本は(月に10~12本)は観ていたものだが。

 

 

 

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いい映画は、いいですね。

2007-07-20 | Weblog

 月曜日の23日の夜9時、NHKのBS放送で、アランドロンの特集がはじまる。
 映画「太陽がいっぱい」。バックミュージックがいいですね。
 監督はルネ・クレマン。 「 居酒屋 」 や、「 見知らぬ乗客 」 、「 禁じられた遊び 」 などクレマンだ。
 「 太陽がいっぱい 」 は、最終で、どんでん返しになる。
 若い頃は、映画、映画の毎日であった。新聞社には、無料パスがあって、どこにでも入れた。
 アンソニー・クインとか、モンゴメリー・クリフト、ジャンギャバン、ハンフリーボ・ガード。好きな男優である。
 映画の話になると、きりがない。「 モロッコ 」 のマルレーネ・ディートリッヒと、ゲィリークーパー。.
  カサブランカのハンフリー・ボガードと、イングリッド・バークマン。
  旅情のキャサリン・ヘプバーン。慕情は音楽がよかった。
 「 哀愁 」  「 終着駅 」。
 いすれもメロドラマの佳品。いい映画は、いいですね。

 

 

 

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1枚の紙に用件を書き込んで、赤線で消していく。

2007-07-18 | Weblog

 パソコンが出来ないから自分で書いてFAXでヒロセの宮井嬢に送る月・水・金のブログは、見たことがない。
 ヒロセさんに来た「おたより」は、FAXで送ってこられるから、それに御返辞と書いてFAXします。
 火曜日17日は、週明けだから月曜と勘違いして 『もの事を頼む場合』 の原稿を送った。
 宮井嬢に聞いたら、使ったそうで、それなら水曜の分を送らなければならない。
                         §
 なにかと予定ばかり多く、忙しい人は、項目ごと散らしの裏などに1行、1行書いていくことである。
 済んだものは赤線を引いて消していく。書かれた事項の3割が赤線で消えたら5割(半分)まですぐに終わり、7割が赤線で消えたら、、ほぼ全部解決する。
 勿論、次々に新しい事項を追加して書き入れる。
 日付を入れておくと、あとに残った記録の紙は、思い出すメモにもなる。多忙な人は是非やってみて下さい。

 

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もの事を頼む場合

2007-07-17 | Weblog

 もの事を、人様に、たのむ時は、忙しい人に頼め。
 閑そうな人に頼んでも、ウダツは、あがらないものです。
 なぜだろうと考えますね。
 忙しい人は、もの事を段取りよく、テキパキと片付けていきます。
 閑な人は、先に、先にと、伸ばすものです。
 よく『忙しい、忙しい』という人を見ます。
 これは、忙しがるだけで本当は段取りが悪いか、頭が悪いのです。
 忙しい、忙しいという人の仕事ぶりを見ていますと、無駄が多いですね。
 本当に仕事の出来る人は、黙々と、着々と仕事を進めて行きます。手ぎわがよい。
 頭の中で、ちゃんと段取りしています。
 ですから、ものを頼むにも忙しい人に頼むことです。
 ただし、口先で、忙しい、忙しいと言う人は駄目ですよ。恩着せがましいです。忙しがり屋かどうか判断しましょう。

 

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テレホン・セールスが神の声

2007-07-13 | Weblog

 家内の入院している病院から、ケイレンを起こして失神して倒れたという電話に飛んで行った。
 主治医の先生は、間もなく落ち着くでしょうと言ってくれた。
 その後、また同じことがあったと病院のナース・センターの電話。車イスに乗せているという。
 神に祈る気持ちで、会社を休んでいる時に、鏑木様のお宅ですか?と女性の声。
 ああ、またナースさんからだと緊張した。 『こちらアリコ・ジャパンのなんとかです。』と、セールスである。
 思わず「ありがとう」と声が出た。普段、わずらわしいと思っているテレホン・セールスが、神のような気がした。
 病院からでなくてよかったと神に感謝する。
 筆者の主治医の宇都宮の清水院長先生に、お聞きした。ケイレンは、治まるでしょうと。確かに治まっている。
 精神的に清水院長先生にどれだけ支えられたか判らない。



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申し訳ありませんが

2007-07-11 | Weblog

本日は、鏑木先生の奥様の具合が良くないため
先生は病院に行っていらっしゃいますので、
ブログはお休みさせていただきます。
お知らせが遅くなりまして誠に申し訳ございません。
奥様のお具合が早く良くなりますように・・・


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キリギリスと蝉を聞く

2007-07-09 | Weblog

 今朝、駅に向かう途中の空き地の草むらで、キリギリスを聞いた。大阪に出て会社の近くの高層ビルの敷地の大きな樹で蝉が鳴いていた。
 毎年、暦にキリギリスを聞く。蝉を聞くと記入する。
 自然界は偉大である。ほとんど毎年、同時期になる。
 蝉も、キリギリスも、カレンダーを持っている。
 人間は、腹時計は持っていても季節のカレンダーは暦を見て納得する。
 関東は13日が盆の、むかえ火になる。
 われわれは旧暦、
8月15日のお盆でないと、お盆のような気にならない。
 太陽暦は太陽の運行を基準にした暦。太陰暦は月のサイクルを基準にしたもの。
 太陰太陽暦は、月と太陽の両方を取り入れたもの。
 筆者は毎年暮れに、紀伊国屋書店で「陰暦カレンダー」を買ってくる。毎日のお月さんが絵になっている。「旧暦と暮らす」というビジネス社の本も面白い。


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凄い人がいる

2007-07-06 | Weblog

 世の中には凄い人がいるものだと感心したのは、当社では、クラッシック音楽のCDをいつもかけている。
 ヒロセ通商の細合社長が、原稿を取りに、おみえの時、ブルーノ・ワルターですねと、おっしゃる。
 ベートーヴェンの「田園」がかかっていた時である。
 ちょっと耳にしただけで、指揮者が,おわかりだ。
 われわれは、クラッシックを聴いても、せいぜい曲名ぐらいである。
 音を聴いて、誰が指揮し、どこの楽団か判るということは凄いと思った。
 細合さんは演奏者としてならベートーヴェンは、よくもまあ、こんなに、うまく作品がつくれたものかと感心するが、指揮者で棒をふる時、ベートーヴェンは大変疲れるそうだ。
 日本の交響楽団は、聴いていて[サラリーマン]という印象が、まぬがれないそうだ。規律が正しい。個性がない。



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安もん人間について

2007-07-04 | Weblog

 詩経にある『言うべきに非ざるは言うことなかれ。由に、非ざる事は語る事なかれ』という言葉は、日常生活でも、常に心がけておかなければならない。
 会社でも、組織内でも、家でも家族に対して、言うべきでない事は、決して口にしない事である。
 安もの政治家の、安もの大臣が、つまらぬ発言で大臣を棒にふることは多い。
 「いわずもがな」。言っても仕方ない。あれは、思い上がりであり、本人の人間性の、質の問題である。
 要するに「安もん人間だ」。人間にも、安もんがある。
 教養であり、思慮であり、配慮であり、礼儀である。
 礼儀知らずとは、つきあうなという。
 安もん人間を相手にするなという。
 [謙虚と感謝]を常に心がけていたら、(家族に対しても)難問は発生しないのです。


 

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礼を失わず、機先を制する。

2007-07-02 | Weblog

 選挙のことで、3~4人、門のところに立ってチャイムを鳴らす。
 『暑いときに、御苦労様』と、こちらから先に声をかける。
 市会議員の名刺と、ちらしビラをくれる。
 『私は自民党に入れません』と、はっきり言う。
 民主党の人なら、私は民主党に入れませんという。
 公明党でも、公明党に入れませんと、言ってあげる。
 なんでか?とか、どの党に入れるのですかと言われたら、共産党に入れますと、キッパリ言ってあげる。
 これは親切というもので、中途半端に、期待を持たせないほうがよいと思う。
 色々なセールスも来る。セールスには『私は呆け老人で、なにも判らん』というと帰っていく。
 若い人なら、なんと言うべきか。『私も、あなたと同じ商売です』とでも言うか。御苦労様と頭を深く下げると黙って帰ってくれよう。


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