相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

病院は、きらいです

2008-01-30 | Weblog

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 用心していましたが、風邪をひいたらしく、微熱があって冴えません。

 良寛さんは、病む時は、病むがよか候と申したそうです。

 風邪を引くのも仕方ない。薬を飲んで、温かくして寝ておれば治る。
 薬は、宇都宮の清水院長先生から、カッコントウを去年の正月に沢山いただいのが残っている。
 普段、モノを食べていないから体に抵抗力が無いのでしょう。
 食欲の無いところに、更に食欲がない。粉末スープをカップ1杯。おひるは、きつねうどん。夕方はバナナ1本。ヘルパーさんに獅子唐を焼いてもらい、醤油かけたのが主食。
 電気毛布にくるまって寝ておれば、なんとかなるでしょう。

 尾崎放哉(ほうさい)の句に、『 咳をしても一人 』 というのがあります。

 熱を出しても一人。病院で注射を打ってもらうとよいと人は言います。病院はきらいです。病人ばかり沢山待っている待合室にいると、もっと悪くなりそうです。

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おみくじの難平は、良くない

2008-01-28 | Weblog

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 もうすぐ節分で、立春大吉。なんとなく、ホッとします。旧のお正月が7日で、建国記念日。昔は紀元節(きげんせつ)と申しました。
 そして12日が初午(はつうま)。

 京都伏見のお稲荷さんは大変な人出でしょう。
 眼力様にお詣りの方も多いと思います。お参りすると、なんとなく、良い事があるように思います。
 眼力様の、おみくじはタダですがよく当たると評判です。
 おみくじの、大吉はド天井です。大凶は、ドン底です。
 ド天井は、もうこれ以上、上がないと解します。
 ドン底は、これ以下、もう悪いことはない。
 中吉 ・小吉 ・吉が安心ですね。凶とか、小凶、中凶でも、まあ、良いとしますか。

 おみくじは、悪いのが出たからと、2度も、3度も、ナンピン(難平)をかけてはいけません。
 出たとこ勝負。運命に逆らわずです。年月日を入れてノートに貼ります。


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雪など見た事もない子供

2008-01-25 | Weblog

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 寒いですね。皆様、いかがお過しですか?私は背中にも腰にも、足の裏にもカイロを貼って過ごしています。

 寝る時は、電気毛布です。
 台湾で生まれ育ったから、寒さには弱いです。

 さりとて、近年は夏の暑さも、きついですね。

 台湾の暑さといっても、比較的空気が乾燥していて風もあり、凌ぎやすかった。

 終戦で引き揚げてきて、内地(向うでは、日本の事を内地と言いました)内地の暑さにはかなわない。内地の寒さも、かなわない。

 戦後、台湾に、何度か行きました。空港を降りた時、「ああこれが空気だ」と思い。思い切り息をしました。

 台湾は食べものがうまい。友人たちは日本語が上手で、みんな日本人びいきです。

 向うでは寒い日でも10度です。一年に1~2日ある程度で、遠い山に雪が降ると、雪だ、雪だと学校で騒ぎました。雪など見たことがない子供です。


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次の特異日が来ます

2008-01-23 | Weblog

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きつかったですね、特異日の期間のNY、東京の株式相場は、23日の特異日が終わり、少しは落ち着くでしょう。
 その間、後始末ですね。
 次の特異日がすぐ来ます。
 2月7日から15日までです。

 さて、何があるでしょう。
相場の変動でなければ、天災、地災でしょうか。
 それとも航空機の大惨事、列車、船舶の大事故、車の大事故も怖いです。
 
 旧暦の2月11日を起点に23日の期間で1年を区切って特異日を自分なりに調べてみるのも、何かの参考になります。
 特異日は、太陽の陰力と月の引力、そして地球の自転による遠心力が複合した力が支配します。
 また、人間は生まれてからの日柄、いわば十干(じゅっかん)十二支のサイクルにも支配されます。四柱推命を気にする人も多いですが、これを本当に読み込める人はほとんどいません。大変難しいものです。易経もさらに難しいですね。 

 

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ご主人を褒めて下さい

2008-01-21 | Weblog

テレビニュースも新聞の見出しも、明るいものは無いですね。できるだけ暗い話は耳に入れないようにしています。大事故とか、子が親を殺したり、親が子を殺すというニュースはすぐ消します。

 

脳裏に、こういうものが映ると自分の運勢が悪くなるのです。 人様の悪口とか不幸な話は耳にしないようにしています。特に、ゴシップ、スキャンダルばかりの編集で販売を伸ばそうとする週刊誌はよくありません。

 

何の得るものなし。 この事がおわかりになると、かなり前進し向上します。私の所に来ていただくヘルパーさんのお話は、大概ご主人の悪口でした。それを言いまわっている間は不幸ですよとたしなめてきました。今では皆様、明るく生き生きして私の所に競争で来てくれます。私は必ずコーヒーを入れてあげます。

 

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一山平等、一笠一杓

2008-01-18 | Weblog
 私の好きな言葉に『一笠一杓 』というのが、あります。

 これは、山の中腹にある禅寺で、山を登ってくる雲水(僧)の笠を一ツ見たら、炊いているお粥の大きな釜に杓子一杯の水をつぎ足す。
 登ってくる雲水の笠が三ツなら柄杓三杯の水を加える。
 お粥は、段々薄くなります。しかし、一山平等の精神。
 禅寺の薄いお粥は天井粥とか、目玉粥と申します。
 あんまり薄いので天井が映っている。自分の目玉がお粥のお碗の中に映っている。
 文句を言う僧は、いません。
 お寺では大根を干して、これを樽に漬けます。ギュウギュウに漬けて大きな石を乗せますと、取り出して、切る時、切り口が四角になります。これが、一,二切れあればよしとする。

 お漬けものは、終局の美味です。白菜の漬物に胡麻をふったのもよろしいですね。


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喜ぼうとする努力

2008-01-16 | Weblog

 私の住んでいる町内界に、天理教の分教会というのがある。
 〔悩みのない人生はありません、いつでもお気軽にお立ち寄
り下さい〕と。
 月に1度、小さな紙片に印刷したものが、郵便ポストに入っ
ている。

 今回のは『喜びは喜びを招く』というものだった。
 不足は不足を呼ぶ。悩みは悩みを呼ぶ。
 腹の底から大声を出して、天を仰いで笑ってみよう。
 心は清々する。喜ぼうとする努力が喜びを生む。
 生きる幸せを心から喜ぼう。
 悲しみは、悲しみを深くする。悲しみは、尾を引く。
 私が、いつも思っている事を上手に書いてあった。
 すぐ腹を立てる人もいる。決して良くはならない。 
 愚痴の多い人には、接近しないこと。
 窓辺の植木鉢のゴムの木もすぐ明るいほうを向いてしまう。

 心を常に明るくして暮らせば幸運が来ますね。


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憂 (う) しと見し世ぞ

2008-01-14 | Weblog

 ながらへば、またこのごろやしのばれむ、憂(う)しと見し世ぞ今は恋しき。
 どなたでも御存知の藤原清輔朝臣ですね。
 小倉百人一首は、いいですね。

 高砂の尾上の桜咲きにけり、の時期が待ち遠しい。

 いにしえの奈良の都の八重桜。節分が来て、立春大吉、そのあとに二月堂のお水取り。
 
 
まだまだ寒い日が続きます。
 俳句も、唐詩も、万葉集もいいですね。
 なにが良いか。私は、空気の澄みぐあいが判るから良い。
 混濁(こんだく)の世も、それはそれで仕方ない。
 なげいても、どうにもならない事は、素直に、仕方ないと受
け入れますと、これは老子の哲学になります。
 
 そして『なんとか成る』。いやはや、たいがいの事は、なんとか成っていきます。
 災難に逢う時は、逢うがよか候は良寛さんでしたね。
  憂しと見し世ぞ今は恋しき。時間ですか。


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寒いですね

2008-01-11 | Weblog

 座る放哉(ほうさい)、歩く山頭火といわれた。
 両者とも大酒飲み、放哉は東京帝大の法学部卒、しかしお酒で失敗した。
 有名な句は
 「咳をしても一人」。
一切放下で西田天香の一燈園(イットウエン)に入ったが宿病と粗食で体をこわした。
 寒に入って
 「なにがうそでなにが本当の寒さかな」。

 久保田万太郎の句。
 「いふことの、あとさきになる寒さかな」
 「気やすめの薬ばかりや冬ごもり」
 「また人の死んだ知らせや冬ごもり」
 「死んでゆくものうらやましや冬ごもり」
 万太郎の気持ちが、わかりすぎるほど判ります。
 「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」
が、名句といわれた。

 下村非文さん(小生のお師匠さん)に
「おでんやの、すみにおらざる如くおる」
というのがあります。なかなか、良い句ですね。おでんのお皿は、大根だけ。寒いと、人間、欲が無くなります。


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特異日が来ます

2008-01-09 | Weblog
 大事故、大災害、大変動の起こりやすい〔地球上の特異日〕が1月15日→1月23日までが、本年の第1ラウンドです。

 壁のカレンダーに赤のマジックペンで期間中に線を引いて見ていてください。
 阪神大震災も、JR西日本大事故も、インド洋大津波も、特異日から、のがれませんでした。
 特異日は、2月11日を起点に約23日の周期です。
 太陽の引力と月の引力と、地球自転の遠心力の複合した「偶力」のメカニズムによるものとされます。
 私は毎年、紀伊国屋書店で年末に毎日お月さんの絵のついた陰暦のコヨミを買います。また松村賢治さんの『旧暦(きゅうれき)と暮らす』(スローライフの知恵ごよみ)ビジネス社 ・¥1600を座右にしています。
 特異日の2月11日起点というのは陰暦です。今年の2月11日は3月18日に当たります。
  〔前記 ・ 旧暦と暮らすの巻末の旧暦作成用万年暦は平成25年まであります。〕


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寒中お見舞い申し上げます。

2008-01-07 | Weblog

 七草粥が終わりますと、関西では十日えびすです。大変な賑わいですね。
 暦は寒に入りました。大寒は21日ですが、寒いのは嫌ですね。家ではガスストーブとオイルを温める電気ストーブをつけて冬籠りです。まだ年賀状も書いていません。
 沢山の方から賀状いただいて、書かねばならんと思い思い心が重いです。

 世間様は4日朝刊は原油100ドルの大見出し。そして円高。
 夕刊は東証一時765円安。5日の夕刊はNY株256ドル安の大見出しでした。
 年始にこれだけ驚かされますと、もうなにがあっても驚かない。驚きは、すぐ忘れるから人間、生きていけます。
 驚きは 『新鮮なるを、よしとする』。しかし、天変地変だけは、お断り申し上げます。

 平成も20年。老人はすぐ頭の中で、昭和だと、なん年になるかと計算します。 
 1月14日は休日ですが、このコラムは書きます。
 本年もよろしくお願いします。


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謹 賀 新 春

2008-01-04 | Weblog

 新年あけましてお目出とう御ざいます。

 お正月は写経をしていました。
無であり、空でありの所を、有であるNY相場に、心が、掻き乱れ、まだまだ修行が足りません。

 今年一年も、よろしくお願いします。

 〔1月4日朝 ・ 寒いですね。〕


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