相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

ユングは、なんと評価する

2006-09-29 | Weblog
 老子は、知るものは言わず、言うものは知らずと教えた。

 評論家で、よくしゃべって人気のある評論家は、バブルの天井期に、大変な人気であった。

 その頃に、しゃべっていたことを、一冊の本にしたら、よくもまあ、こんな出鱈目を平気で、テレビでしゃべっていたものだと感心しよう。

 その頃に出した、彼らの本は残っている。

 いま、その本を読み返したら、評論家オール詐欺師といえる。

 しかし、騙されたがる人が多いから、騙された事も忘れる。

 その時は、その時さ。あの時は、あの時だけ。

 これは時間である。

 デカルトも、ヘーゲルも、キルケゴールも、シュタインも時間については多くを論じている。

 ヘーゲルは精神的なものだけが現実的であると言った。

 ユングは騙されたがる人間を、なんと評価するか。

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パピーな為替アナリスト

2006-09-27 | Weblog
 騙されたがるの続き〉。もともと、欲があるから騙される、と言われる。

 たしかに無欲の人間は、騙しようがない。

 命もいらぬ、名もいらぬ、お金も地位もいらないという人を、騙せない。

 人間で、欲のない人はいない。欲が大きいか、少ないかはある。

 荘子に出てくるコントンのように、無為無策は、これぞ王道であるが、生きている人間は、なんらかの欲望はある。

 だから騙されるのか?。そうとも言えません。

 人と同じように行きたいだけで、これぞ群盲の象を評する。この場合の象は、為替相場でも、株式相場でもよい。

 朝6時前から、NYの一種の詐欺師のようなアナリストが、為替を、しゃべるが、詐欺師御自身も、情報とか分析とかに騙されている。

 騙す人間が、騙されているのを御存知ないからパピーだ。

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アナリストとは出鱈目人間

2006-09-25 | Weblog
 近頃、人はなぜ騙されたがるのかを、よく考える。

 NYでは相場のアナリストが毎日のように告訴されている。アナリストは出鱈目で、詐欺師だと。

 もともと、アナリストというものは、出鱈目の産物である。

 物理学の「エントロピー」の法則でいえば、情報量が多くなるほど、わからなさが大きくなり、出鱈目さが増すものである。

 毎朝6時前から、日経テレビが、NYの相場アナリストを呼び出して為替を、しゃべらせている。

 これを騙されたがっている人が、一生懸命に見ている。

 テレビに出演しているアナリストは、出鱈目だといったら、腹を立てる人も多かろう。

 エントロピーの世界の事だ。

 情報量が多くなる→わからなさが大きくなる→出鱈目さが増大する。騙される人が増える。アナリストを詐欺師よばわりする。告訴が増える。

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相場は神様である

2006-09-22 | Weblog
 相場の世界で「もう」とか「まだ」という言葉を使っているあいだは儲からない。

 「もう」は「まだ」で、「まだ」は「もう」である。

 まだ、まだ高い、などと相場の強弱を、よく言う人がいる。その場合、その話を信用してはいけない。

 「もう」この辺だ、「もう」止まるという場合も同じ。

 相場の見通しで、もうとかまだという禁句を使う人は、相場を張ったことのない人か、かけ出し組である。

 数十年も相場を張ってきた人なら、「もう」も「まだ」も絶対に口にしない。

 相場世界には、このようなことは幾らでもある。

 むやみに、はしゃぐと転落しますよ。はしゃぐ事なかれ。

 悲観絶望するなかれ、もうすぐ転機が来ますよ。

 なんで相場様は、人様のポケットの中のおカネが判るのだろう。相場は神様である。意地の悪い神様だ。

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エントロピーの事

2006-09-20 | Weblog
 じっと相場する人を見ていると、死んでも材料に、しがみついている人がいる。

 死ぬとは、大損すること。

 相場は材料ではない、と、幾ら言っても判らない。

 判らない人に、ものを言っても、はじまらない。

 お気の毒にと思うだけである。

 相場は、もともと出鱈目なものである。

 人間心理による高下である。材料は、ほんの一時だけ。あとは群衆の狼狽。

 群衆心理は、出鱈目のカタマリである。

 相場に、理路整然とした論理は無い。

 あると思っている人は、コントンに目や耳や、口などをつけた神様たちのように、コントンは死んでしまう。

 相場に、理論をつけたら相場は死んでしまう。

 相場は出鱈目だから魅力があるのだ。出鱈目はエントロピーである。エントロピーは理解すると面白い。

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きちんと動いている

2006-09-18 | Weblog
 やっと涼しくなったと思ったら、また暑くなって、なかなか人間様の都合よくはいきません。

 郊外の私鉄の駅のプラットホームの下で、ちちろ(こおろぎ)が気分よく鳴いている。轟音で、特急が通り抜けても鳴いている。

 もう、音にはなれてしまったのだろう。

 昔の人は、うまいこと言ったと思うのは、暑さ、寒さも彼岸まで。

 秋の彼岸が過ぎて、やっと涼しくなる。

 自然界は、案外正確なサイクルで動いている。

 人間世界が出鱈目に動いているだけ。そして、自然界の法則に支配される。

 相場も、遠くから見ていると、人間世界のように、ああだ、こうだと材料にふり回されているように見えるが、宇宙構造から見ると、やはり、それなりの習性で、きちんと動いている。

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ファンドも人の子、損もする

2006-09-15 | Weblog
 アメリカの不動産バブルが音をたてて崩れ、日本も、親亀こけたら、子亀もこける。

 CRB指数のチャートを見ていたら、商品相場は、これから、ガタガタになる。

 商品相場の大ワル(悪)は原油だった。原油で儲けている時は、お調子に乗っている時である。

 原油も相場、天井打つ時は打つ。

 とにかくCRB指数のチャートを見てごらん。

 なにもかも、終っている。

 4年間も上げたのだから相場も、くたびれ申した。

 下げる相場を売っていくのが相場の玄人(くろうと)。

 買いしか知らないのが素人(しろうと)。ゴールドを売っておく。プラチナも売っておく。

 年末には、かなりの儲けが手に入る、と思っている。

 要するに、欧米の巨大ファンド筋が、大きな損を出して世の中は静かになる。

 秋の虫でも聞くべえ。

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相場川柳を募集しませんか

2006-09-13 | Weblog
 土地バブルの天井期に、東京で坪1億円の相場がついた。

 それと同じことを今やっている。NY原油が78ドル(7月14日)付けて、そのころ、80ドル必至、100ドル必至と騒いだ。

 地政学(ゲオポリティーク)的にゴールドは1000ドル(今は625ドル9月上旬)必至などと叫んでいた。

 筆者はゲオポリティークは、麦酒のおつまみ、枝豆みたいなものだ、おつまみ(地政学的危機)を言わずに、麦酒の味を言うべきだと唱えた。

 『相場川柳』をヒロセ通商さんで募集しませんか。

 「天井は、テレビで騒いだ時に打ち」。

 「材料にこだわる人は儲からず」。

 「もうは、まだ、まだは、もうで日が暮れる」。

 「青い眼のファンドも損したオイルかな」。

 細合社長殿、ヒロセの相場川柳やりませんか?。

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世の中、ひっくり返るよ

2006-09-11 | Weblog
 商品のCRB指数のチャートは、4年間の大上昇のあと今年の5月11日に大天井を打っている。

 NYオイルも、相場は、くたびれたと言う。

 NYのゴールドも、プラチナも、もう、上げていく理由はありませんと、つれない。

 アメリカの住宅バブルは音をたてて崩れかかる。日本の住宅、高層ビルバブルも終った。

 また、不景気が来るのです。

 欧米の商品ファンドは、みんなやられて、今までに儲けた時に、支払ったお客さんにお金を返せという。

 日本では考えられない話だ。

 もう1~2年もしないうちに中国経済が、ひっくり返る。

 オリンピックだ、万博だといっているうちが花である。

 CRB商品指数の週間足を一度見て下さい。

 すべてを予告している。

 為替は、どうなるのでしょうか。ドルは円に対して暴落して行くのでしょうか。

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40男に意見するな

2006-09-08 | Weblog
 大きな会社でも、大きな組織でも、偉そうにモノを言う人がいる。

 こんな人が、他人様から偉そうに言われたら、面白いほど腹を立てる。

 まあ、このような人は、たいした人間でない。いまの地位も長くは続かない。

 その人の家の中は、ゴタゴタや病人が、たえまない。

 偉そうに、ものが言えるのは、かかあと子供だけ、という人もいる。

 お気の毒である。世の中の仕組みが、判っていない。

 謙虚。感謝。常に心がけて、身につくと、不思議に事業も、商売も、サラリーマンも、家庭の中も、すべて順調である。家内安全と、神社に行って書かなくても家内安全だ。

 まあ、幾ら言っても判らぬ人には言わないでよい。

 30男に意見するなという。40を過ぎた男に言ってもはじまらない。判らんという事は怖い事だ。

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358の偉大な魔力

2006-09-06 | Weblog
 358の不思議は小林正観さんの本にあった。

 小林さんの名前は小が三画で、林は八画、正が五画で三八五。だから幸運にめぐまれている。

 筆者は、1万円札に、頭から358のつく番号のお札を神棚にあげておいたら、なかなか手に入らない売り出し株の抽選に当った。

 売っていたプラチナと、ゴールドが下がった。

 まだまだ色々なことがある。なんでだろうと考えない事。

 致知出版社で小林さんが出した『宇宙を味方にする方程式』¥1429を20冊買って配った。みんなが凄い本ですねという。幸福を呼ぶやりかたが書いてある。

 ヒロセ通商さんの細合俊一社長にも1冊あげようと置いてある。いつでもお寄りください。

 世の中に、こんなこともあるのかと思う。相場も、きっとうまくいくだろう。

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幸運の舞い込み

2006-09-04 | Weblog
 なんでだろう、なんでだろうと考えることは、よくない。

 誰でも、テレビをつける時は、スイッチを入れる。

 なんでスイッチを入れたらテレビがつくのか考えない。

 手から物を、はなしたら落ちる。なんでだろうと考えない。

 世の中には不思議なことがある。1万円札でも、5千円札でも、千円札でも、番号に358がついているお札を大切にしていたら、358のお札が、次々とお札を呼び込んでくれる。

 なんでか判らんが、そのようになる。

 車の番号を358にしたら、オイルの消費が3分の1になったという現実も、なんでか判らないが、そのようになるから358の番号にする人が多い。

 358円を神棚にあげておくのも、3580円でも、35800円でも358はツキがくる。

 当社の女の子は、競馬で358を買って儲けた。筆者も358の1万円札を大切にしていたら幸運が舞い込んだ。

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神様を使いコナせ

2006-09-01 | Weblog
 小林正観さんの本の中の、お話は、よく判るのである。

 なにかが、この世の中にある。相場の世界にもあるし、相場社会にもある。

 それが判ればいいと思う。

 なんとなく判りそうな気もする。

 いわゆる次元がまったく違うから、一般の常識とは違う。

 小生が、前に出した『目に見えない相場の仕組み』も、その次元に接近しようとする努力であった。

 小林さんは、神様を使いこなせ、という。

 それである。神様が、いるか、いないかの問題ではない。

 便所を掃除すると、なぜお金が入ってくるのか。理由は判らんが、確実に入ってくる。

 相場にも、このような仕組みがあると思う。

 為替でも、商品でも、株でもそれがあると思う。

 とにかく感謝である。ありがたい、ありがたい。

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