相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

病気なんて死ねば治る

2007-03-30 | Weblog

〔食えなんだら食うな〕と、はだしの名僧といわれた関大徹和尚の言葉である。

〔病気なんて死ねば治る〕とも言っていた。

われわれは、収入が無くなったらどうしよう、と心配しながら生きている。

大徹和尚は、食わなんだら死にますと信者が言った時に、〔死ぬのもよかろう〕と申したそうだ。

良寛さんは、災難に遭う時は、遭うもよか侯と言った。

病む時は病むがよい。死ぬ時は死ぬもよか候。

毎朝、通勤電車の中から、沢山のお墓の並んだ古い墓地を見る。一ツ一ツのお墓に、死んだ人のお骨がある。その人たちは、日々、いかにして生きてきたかを思う。死んで骨になったら無であり、空(くう)である。生きている人があれこれ思い、お花を供えている。

死んだ人に、なにをお願いしても聞いてはくれない。私はお墓の中にいませんという歌がはやった。

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人生五十にして易を学ぶべしと言われてきた

2007-03-28 | Weblog

君子は豹変す、とか、虎視眈々、まねかざる客、来たるなどの言葉は「易経」から出ている。

17世紀のライプニッツ(1646-1716)は大哲学者、大数学者、自然科学者、法学者、言語学者、大天才で百科学のアカデミーである。

彼が発明した「二元算術」は10で総ての数を表わす数の神秘性を示し、コンピュータが二元算術である。

イプニッツが清国布教の牧師フーヴェから朱子の『易経』を見せてもらって六十四卦の表を見るなり強い霊感を得た。

二元算術に符合するのだ。陰と陽の二元である。

ライプニッツは、易は、天地万物の変化をあらわすことに驚いた。

易経の体制は、[十翼]である。繋辞伝(けいじでん)上下。象伝上下など、十篇の、いわゆる自然学といえよう。

単なる当るも八卦ではない。

人生五十にして易を学ぶべしと言われてきた。


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金貨1枚でも、心がゆたかになる

2007-03-26 | Weblog

 新聞の広告に元文小判が32万円(品位金653/34713g。文政小判32万円(金559/44113g。天保小判295千円(金568/43211.2g
 17368代吉宗の時代。181911代家斉の時代。183712代家慶の時代のもの。
 財務省の放出金貨で話題になったのが明治10年の旧2円金貨で、1枚が1700万円で落札されている。

金貨でないが1300年も昔(慶雲5年・708年)の「和同開珎」が32万円。

 筆者は、シカゴ・ボード・オブ・トレードの理事長からいただいた20ドル金貨を、原稿書く時の文鎮にしている。

 もう1枚は1オンスという重さが、手の平に乗せて、1円アルミ貨32枚との比較でどうなのか、田中貴金属でメイプルリーフ金貨1オンスを去年、東京金が2,222円の時、77,209円で買ったのも文鎮にしている。

 金を身近に持つと、風水的にも悪くは、ないようだ。

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温顔無敵の福相

2007-03-23 | Weblog

「温顔無敵」と言いますね。おだやかな顔をしている人には敵は、ありません。
 円満な、お顔の人は福相で、貧相の反対、貧相というのはお顔にトゲがある。ケン(嶮)があるとも言います。まず自分の顔の相から、なおしていく。
 要するに、日常の、心の持ちかたでしょう。日本一の観相家といわれた「水野南北さん」の本に、その事や食の事が多く説かれています。
 人には、性格、体格、品格がありますが、霊(れい)格というものがあります。霊格が低いか、高いかも人相に出ます。
 中国の「詩経」に〔言うべきに非ざるは言うこと勿れ、故に非ざることは語る勿れ〕と、あります。
 言うべきに非ざるとは、言っても益にならない。言うと人を害する。言ったあとの影響を考えてみるわけですね。
 老子の〔言う者は知らず〕の言葉も、よくかみしめますと、非常に含蓄があります。

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自分の手相を毎日観る

2007-03-19 | Weblog

 このブログを読まれている方々から、沢山の、おたよりをいただき、ありがとうございます。
 皆様、非常に素直な方ばかりで、もの事、現象、そして今の自分の行動に対し、素直に受け容れられるという事は、まだまだ発展される可能性をお持ちなわけで、皆様、好くなりますよ。運勢です。登り坂です。
 当面の相場の苦労(損勘定など)は高価な薬石です。
昔(江戸時代)は、自分の娘を吉原に売らないと高価な薬石は入手できませんでした。
 いまは、ネットで人生の薬石をすぐ身近にできます。

 いまの自分を考える。私は若い頃、相場がうまくいかない時期に、手相を勉強して、毎日自分の手相を観ていました。
 また易経を勉強して、自分で毎日、易をたてて判断しました。易は今でも勉強しています。
 怖いように当ります。10年、20年、30年かけて取り組むのもよろしいでしょう。九星もいいです。


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死ぬときは、死ぬがよか候と

2007-03-16 | Weblog

 良寛さんは、「災難にあう時は、あうがよか候。病む時は病むがよか候。死ぬときは、死ぬがよか候」とおっしゃった。
 いや、その通りであるが、誰も、言葉に出せない。
一種の諦観(ていかん)である。
 どお仕様もないものは、どおしようもない。
中国人は、「メイファーズ」と言う。
仕方ない、である。
あきらめる。
良寛さんの流儀で言えば、相場で、損する時は、損するがよか候となる。
 死ぬ時は、死ぬがよか候と口の中で、何回か言ってみる。
凄い言葉だと思うが、死ぬ時は死ぬのだから仕方ない。
 なに事も、あるべくしてあるわけで、ただ、「日に用いて知らず」、いつもは、思っていない。
 災難にあった時、病気になった時、それも仕方ないと考えられるか、どおだろう。
 考えるもよし、すべてには因があって果がある。
深く考えないほうがよいだろう。

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自分の人生チャートを引く

2007-03-14 | Weblog

 おたよりで、次元について『どのように、とらえるか?。
次元とは何か?。
営業成績が上がる次元とは、なにか。
相場で儲かる次元とは?』
 次元とは考え方、考える範囲だったり、目の高さ。
目のつけどころ。自分の思い。
 今までの行為や思考、生活の様式、仕事に取り込む姿勢、仕事に対する見方、角度、視角、いろいろである。
 仮りに、自分本位だった営業を、お客さん本位に対処するとか、相場の考え方の、どこを中心にコンパスの主軸を置いて円を書くか。
コンパスの中心点を空中に置いて回わすと球になろう。
 為替の24時間チャートを立体的にしてみたり、商い高や、自分の強弱を目盛りにするとか、相場研究は、常に試行錯誤である。  
 その中で、自分の、今の運勢を認識することが一番大切なことがある。
ツイているか、ツキが離れているか、ツキをどのようにして呼ぶか、ツキは感情にも左右される。
ツキはサイクルである。
有掛と無掛。
 自分の子供の時からの罫線グラフを引くのもよろしい。
人生チャートだ。迷って座禅するもよし。
あまり役に立つとは思いませんが

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敵の強には味方の弱を、ぶつける戦術

2007-03-12 | Weblog

 このブログに、色々と、おたよりをいただくことは、続いて書いていくうえで、大変勉強になり、大助かりです。
有り難うございます。
 焦点が絞れて、読んでいただいている方の、お考えも手にとるように判り有益です。
 さて、戦術という問題で、それぞれAチーム、Bチームに強さが[強・中・弱]と3ランクある。
 戦う場合(サッカーでもよい)、Aチームが強を持ってきたらBチームは弱をぶつける。
 当然、Bチームは敗ける。
 次にAチームは中を持ってくるからBチームは強を当てるから勝つだろう。
 あとAチームは弱しかないがBチームは中がある。勿論Bチームが勝つ。
 結果は、2勝1敗である。
 最強の敵に、最弱の味方をぶつけるところに戦略がある。
 これを、相場するうえで、応用できるか。
資金面でもよい。
強弱観でもよろしかろう。


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門を出ずして天下を知る

2007-03-09 | Weblog

 皆々様、ツツガ(恙)無いでしょうか。
水星様の逆行で、あらゆる相場市場は、大変な騒動になり、為替市場も、ドルが暴落して、円が暴騰。
 それも水星様が順行してから、ドル反発・円安となり、ひとまずは、ドルを買おうか。
 次の水星逆行は6月16日ー>7月10日です。6月と、7月のカレンダーに逆行中の日付けに赤線を引いておくとよろしい。
 木星と土星のトライン(120度)が5月6日です。
 水星と天王星のスクエア(90度)が5月10日です。
 月食は8月28日/日食9月11日。
 中国の古い言葉に『門を出ずして天下を知る』と、あります。
天の星を眺めて戦乱や穀物大不作を察知したわけです。
 いまは情報の氾濫で、人間本来持っている感智度が落ちた。
 エントロピーでいうと、情報が多いほど、出鱈目になる。
 われわれは、情報が多いほど、よろしいと思うが、多いほど判らなさが増えます。
 いかがでしょうか皆様。  (3/9 S.K)


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城春にして草木深し (特別、春)

2007-03-07 | Weblog

尽日、春を尋ねて春を見ずとは、
一日中、春はどこに来たのか尋ねあるいたが春色に会わなかった。
帰来たまたま過ぐる梅花の下。
春は枝頭にあって、すでに充分判った。
      ◇
 唐の杜牧(とぼく)の「江南の春」と題する詩は、今時分になると朝、家を出て鶯の声を聞くと、歩きながら唱えている。

 千里鶯の啼いて、緑、くれないに映ず。
水村山郭(さんかく)酒旗の風、
南朝四百八十寺、
多少の楼台、煙雨の中。

 
 山あり、水あり、花あり、鳥あり、酒あり、六朝の昔あり。
 なにをか言わんや。酒屋の目印の旗は多分三角の旗であろう。
千里は、十里である。緑の柳は、紅の桃に映える。
 俳句で、これだけのことが言いきれたものは無いか探しているが、
ちょっと無理なように思う。

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ズバリ、ズバリ為替は九星高下伝で。

2007-03-05 | Weblog

 相場界は大荒れしている。
メリマンのアストロでは3月2日~5日が、重要変化日である。
 4日の月食も影響していた。水星は2月14日~3月8日まで逆行中。
 相場が、わけもなく大変動するのは人知で、はかりしれないものがある。
 為替の円高を、きっちり予言した人がいる。『商品先物市場』(月刊・投資日報社発行)で、[九星高下伝で占うドル・円相場]。南雲紫蘭氏。
 これがよく当っている。ズバリ、ズバリ。
 11月25日記の同誌1月号で1月ドル高最高値。2月ドル続落。3月円高一服。4月ドル急落。(以下12月まで予測)。
 同誌2月号で07年はショック、パニックが起こる(12月18日記)。
この雑誌は、書店で実によく売れる。金融界、証券界に安定読者が多い。
 年間16000円(送料込み)。投資日報(TEL06・6203-7001)に申し込んでください。



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それは「製糞原料です」

2007-03-02 | Weblog

 テレビを観られるのも、甲子園の球場で風船を飛ばせるのも幸福の時間帯の中にあるということを、このブログで書きました。
 このことを『日に用いて知らず』と申します。

 普段、当り前のことであるが、健康な人が、突然、きつい便秘に襲われたら、便秘が、どんなに苦しいものかが判る。

 これまで毎朝、なにも考えないで、お通じがよかったことを、ありがたい、などと思ったこともないのに、便秘で苦しんだあとだと、お通じのいい事が、どんなに有り難いか感謝するだろう。だから、ウンコをしたあと、有り難うと言う。

 これを、「日に用いて知らず」という次元。

 休みの日、スーパーに買い物に行って、両手に一杯買い物をした袋を持って帰る。

 人間は「製糞器」で、これは製糞原料である。と考えたことのある人は、いますでしょうか。


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