相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

テレビ観られるのは幸福の時間帯の中の一刻

2007-02-28 | Weblog

 テレビで、サッカーの試合に熱中する。春場所の大相撲のテレビの前で缶ビールが飲めるという事は、どんなに幸せな時間帯の中に居るのか、考えたことがおありですか。

 あした失職する。大きな不渡りを食らって、支払いが出来ない。子供が自動車事故で危篤だ、という時に「逃亡者おりん」を見ておれますか。

 テレビの前で缶ビールを飲みながら、サッカーの試合に、声を枯らして応援することのありがたさを、日常、感じる人はいなかろう。

 どんな阪神ファンでも、医者にガンを告知されて、その日、甲子園に行って、風船を飛ばせる人はいなかろう。

 日常なにげなく過ごしている事も、人には、どんな災難が、ふりかかるかわからない。

 大難と小難に。小難を無難にと願う心は、やはり、天に感謝する気持ち。テレビを観る時も、「有り難い」の気持ち。ライフのカードに「有り難い」と書いてテレビの台に貼っておこう。


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寂しさに艶のでる歌の怖わさ

2007-02-27 | Weblog

 サム・ティラーのテナーサックスでも、アコーディオンのシャンソンでも好きであるが、映画音楽のエデンの東や、帰らざる河。第三の男。鉄道員。ヘッドライト。いそしぎ。慕情もジャニーギターやジェルソミーナ同様に好きな音楽でよくかけています。
 グリスビーのブルースも、別れのワルツも孤独な、深海に沈むような時に聞くと、たまりませんね。
 しかし、やはり、シンフォニーの魅力には、どんな映画音楽も勝てないのは、人様それぞれの好みである。
 松尾和子も、鶴田浩二も、岡晴夫、東海林太郎、ディック・ミネ、越路吹雪。
 いいだしたらキリがない。いずれも大好きである。
 その歌主の生きかた、人生が、にじみ出てくる。
 おもては華やかであろうが、華やかなだけに、裏返したら、孤独で、淋しい。
 寂しさに艶(つや)が出てくるから怖い。




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人生はうまくいけるようになっている

2007-02-23 | Weblog

 人様の生き方は、御自由であるが、老人が若い人を見ていて、なんで、そんなに苦労されますのや?と思う事がある。
 ちょっと、気持ちを変えれば、もっと、うまくいけるのに。
 なぜ、それが出来ないのか。

考え方が頑固。
こだわりすぎる。
素直でない。
礼儀を知らない。
感謝の気持ちを持たない。

 なにも難しいことではない。謙虚と感謝である。
 この事を、朝夕心がけて、そうですね、3ヶ月。早ければ鯉のぼりが立つ時分には、必ず、今までとは違った、いい現象がはっきり出ます。
 いま、そんなに苦労しなくやっていける人は、道(みち)に叶っているわけです。
 それを更に向上するため、とにかく素直な気持ち。
日々の反省。

至誠にもとるなかりしか。
気力に欠く
るなかりしか。
不精にわたるなかりしか。

人生は、もともとうまくいけるようになっているのです。


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「いろは」かるたの役割り

2007-02-21 | Weblog

 いまの子供は、「いろはかるた」を知らない。
 子供の親でも知らない。江戸時代の寺子屋での、よみ・かき・そろばんの他に生活信条や処世観を、「いろはかるた」で教えた。

 一寸先はヤミ。一を聞いて十を知る。犬も歩けば棒に当る。
 論語読みの論語知らず。論より証拠。針の穴から天を覗く。花よりダンゴ。

 ユーモアもあり、社会を、うがったものもある。

 寝耳に水。念には念をいれよ。猫に小判。

 京都、上方のものと、中京でつくられ全国的なものになったものや、江戸で言われて、少し改められたものなどある。

 笑う門に福きたる。若い時は二度ない。割れ鍋にとじふた。
 足下から鳥が立つ。阿呆につける薬はない。頭かくして尻かくさず。

今でもよく使われるものもある。


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どなた様でしたか 眼力社お詣りのお方。ありがとう。

2007-02-19 | Weblog

 先週の土曜日(17日)、投資日報社と名乗って、20数名の方が「眼力社」様にお詣りに来て、みな様、ローソクをお供え下さいましたと、服部頼子様がお礼を申していましたが、私には、まったく心当たりがない。
 ひょっとしたら細合様のヒロセ通商様かと思い、お電話したら、土曜日は普通に仕事なので出られない。
 それでは、どなた様だろう。
私はまだ一度も、鳥居を奉納したことは、どこにも書いていないのだが、服部様のそばの私の奉納した鳥居まで、みがいていかれたそうで、ありがとう御ざいます。
 どなた様だろう。社長以下社員一同様、ローソクもお供えされたそうで、私からも感謝します。
 きっと、もの凄く、いいことが必ず実現するでしょう。
 服部様も、大変感謝していました。ヒロセ通商の細合社長も、『私たちも、御参詣に行くつもりです』と。ありがとう。



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死ぬか、生きるかの時に、歌が救ってくれる

2007-02-16 | Weblog

 花も嵐も踏み越えて、行くが男の生きる道、泣いてくれるな、ほろほろ鳥よ、(旅の夜風)。
 きのう勤王、あしたは佐幕、その日その日の出来心、どうせおいらは裏切り者よ、野暮な大小落し差し。(侍ニッポン)。
 今日も暮れゆく相場の街に友よつらかろ切なかろ、我慢だ待ってろ嵐が過ぎりゃ笑う日もくる春が来る(異国の丘)。
 やるとおもえば、どこまでやるさ、それが男の魂じゃないか。時よ時節はかわろとままよ、吉良の仁吉は男じゃないか、おれも生きたや仁吉のように義理と人情のこの世界(人生劇場)。
 
 落ち込んでいる人に、はげましの言葉は、役に立たない。
 大失恋している人に、なまじかける言葉はない。
死ぬか、生きるかの失恋をした人でないと判らない。
 
 相場に曲がりっぱなしの、「もう、死んでやろう」と思う人に、かける言葉もない。
 しかし、気力を、取り戻す歌は昔から沢山ある。

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映画は実に素晴しい

2007-02-14 | Weblog

 映画「第三の男」は、なん回も観ているが、とにかく素晴しいの一語である。
 光と影、モノクロームの撮影では、最高といわれた。
 この映画で、いつも言われるのがラストシーンである。
凄い、とにかく凄い。
 オーソン・ウェルズがまた、いいね。
闇の中から、照れくさそうに笑った一瞬ゾッとした。
 チターの音楽もいい。勝手に、自分だけ、うなって、いい、いい、と言っても観ていない人には判らん。
 オーソン・ウェルズの靴だけ観せて、そこに猫がきて、靴をなめるのに撮影が、この一カットに1週間もかかった。
 戦後の廃墟のウィーンも、リアルすぎる。
それがまた美しい。
 49年・イギリス映画。
文学的・心理的な掘り下げかたはイギリス映画ならではの伝統である。
 名画は、時代が、どんなに変わろうと、その真価は変わらない。
テレビなんか、阿呆くさくて観ておれん。



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映画「カサブランカ」を観て「モロッコ」も観たくなる

2007-02-13 | Weblog

 12日(月)NHK衛星②で夜9時から名画「カサブランカ」をやっていた。
 ハンフリー・ボガードのリックの格好よさ、ナイトクラブの経営者が板についている。
 昔の恋人のイルザ、イングリッド・バーグマンの綺麗なこと。
 昔の洋画でラヴ・ストーリーの「モロッコ」も観たい。
 ゲイリー・クーパーと、マルレーネ・ディートリッヒもよかった。
 ジャン・ギャバンなら「ヘッドライト」「望郷」、ペペ・ル・モコ「現金(げんなま)に手を出すな」
 映画の話になったらキリがない。ジョン・フォード作品の「アパッチ砦」。「黄色いリボン」。「リオグランデの砦」。もとより「駅馬車」。「荒野の決闘」。「長い灰色の線」も、そうだった。
 みんな映画館で観た。
 「第三の男」は2月13日(火)夜9時からNHK衛星でやる。
 ジョセフ・コットン。オーソン・ウェルズ。
 テレビの無い時代、同じ映画を3度も4度も観に行ったものだ。

 

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災難を呼ぶ人、払う人の違いが判る

2007-02-09 | Weblog

 40年ほど昔、香港の金の取引所や、相場のブローカーやトレーダーの仕切られた事務所を見学に行った。
 トレーダーの一人一人仕切られた職場には、必ず彼らの神様が祭られていた。
 拝拝(ぱいぱい)である。神様には金色の紙や、赤い紙が張ってある。
お祭りには爆竹を鳴らすのであろう。
 西洋人のトレーダーの個室には、キリスト様を祭っているのだろうか。
そんなことはしていないだろう。
 東洋と、西洋の信心の仕方は違って、日曜日に教会にいって、お説教を聞くぐらいか。
 大きな銀行の為替や、金利のトレーダー室の中を見せてもらったが、神様は、祭っていなかった。
 勿論、おうちでは神様も、御先祖様も、お祭りしているのだろうが。
 おうちの神棚も、仏壇も、ほったらかしの家は災難が、たえまないのは本当である。

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番外 投資日報さんの2月7日付け「南船北馬」より

2007-02-07 | Weblog
≫・・・ブログ(ヒロセ通商)のおたよりで、『神様はいつも、私の思いと逆に相場を動かしています。なぜでしょう』。
≫・・・本当に、50数年、相場をやっていても、その思いは同じですから、よくわかります。
≫・・・考えてみますと、いい時もあるはずです。
ただ、そのいい時というものは、自分の力で、うまくいったと思ってる。
神様の、お力だとは感謝していないはずだ。
≫・・・うまくいかない時だけ、神様が悪いと思う。
≫・・・これは、相場のセールスマンについてシカゴの金言がある。[お客さんとは、うまくいっている時は、自分の才能だと思うが、うまくいかないと、セールスが悪い]と責めるものだ。
≫・・・神様にしても、セールスにしても、褒められ、感謝されることはなく、責められてばかりでは浮かぶ瀬もなし。神様は差別してもの事を判断しない。・軽


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なぜ「叱られて」が100選に入らないのだろう

2007-02-07 | Weblog
 「仰げば尊し」が、親子で歌いつぐ日本の歌百選の第1位になるとは思わなかった。
 [仰げば尊し我が師の恩、教えの庭にも、はや幾とせ、思えば、いととし、この年月、今こそ別れめ、いざさらば]
2位が赤い靴。3位赤とんぼ。赤とんぼの歌も、いいのだが、ゴミ集めの歌みたいになってしまった。
 ヒロセ通商の細合社長は、八尾高と、八尾高OBと、Bパシフィックの3つのブラスバンドの指揮者である。
 仰げば尊しをブラスバンドでやりたいが、なんで急に、こんなに多忙になったのか、お仕事が忙しくて楽譜もまだ書けていない。
ついでに赤い靴もやって下さい。
 100選で、われは海の子が101位になったのが不思議だ。
 あの町、この町が5位。
 夕べさみしい村はずれコンときつねがなきゃせぬかの「叱られて」が入っていないのは、なぜだろう。


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感謝するだけである。どんどん、うまくいきます

2007-02-05 | Weblog

 岩井証券の和田龍様は、小生を伏見のお稲荷大社の裏の山(標高230m)の「眼力社」様を紹介していただいたお方で、毎月、眼力様の銅のお狐をみがきに参上する。
 この程、眼力様の看板を上等な額と、書家の名筆によって、かかげた。
 今まで素通りしていた人が、それを見て、眼力様のローソクを買って奉納する。
ローソクの売れ行きが、服部頼子様の収入である。
おさい銭は、下の大社が全部集めて、服部さまの収入にはならない。
 おかげで、眼力様は、今まで以上に活気が出てきた。
 ヒロセさんのブログを見て伏見の稲荷大社の裏の山(標高230m)の眼力様にお参りに行かれる人が増えているそうだ。
 昔から、お稲荷様の幸福をさずかることは有名である。
 特に御商売の人、相場する人にとって、信心は目に見えて好(幸)運を、もたらす。
ありがたい。ありがたい。感謝するのである。



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わかった、わかったとおっしゃっています。

2007-02-02 | Weblog

 2月5日は初午である。
京都伏見の稲荷大社は、大勢の人でにぎわう。
 筆者の信仰している稲荷大社の裏のお山の、三ツ辻、四ツ辻を過ぎて、標高230メートルの「眼力社」様も大変なお参りの人で、服部頼子様も、さぞかし大変なことでしょう。
 このブログを見て、眼力さまに、お参りに行ったという方から、過般おたよりをいただいた。
きっと、いいことがありますよ。
 お参りする時は、お願いごとばかりせず、感謝の御礼を申すことである。
 お願いごととは欲である。
わずか10円か100円の、おさい銭で欲どしいお願いが、聞きとどけられるか考えてみるとよい。
 ただ、ただ、今日(こんにち)あることに感謝し、御礼申し上げる。
それで充分なのだ。
 神様は、お願いしなくても、ちゃんと御存知である。
そうか、そうか、わかった、わかったとおっしゃっていなさる。


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