相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

ホッとしたら、呆けます。

2007-10-31 | Weblog
 きょうは、うっかりしていて原稿を忘れ、ヒロセの宮井さんからのお電話で、ああそうだった。近頃、やはり呆けているのか。 
 追証、追証で連日、攻められていたガソリン売りが、NY原油で、やれやれ。

 気がゆるむと、いけませんね。


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悪いものは視ない事

2007-10-29 | Weblog
 若いですねと、おたよりをいただいた。気は非常に若いのです。
 気が萎えたら、77歳ですから、すぐトンコロリです。
 老人の一人暮らしは、満足なものも食べません。休みの日でも終日、家から出ない。
 食べるものが、なにもない時は、オートミールのお粥をすするぐらいです。 
 論語に「学べば則ち固ならず」とあります。
 また「七十にして、心の欲する所に從えども、矩(のり)を超えず」いわゆる〔從心〕。
 のりを越そうにも七十を過ぎますと、体力がない。越したい気はあっても、越せない。

 仙人のような生活をしているからテレビも見ない。
 テレビのニュースは、悪いことばかりだから、あれを見ていると悪いものが体の中に入ってしまう。
 事件、ゴシップ、スキャンダルの好きな人(特に週刊誌など)は、ガンになりやすいそうだ。気をつけましょう。


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あわただしいですね。

2007-10-26 | Weblog

 里ふりて柿の木もたぬ家もなし、は松尾芭蕉ですね。
 さみしさの、やりどころない柿の落ちる、は種田山頭火。
 柿の句といえば、子規の、鐘が鳴るなり法隆寺ですね。

 通勤の電車の車窓から、農家の柿の木が、赤い実を、たわわにつけて、深まり行く秋。そして時雨(しぐれ)の初冬と、まだ10月なのにあわただしいです。
 もう紀伊国書店には、来年のカレンダーが出ています。 
 
週が、日曜から始まるカレンダーでないと、週末に土・日がくるのは見にくいですね。買う時は気をつけます。
 
 毎年、月刊のPLAYBOY誌の1月号のフロクを入手するため、12月号から予約します。最もセクシーな世界の美女100人が12月号の特集でした。
 日本人でない美女ヌードのカレンダーが好きなのを知っている読者から、毎年、沢山いただき感謝しています。


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愚は愚に非ず。賢は賢に非ず。

2007-10-24 | Weblog
 NYのダウ工業30種のチャート(日足)を引いていますと、小反発(23日)しましたが、大勢的には強力な売り線の支配下にあると見ているのです。
 日足線を、高値から、下げた幅を、1本の陰線にするわけです。
 下から、短い陽線が2本立ちました。これを1本化して1本の陽線にします。
 陽線が続くあいだはすべて1本化します。このように相場の罫線は「単純をよしとする」。
 いってみれば愚鈍な線ですね。為替で私の言う老子のチャートも愚鈍です。
 50余年、相場を張りつめてきまして老相場記者は、やっと、鈍は鈍に非ず。愚は愚に非ずを知りました。

 これは、相場に限らず、日常のおこないについても言えると思うのです。
 賢は賢ならず。ものの見方を、ちょっと、人様と違う角度から見ますと、新たな発見があります。


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『アカン時は、あかん』

2007-10-22 | Weblog

 もの事、〔アカン時は、なにもかもアカン〕、という事を知っておいたら、
長い人生に役立ちます。

 なにもかも、アカン時に、どこか一ヶ所、いい所があったら、そこに波が
押し寄せてアカンくします。
 アメリカの株の暴落は、これは13,000ドルを割りに行こうとしています。
 NYドル円は112円50。もしくは112円もあり得ますと小生の「愚のチャート」が言うのです。
 東京の株価は15,000円を割るでしょう。
 NYの原油も70ドルあたりに音たてて崩れましょう。
 水星が逆行しています(11月1日まで)。
 特異日が来ています(10月24日まで)。
 アカン時はアカンのが陰陽の仕組みです。易経にもそれを説いています。易の八卦は天地すべての占いです。

  秋深く、心静かに地球の回る音を身に感じて下さい。
 

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忙しガル人の事

2007-10-19 | Weblog
 もの事を人に頼む場合、 閑な人に依頼しては、なかなか、はかどりません。
 多忙な人、忙しい人に頼むと、すぐしてくれます。
 これは面白いですね。閑な人だから、すぐやってくれると思うのは間違いです。
 多忙な人は、多忙だから、テキパキと能率がよいのですが、閑な人は。たより甲斐がないから、余り相手にされませんね。
 閑だから勉強しているかというと,つまらんテレビばかり観ていたり。
 忙しい人は、よく本を読みますが、閑な人は、本を読みません。
 そこの所に、人生が大きく開くのでしょう。

 〔急ぐ用件は、多忙な人にたのめ〕これがわたしの信条です。閑な人は、いわば、利用価値のない人でしょう。
 しかし、忙しい、忙しいと、「忙しがる人」は、能率や段取りが悪いだけ。忙しがるべからずですね。


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あなたにとっての「遠い音」はなんでしょう。

2007-10-17 | Weblog
 携帯やネットで、何もかも近くなった。便利であるが、一筆啓上などという情緒はない。
 年賀状も、携帯や、ワープロで、手書きは減っている。

 だから、遠いものに憧れる。例えば夕暮れの山寺の鐘の音。カラスが二上山から生駒山に帰るときの鳴き声。
 昔は、蒸気機関車の汽笛。駅裏などで飲んでいて聴くと無性にふるさとに帰りたくなった。
 下関のホテルで船の霧笛など。旅情である。長崎の港も山のほうのホテルで雨の日は、しんみりさせる。
 遠い音は、小学校の運動会の子供の喚声。夜中の犬の遠吠え。
 枯れ木にカラス。遠くの救急車のサイレン。ほかに、色々ありますね。
 インディアンに囲まれた幌馬車隊に騎兵隊の遠いラッパ。映画によくありましたね。

 あなたにとって「遠い音」はなんでしょう。 


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秋深しですね。

2007-10-15 | Weblog

 皆様いかがですか。
 
「まっすぐの道に出でけり秋の暮」(高野素十さん)の句ですね。

 相場の道は、なかなか、まっすぐの道は、ありません。そして「日暮れて、道遠し」ですね。
 「夜道に日は暮れん」と半ば開き直ります。
 相場にかかわる人生とは、半ばこれは業(ごう)で御ざいますか。
 与謝蕪村の「山は暮れて野は、たそがれのすすきかな」。まるで絵になります。
 なんで、こんな、うまい俳句が出来るのかと考えます。
 俳句は頭でつくってはいけないと申します。
 見たまま、感じたまま。それが、なかなか口に出ません。
 新聞に投句されている近頃の俳句は、たいがい「理くつ」である。「説明である」。
 俳句が泣いている。いまの社会生活が反映するのか。

 「秋深し」である。なにか、思いつく文句をあとにつけてみて下さい。


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自分自身のチャートも大切

2007-10-12 | Weblog
 「愚は愚に徹すれば愚にあらず。」知るものは言わず。言うものは知らず。

 老子の哲学です。古い中国では、乱世を生き抜くには易経と老子を読めと教えた。
 先日の〔老子の罫線 ・愚者のチャート〕の反響が多いのに驚きました。
 あのやり方で、御自身の運勢のチャートを書くと、役に立ちます。きのうより今日の気分(調子)が良いか、悪いかだけ記入して行きます。変わらなければ横に並べます。
 興味のある方は横罫の大学ノートにでも、やってみてはいかがですか。月末と新月、満月の日柄も記入します。 
 各商品(例えばゴールド、ガソリン、大豆など)にも応用します。値段は、後日のためのメモ程度記入。

 罫線は、単純をもって至高とする。本屋さんに、小生の書いた「先物罫線 ・相場奥の細道 」¥1260 ・パンローリング社復刻ありますかな。元版は1991年に出版して7回版を重ねました。チャートのすべてを書きました。


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老子様の為替チャート

2007-10-11 | Weblog

 鏑木先生の「老子様の為替チャート」について皆様からの反響が多かったので、手書きのチャートを送ってくださいました。参考にして下さい。
(画像をクリックすれば、大きくなります。)


罫線は単純が命

2007-10-10 | Weblog

 その日、その日が、前日より高いか、安いかだけをチャートにする愚者の罫線(老子の愚に徹すれば愚に非ず)。
 筆者は、これを「老子のチャート」と名づけている。

 去年の10月起点に、1年分を引いて、円高(ドル安)が接近しているように思った。
 この罫線の引き方は、ポイント&フィギュアーに似ているが、毎日、毎日、行を替えて、黙々と、前日より高いか、安いかを記入していく。
 値段は、まったく、かかわりなし。月初め、新月、満月の日柄は記入する。
 いうなら相撲の星取表の横一並びでなく、上下に動く。高い、高い、高いの書き方は白駒行替えて白駒、行替えて白駒
を一ツ、一ツ上に記入。
 愚のチャートは、相場の流れと勢いを読む。値段は無視するが、メモ程度に記入するだけ。

 罫線は、単純が命。この事が判ると,眼からウロコが落ちる。株でも、値にとらわれず高いか、安いか毎日付けていくと読めてきます



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老子様の為替チャート

2007-10-05 | Weblog

 先日、このブログに「南船北馬」で、チャートの事を書きましたね。
 私は老人の一人暮らしで、3連休を、「地獄の3連休」と言っております。
 今回の3連休は、今年の1月からの為替のチャートをしようと資料を準備しました。
 毎日の為替が、高いか、安いかだけをグラフにします。
 値段の位置に関係ありません。日柄の、月替わりは大切です。満月・新月が判るようにします。
 1年分を引いたら、相場の流れが判るでしょう。
 ドルが高くなって行くか、安くなっていくか、そのサイクルも判然と出ます。
 線の引き方は、先日、このブログで(南船北馬)書きましたので関心のある方は、それを参考にして下さい。
 愚の如く、高いか、安いかを毎日記入します。

 愚は、愚に徹すれば愚に非ずと老子様が申しました。
 私は、老子様のチャートと考えています。


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ホームページは凄いですね。

2007-10-03 | Weblog

 ホームページづくりのプロ(加藤秀樹社長・KKノヴェル)がヤフーからの検索で、〔眼力さん〕〔六神丸〕のホームページをつくられて、利用されている人が増えている。

 昨日も、亀田利三郎薬舗の方から、私に御礼の電話がありました。礼儀正しい方です。
 私は夏の疲れで半分死にかけでしたが、眼力さんの服部様から亀田の六神丸をいただき元気を回復しました。
 仁丹の4分の1ほどの小さな粒なのに、こんなに効き目のある薬は、はじめてです。
 値段は、亀田六神丸のホームページに出ています。歴史も記されています。勿論成分や効能も。

 ワープロ、ネット、ケイタイというものは、私には、遠い処のものですが、便利ですね。
 私は万年青(おもと)は、ホームページで買ってもらいます。
 クラッシックのCDは〔タワーレコード〕で引っ張り出せばよいと教えてもらいました。買いものが出来るのがいいですね。



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為替チャートについて

2007-10-02 | Weblog

 先生のご希望(読者の皆様の参考になれば)により、先生の新聞「投資日報」の「南船北馬」を特別版として転載いたします。

△野球には関心がない。しかし、日本ハムの優勝までの歩みというデータが毎日新聞に出ていた。
△その勝ち負けをチャートにしてみた。
  罫線を勉強するためだ。
△10ミリ方眼紙にタテ5ミリ、 ヨコ3ミリの駒を記入。
  勝てば上に行替えて乗せる。3回続けて勝てば駒を3ツ上に乗せる。
 1回負けたら1ツ、駒を行替えして下に記入。
△日本ハムのチャートは5月19日→6月8日の14連勝で、上に抜けてしまう。
△このチャートで、為替相場を勉強する。
  ドル円で、高いか、安いかを毎日記入する。
  高い、高い、高いなら3ツ駒を上に行替えて乗せ、安ければ1ツ駒を行替えて、下に記入していく。
△およそ1年続けたら、流れも勢いも判って来る。
  できたら、2~3年続けて書くと大変参考になる。     (軽記者)


ありがとう御ざいます。

2007-10-01 | Weblog
 ミスプリントがあったようで「亀田六神丸」です。
 私が書いてFAXする原稿の字が、まずかったので申しわけありません。六神丸です。

 おたより沢山いただき、ありがとう御ざいます。
 おかげ様で、元気が出てきました。われながら、びっくりしています。
 食欲も出てきました。休日には0.3合のお米で白粥をつくり、梅干で、おひる、夕方の二食。朝は粉末のスープとデンマークのチーズが毎日。
 家で、お米なんか、今年になって炊くのは始めてでした。
 ヘルパーさんに月・水・金はバナナとポテトサラダを買ってきてもらい、。それが主食みたいなもので夏を過ごし、体が弱るのも当然と悟りました。

 もう大丈夫です。私の主治医、宇都宮の東洋堂の清水広三院長先生にお米を食べないといけないと叱られていましたが、もう大丈夫。山頭灯のように梅干と白粥、そして六神丸。元気になりました。


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