相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

落ち目になる人

2006-05-31 | Weblog
 ツキがはなれる方法や、不幸になる方法を知っておれば『ああ、あの人は落ちて行くわいな』と判ってくる。

 悪い方に行く人は、どこか傲慢(ごうまん)である。

 偉そうにしている。外面(そと見)だけつくろう。

 人の攻撃がきつい。悪口ばかり言っている。

 不平、不満の多い人も、たいがい潰れるか、大きな落ち目を転がっていく。

 端から見ていて、面白いほど、その現象があらわれる。

 ご本人は判っていない。

 しかし、それを注意しようものなら、「心の問題」に触れるから、大変なご立腹である。親切心のつもりで言っても、怨まれるから、本人が判るまで遠くに離れる。

 落ち目の人に接近すると、自分も落ち目になるから怖い。

 なんでだろう?と思うかもしれないが、落ちて行く人には、それなりの、判然とした理由がある。



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登録完了のご報告

2006-05-30 | Weblog
今回は鏑木先生のコラムではなくヒロセ通商からのご報告です。


ありがとうございます、ヒロセ通商です。
このたび近畿財務局から登録完了のお知らせがありましたので皆さまに謹んで報告させていただきます。これもひとえに皆さまのご支援のおかげと本当に感謝しております。
登録の完了はもちろん大変嬉しいことではありますが、これでやっとスタートラインに立てたわけで、これからが本当の勝負になると考えております。

お客様がFXでお金を儲けるのは大変難しい事だと思います。
でも損をする要素の一つであるスプレッドと手数料、つまり取引コストをギリギリまで下げることで儲けやすいシステムを提供できると考え、現在も努力を続けています。
お客様の注文を自動的に100%繋ぐシステムなので、お客様の損はヒロセの損なのです。
お客様に儲けていただければ、売買も増え、少ない手数料でも積みあがってきます。
ですのでこれからも儲けやすいシステムを追求してゆきます。
ヒロセに何が出来るのかを、皆さまのさまざまなニーズに照らし合わせて、探し続けます。そしてヒロセと付き合ってよかったとお客様に喜んでいただけたら本当に嬉しいです。
今後スタートラインからヒロセがどんなスタートを切るのか、そしてどんな走りをするのかをご期待ください。本当にありがとうございました。

登録番号:近畿財務局長(金先)第15号
登録年月日:平成18年5月30日

平成18年5月30日
ヒロセ通商株式会社 代表取締役 細合 俊一
http://hirose-fx.co.jp

ツキを呼ぶ方法

2006-05-29 | Weblog
誰でも、好運のサイクルを願っている。要するに、ツキが無ければ、なにをやっても失敗する。

 ツキが離れたら、オートミール(西洋のお粥)を、すすっても歯が欠ける。

 相場の世界や、企業経営者は、四斗樽いっぱいの才能より、盃(さかずき)一杯の幸運が勝るといわれる。

 幸運を願わざるもの無しであるが、幸運(ツキ)を呼ぶ方法を知らない人が多い。

 ツキを呼ぶには、次の事を心がけていると必ず、ツキが回ってくる。

1)人に恨まれることは、絶対にしない。
2)楽しいことをする。
3)自信のあることをやれ。
4)人のためになること。
5)責任がとれるかどうか。

なお言えば、常に感謝の心を持っておればよい。

人の悪口や欠点を言わない。

自分は常に謙虚である事。

簡単で難しいことである。



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念力の怖さ

2006-05-26 | Weblog
 「念力」というものがある。念は通ず。仮に、欲しいものがあるとする。

 その人の器量並みのものは「念力」で手に入る。

 とてつもない事を考えても、その人に、器(うつわ)が無ければ入らない。

 念を通すため、たとえば一軒の家が欲しい場合、その家を何回も見に行く。写真でもいい。間取りを頭の中に入れて、どのような生活をするか、できるだけ具体的に思い詰める。そこでの生活を、具体的に考える。

 欲しい車なら、その車の写真を家の中でいつでも見られるところに張って、その車で、どこに行くか、なにもかも具体的に、手に入れた時のような想像で接すると、不思議、不思議、必ず手に入る。

 なぜだろう。念の力である。念の力を信じなければ、実現しない。「信ずる者は強し」というのも、この事である。念力は本当は怖いものである。




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悪にも日柄がある

2006-05-24 | Weblog
 悪には、悪の時間帯というものがある。大悪、中悪、小悪。それぞれ寿命がある。

 悪は、どこかで発覚する。

 老子は「天網恢恢、疎にして失わず」といった。

 親の代で悪が発覚しなければ、子供の代か、孫の代になって、むくいが大きくなって
襲いかかるから怖い。

 相場にも、ケイ線(グラフ)の横軸があって、これが日柄である。

 ケイ線を読む場合、日柄を重視する。

 積み重ねである。善の積み重ねを積善という。積善の家は栄える。

 悪のほうは、あんなことをしていて、世間様が、よく見逃していると思うことも多いが、
どこかでその帳尻を合わさなければならない。

 毎日見ているテレビのニュースにしても、新聞の悪事露見の記事など、その一ツにすぎない。
本当に怖いのは、目に見えない、天の仕返しである。




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恐ろしい法則

2006-05-22 | Weblog
 不必要なものは、この世から消えていく、という厳然としたシステムが、医学の世界にあるそうだ。

 [アポトーシス]という法則だそうで、存在するものは必要であるから存在する。

 ガンなども、すべての人間に、しょっちゅう出来ているが、人間の体に不必要だから消えている。

 しかし、遺伝子の組みかたが完全に正常な力を発揮していない人は消せない。

 大宇宙の全てにこの法則が貫かれているそうだ。

 とすると、病気も、犯罪も、悪も必要なもので、それは神様の眼から見た必要・不必要である。

 企業でも、商売でも、必要のないものは消えていく。

 必要、不必要は、時間・空間にかかわっている。

消えたものでも、必要になったら再現する。国家にしてもそれは言える。恐ろしいアポトーシス法則である。

神の怒りに触れないか  

2006-05-19 | Weblog
 台湾の台北に、G・Wで旅行した人が、台北に世界一高層のビルができて、基隆(キイルン)までも見えると言っていた。

 台北に負けないよう、中国大陸(上海)では、台北のこのビルより、もっと高層のビルを建てるそうだ。

 高層ビルを建てると、その国の経済が不況に入るというジンクスがあるから、台湾に、おかしなことが起らねばよいがと思うし、負けん気で中国が、もっと高いビルを建てたら、中国経済も、妙なことにならねばよいがと思う。

 なぜ、超高層ビルが建つと、おかしなことが起るのかは、わからない。ただ、そのような例が過去には多かった。

 旧約聖書にも、天までとどく塔を建てようとして、神の怒りにふれるようなことがあった。

 いま、都心では、超高層マンションが次々に建てられているが、眺めはよいが、地震の時の、ゆれが怖い。

関東と、関西

2006-05-17 | Weblog
 関東の人が、関西に来ると関西人はお行儀が悪いので、びっくりするらしい。

 電車に乗るのに、行列をつくって関西は待たない。

 あんなことを東京でやったら、怒鳴られてしまう。

 クルマの運転も、関西人はマナーが悪いと言われる。

 関西に、長年、住みなれると、東京の人が、びっくりするような事も、それはそれで、関西では、うまくいっているのだが。

 よく、関西人は、えげつないといわれるが、もの事の黒・白の区別が、はっきりしているだけである。

 けばけばしいと、看板や着るものについても言われる。

 東京のようにオツにすますことはない。

 食べものについて、関西はコッてりしているというが、東京の黒々としたもの(うどん、そばの汁)より京風の、薄味の、おでんなんか、余程、上品なものである。

待って待って、待つ

2006-05-15 | Weblog
 大学の附属病院などに行くと、『よくもまあ、沢山の人々が、どこか悪いので、来ているのだが、普段、健康な生活をしている人にとって、世の中には、こんなに苦しんでいる人が、いるのか』と、あらためておもう。

 病院も、いまではコンピュータ化され、昔にくらべ大変便利になった。

 しかし、予約した時間になっても、かなり待たなければならない。 予約も、コンピュータで受け付けられる。

 診察は5分か、10分で、あそこへ行け、ここへ行けと、検査に手間どる。

 料金を払うにも、番号札を持って待つ。薬をもらうにも番号札を持って待つ。

 病院とは、待って、待って待つものである。

 貧乏でもよい。健康が、なによりの宝である。

 健康は粗食に限る。お酒もせいぜい1合ぐらいがいい。

 健康に感謝すべきだ。

虫の知らせ

2006-05-12 | Weblog
 人間の無意識に、予知能力のあることをユングは発見した。ユングの見た白昼夢が、何回も現実になった。

 「人の無意識のパワーは、未来を予知する力がある」。

 その力は、全人類共通の問題をも、とらえられる。

 われわれは、なんとなく、嫌な予感を持つことがある。

 嫌な予感は、たいがい当る。

 虫の知らせというものがある。なんとなく予感する。

 それが、当るのである。

 虫の知らせというと、なんとなく、呆やりと感じたりすることを言うが、実際の虫が知らせることがある。

 筆者は3度経験した。庭の土の全面から大きな蠅(はえ)が夜も昼も次々と発生して庭の木にべったりとまっている。

 年寄が、近く誰かが死ぬ知らせだと言った。父親が死んだ。

 松の木に大きな毛虫がバケツ3杯ほども一夜にしてついていた。母親が死んだ。虫の知らせだった。


幽霊は存在する

2006-05-10 | Weblog
 「人間の欲望とは、すべて、つきつめれば性欲である」

 とフロイトは断言した。

 フロイトは(1856~1939)オーストリアの精神医学者だ。

 ユングは、フロイトと対極をなす心理学者だ。

 カール・グスタフ・ユング(1875~1916)は、人間にとっての究極の疑問にとりくんできた。

 ユングの心理学は、人の心を解きあかしたものである。

 ユングは、オカルト的なものに強い感心を持って、幽霊は存在する、占いや神の啓示はあたると言っている。

 東洋の易は、当るから怖いとも言っている。

 人の心が持つ力は四ツにわけられる。ユングは「思考」、「感情」、「感覚」、「直観」の四ツであると結論づけた。

 思考と感情が対立セット。

 感覚と直観が対立セット。

 人は、この四ツの心理機能のすべてを備えているが、その中のどれかに強いものと弱いものとの差がある。


勝者が正義だ

2006-05-08 | Weblog
 相場を、50年間、張り続けてきて、いま頃、それに気づくとは、遅すぎゃしないか、
と思ったり、50年相場をやってきたから、今ごろ、はッと気づいたのか、などと思うのである。

 それは、「勝者の理論」とでもいうべきか。

 勝たないまでも負けない方法は、強い奴には向かわないで、強いものに、なびく。

 強きに味方し、弱気を、くじく。弱い奴は叩く。

 水に落ちかけの犬を棒で叩く。犬は、水から、はいあがろうとして、噛みつかない。

 相場の勝者は、利が乗っている側のポジションである。

 逆境にある側は、負け犬だ。

 相場の世界は、勝者が正義である。

 勝ち組に、ついていくだけ。

 相場が高下して判らない時は、身を退いて眺めるだけ。

 相場に欲は禁物というが、欲は出せるだけ出して、利食いは、どんどんするだけ。

楽譜が読めたら

2006-05-05 | Weblog
 モーツァルトの音楽のことはヒロセ通商の細合社長に教えてもらいたいと思う。

 なにしろ6月4日に八尾フィルハーモニーで交響曲第31番(パリ)の指揮棒を
ふるのだから凄いと思う。

 筆者は、家にいる時は、モーツァルトをかけっぱなしにしている。テレビは観ない。

 モーツァルトの「後宮からの逃走序曲」K384も好きだ。

 音楽はいい。会社でも、音量を下げて流している。

 しかし、細合さんのように楽譜を見ても、オタマジャクシが読めないのは情けない。

 あれが読めたら、どんなに素晴しいか。

 シンガポールや香港に行った時は、華僑の新聞を買って、じっと眺めていたら、
なんとなく書いてあることが判ってくる。

 楽譜が読めたら、そんなものではなかろう。多分、耳に音が響いてこよう。細合さんは
うらやましいと思う。

なんでも一陰一陽

2006-05-03 | Weblog
 5月第一週は、休みが続くので、原稿は、早目に、まとめて送ることにした。

 月刊の雑誌などの編集は、年末・年始と、ゴールデン・ウィーク、シルバー・ウィークなど、
編集者は、早い目、早い目に原稿の出稿をうながす。

 いま、誰でも簡単にゴールデン・ウィークという。これは昭和30年代の映画黄金時代の
映画業界の言葉で、お金が幾らでも入ってくる。

 われわれの側は、お金を使う側で、お金が出て行く週。

 だから、この週が終ると、モノの売れ行きが悪くなる。

 お金は使えば入ってくる。

 お金をつかわないで、ためている人には入らない。

 相場も、損するから儲かるのである。儲かるから損する。

 理屈のように思うかもしれないが、実際、そのような仕組みの中を生きている。

 なんでも一陰一陽である。

 このことが判ると、くよくよせずに生きていける。

為替の先物相場

2006-05-01 | Weblog
 為替の相場を勉強しようと思って、ヒロセ通商さんの細合俊一社長に、証拠金を入れて、ドルを買って、ドルが高くなったところで利食いした。

 またドルが下がったので、もう一回ドルを買った。

 ドル買いには金利が毎日ついてくる。相場がじっとしているだけでお金が入ってくる。

 まだ勉強中だが、為替先物も、確り判れば、面白い。

 人は、金利を狙って為替をやると相場に、やられるというが、細合社長が延々と10銭刻みか、1円刻みかでドルを買っていけば、相場の損よりも、厖大な金利が入ってくるというシュミレーションの表をくれた。

 ドル安の相場が、どのあたりまでかを見て、この計画を進めてみるのも面白い。一千万円の相場損でも、それを上回る金利が入ってくるようだ。

 勉強してみようと思う。お金儲けは勉強である。