相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

消えていったもの

2007-05-30 | Weblog

 昔、あったが、今は、なくなったものは多い。
 時代と共に、なくなった(消えたもの)、なつかしむ。
 郷愁である。昭和40年頃までは、まだ、昔のものが多く残っていた。
 お年寄りは、昔を、なつかしむが、若い人は、昔を知らない。
古いものが消えていくと、新しいものが出現する。
 携帯電話という非常に便利なものが日常生活に、とけ込んでいる。ネット通信も。
 子供に、アレルギー症がひどいそうで、牛乳、タマゴ、小麦粉、そば、南京豆。
 昔は、そんなもの聞かなかった。抵抗力が失なわれた。
 大学生は、ハシカだそうである。大学生の幼児化か。
 日本人は魚を食べなくなった。骨があるから食べない。
これも幼児化である。
フルーツも皮をむくものは敬遠されるからスーパーでは皮をむいて容器に入れて売る。
昔は西瓜など井戸に投げ込んで冷やした。
まっくわ瓜というのもおいしかった。



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相場人生は罫線

2007-05-28 | Weblog
 大相撲夏場所で「昇る朝日の白鵬」、沈む夕日の「朝青龍」の図を見る思い。
 一強時代の王者・朝青龍が5敗しても、まったく話題にせず、白鵬の全勝と、横綱昇進ばかりが話題になった。
 去る者、日々にうとしと言う。
勝負の世界は、なにがなんでも勝たねばならぬ。
 朝青龍と白鵬の星取り運命は、まさしく罫線である。
 相場として見ていくと、判りやすい。
 それは、成績のよくないプロ野球の阪神タイガースも、罫線で見ていくと、底打ちして、出直りが近い。
 恐らく阪神は、出直りに入ると、びっくりするような連勝が実現する。
 プロ野球は罫線である。
野球の事も、相撲の事も知らないから、相場として見ていけるのだろう。
 人生も、罫線である。
 いまNYゴールドやプラチナが天井打って、これも相場人生。



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お腹が減るのは幸福である

2007-05-25 | Weblog
 食欲は空腹、空腹は幸福だと、つくづく感じる。
 今年の夏は猛暑という予想で、去年の夏も越すのに随分きつかったが、今年の夏は越せないかもしれないと思っていた。
 食欲が雰で、モノを食べないから体力が落ちていた。
 主治医の先生である宇都宮の東洋堂の清水広三先生が御心配され、問診していただいた。
 胸がきつく痛いので肺ガンだろうと自分で思っていた。
先生はモノを食べないから胃が弱っていると御診察され三種類のお薬を送ってこられた。
 これが、びっくりするほど利いて胸の痛みは完全に消えてしまった。
 不思議に食欲が出てきた。
なにか食べたいという気が起きる。
コンビニでお握りを1ツ買って、ヘルパーさんに焼なすをつくってもらう。
朝はキリンのビール酵母をお湯で溶いて飲む。
元気が出てきた。
名医・清水先生のおかげである。
感謝、感謝の毎日。



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ドルはまだ買われ円は売られる

2007-05-23 | Weblog

 NYのドル・円相場の罫線を引いていると実に綺麗な上昇トレンドの中をドル高に進んできた。
 ドルを買って、金利を稼いでいる人たちは、順調である。
 相場のトレンドは、これを引いている人は、よく判ると思うが、当初の上昇トレンドから足を踏みはずして(四月中旬の線形)、それからまた出直す。
目下、2段目の上昇トレンドの中にある。
 そして、これが突き抜けて1段目の上昇トレンドの中に食い込んで行くと、騰勢出しつくしで修正反落する。
 日足線は、窓をあけて飛ぶ場合もある。
騰勢に勢いがついてしまう。
 今年の1月~2月のように120円~122円圏でボックス型になると、段々陰線が多くなる。
 今年の3月はドルの底練り型。
 商品相場を敬遠して、為替のネット日計りが急増している。
円は、まだまだ安くなりそうだ。


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お米は上場しても人気は呼ばない

2007-05-21 | Weblog

 商品の取引所も、いずれは総合取引所の中に入って金融庁の監督の下に置かれることになる成り行きである。
 いま、商品先物の業界は、取引員会社も、取引所も極端に弱ってしまった。
 リスクの大きい商品相場が敬遠されている。
 かわって、為替の証拠金取引が、人気を集めている。
 特に、ネットの日計り商いが、もの凄い。
為替取引は、まだまだ拡大していくだろう。
 商品界で、お米の上場に期待を持つ人は多いが、仮りにお米の上場が出来ても、商いは期待できない。
 当局は、主食であるお米を投機の対象にならないよう規制をかぶせる。
 お米の価格変動も、期待すべきもなかろう。
 相場はガソリン、灯油のように大荒れも敬遠されるが、動かない相場も人気を呼ばない。
お米は完全な期待はずれになると思う。



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死ぬのも感謝と思うようになった

2007-05-18 | Weblog

 関大徹和尚が言ったといわれる『病いは、死んだら治る』という言葉が、解けたようでまだ本当に解けていない。
 「死ぬのも感謝」。
ふと、これでないかと思った。
 淋しい、悲しい、苦しい、切ないという思い。
 生きているからである。
それらは全部、死んだら消える。
 生きているから相場の損が気になる。
生きているから対人関係で苦しむ。
 すべて、死んだら消える。しかし、死ぬのはいやです。
 いやなら、それらを我慢しなければ。
 生きている事の感謝は、日々の苦しみであれば、苦痛に感謝。
日々足るを知るものは仙境なり、足るを知るものは富者。
 近頃、「死ぬのも感謝」と思うようになった。
死んだら楽になるか?というと、死んだ人間にとって、楽も苦もない。
 般若心経は、いい事を言っていると、つくづく思う。


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持てる者には与えられる

2007-05-16 | Weblog

 1000万円を入れてドル先物を買って、年間700万円の金利を稼ぐ事は可能で、実行している人を知っている。
 ただし、ドルが安くなると証拠金の1000万円がパーになるから、用心のため、もう1000万円を入れておく。
 100万円で年間70万円、100万円ポッキリでなく、用心のため
あと100万円の計200万円で、ドル金利を稼ぐわけだ。
 筆者の知人は1億円入れて、半分の5000万円分、ドルを買って金利を稼いでいる。
 5000万円で、年間、3500万円が転がり込んでくる。
 要するに、リスクをおさえて安全性を確かめる。
 キリストさんは、持てる者には与えられ、持たざる者は奪われるといった。
 仮に、2000万円で1000万円分だけドルを買って、年に700万円。月々60万円の収入があれば、あくせく働かなくてもよいが、体をこわす心配もあるから気をつける事。



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成功者の共通点は「謙虚」

2007-05-14 | Weblog

 『市場成功者たちの内幕物語』という本を柳沢逸司氏が訳して晃洋書房から出した。
 600頁ほどの部厚さで3300円。
 ジム・ロジャースや、ジム・レイトナー、スコッド・ビセンなどの成功者12人の相場に対する取り組みかたや、考え方が記されている。
 柳沢さんの「あとがき」で、市場で成功する人の共通点があげられている。
 なんと、[第一は、謙虚であること]とある。
 ここで、謙虚が出てくるとは思わなかった。
 伏見の眼力さんじゃないか。
 3300円のこの本は、相場する人にとって、非常に役立つから赤線を引いて、本がボロボロになるくらい読んで下さい。
 柳沢さんは、相場に関する本を、これで7冊目になる。
いまは東京教物市況調査会の顧問をされている。
 著者は、スティーブン・ドロブニーという人である。

 

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歴史から学ばない人類

2007-05-11 | Weblog
 NYの株価が、どうも、あやしくなったと思います。
 山雨来たらんとして、風は堂に満つと申しましょうか。
 円は高くなり、ドルが安くなるようなチャートです。
NYの株が暴落したら、東京の株も暴落します。
 NYと、シカゴの商品相場を見ていますと、なんとなく雲行きがおかしいですね。
 ゴールドが大幅に安い、コーンも大幅安。おそらくNYの原油も、人々が予想もしないような下がりが来るのではないでしょうか。
60ドルを割って57ドルあたり。
 いまから準備して億円単位のお金を儲けるには、中国の狂乱株式ブームのバブル崩れを、いかに対処するか。
 必らず中国のパニック的株価崩れが来る。
その前に、アメリカNYかもしれない。
 [人類は、歴史から、なにものをも学ばないことを歴史から知る]。いい言葉ですね。


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缶ビール片手にテレビの野球

2007-05-09 | Weblog

 ブログは800万人だそうだ。
NHKテレビでやっていました。
 蛙鳴蝉噪(あめいせんそう)である。
百家争鳴である。
 ネットを通して、どこまで伝わっていくのか恐ろしい現象。
 しかしネットは便利である。
欲しい物も色々と比較して入手出来る。
 新聞も、ただで読めるし、アマゾンなどで欲しい本も探せる。
本屋に行かず、ネットで本を買う人が全体の2割5分というデータもある。
 まさにネット時代である。

缶ビールを飲みながら、テレビで野球を見て、今日一日無事でしたというのが一般的サラリーマンの生活。
 しかし、強烈な阪神ファンだと、阪神タイガースの成績が晴々しないので病気になる。
 幸い小生は、野球に関心がない。
昔は大毎オリオンズとか、松竹ロビンズ、西鉄ライオンズ、国鉄スワローズなど知っているが、阪急も南海も、大洋ホエールズもどこへ行ったのやら。


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食べないと胃に穴があく

2007-05-07 | Weblog
 かなり前から左側の胸の処が病んでいたのが、段々下のほうの横腹に痛みが移るので主治医の宇都宮の清水院長先生にお聞きしたら、モノを食べないから、胃に穴があくのだと言われ、これは大変だと、あわてました。
 それで毎日、食べたものを「餌日記」にメモして、あとから読むと、これではアカンなとわかります。
 朝は会社に出てプリンを1ツ食べる事にしました。
家では朝はバナナ1本とコーヒー。
 昼は会社で弁当買ってきてもらいます。
夕食は、カップヌードルか、コンビニのおにぎり。
 備蓄用にクラッカーと、チーズは必ず買っておく事。
 月水金にヘルパーさんが来るので毎日鰯の天婦羅とカツオの叩きを買ってきてもらうようにします。
 清水院長先生に御報告したら、それならまずまずだと褒めていただきました。
胃に穴があかなくてよかったです。


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食べるのがめんどう

2007-05-04 | Weblog
 つい、うっかりして四日・金曜日のブログを書き忘れ、三日の夕方、家で書いて、FAXで送ります。
 今夜の夕食は、ドンクのハードトースト 1枚に帝国ホテルのマーガリンを塗ったのと、明治製菓の「ビーフコンソメ」JAL機内好評と書いてあります。
 老人の一人暮しで、ものを食べるのがめんどうで、それでは体をこわすと宇都宮の私の主治医の清水広三院長から叱られ、食事内容を毎日記入しています。
 今朝は、ゆでたじゃがいも2コ、バナナ1本です。
 おひるは会社で弁当買ってきて女子社員とテーブルで一緒に食べます。
 きのうの朝は雪印カマンベールチーズとビーフコンソメ。
 カロリーがないので疲れます。
ご飯は家で食べたことはない。
これでも、気をつけています。
 一人暮しとは、わびしいものですね。


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バッハの怖さ

2007-05-02 | Weblog

 交響楽の演奏者であり、クラシックの指揮棒もふるヒロセ通商の細合社長に教えていただきたい。
 近頃、バッハの教会音楽に、なぜか、のめり込んでしまいました。
マタイ受難曲「アリア」神よ憐れみたまえなど。
 「コラール」こうべは血まみれに。
「合唱」われらは涙を流してひざまづき。
 バッハは、モーツァルトと根本的に、なにが、どう違うのですか。
 クラッシック音楽の素人に、わかりやすく御教授お願いしたいと思います。
 バッハは、心の中に、しみこんでしまいます。
聞いていて、死んでも、いいという気にさせるので怖いです。
 音楽の力は、人間に元気や活力をあたえてくれますし、悲しくて、淋しくて、どうにもならない時は、また、心を癒してくれたりしますが、死んでもいいという気にさせるバッハは、一体なんでしょう。


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