相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

とにかく凄いお話

2006-08-30 | Weblog
 花粉症になる人の方程式。

 アトピーの子がいる家庭の方程式。

 倒産する会社の方程式。

 お金に困らないための方程式。がん細胞をなくす方程式。がんになりやすい人。病気にならない方法。

 毎日が楽しくて仕方がない。

 小林正観さんの〔宇宙を味方にする方程式〕の目次の一部である。

 致知出版社刊(¥1429)。

 とにかく凄い本だ。

 読んで、身につけば、必ず、そのようになる。

 要するに感謝、感謝だ。

 ありがたい、ありがたいを毎日、口にしていたら、ありがたいことが次々起る。

 2万5千回言ったら現象が、はっきり現われ、5万回言ったら、もっと凄いことになる。

 カウントは神様がする。

 しかし、不平、不満、愚痴や悪口を言うと、一瞬にしてカウントが消える。

 凄いお話でしょう。

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不思議ではない不思議

2006-08-28 | Weblog
 世の中には、不思議なものが見える人がいる。

 目に見えない「仕組み」が理解できると、なんで、そんなに苦しまなければならないのか。そんなに苦労しなくてもいいのですよと、判る。

 お金も入るべくして勝手に入る。ガンも、治ってしまう。宇宙の仕組みを味方にすればよい。

 小林正観さんが、講談社(¥1429)から出した『楽しい人生を生きる宇宙の法則
』致知出版社から出した『宇宙を味方にする方程式』(¥1429)。両方とも凄い本だ。

 その前に出した本を含めて小林さんの本は、50冊買って人様に贈った。

 誰もが、よくなって幸福にいって欲しい。

 いずれの本も、思う所に赤線を引いて、何回か読んで、身につくと、必ず不思議な現象が起こる。これは間違いない。要するに感謝の気持ちである。

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空腹のぜいたく

2006-08-25 | Weblog
 なにも食べたくない。というのは、老人になると、食べるのが、めんどうくさいわけで、特別に、食べたいものもないから、食べないほうが楽なのである。

 それでも、夏の暑い時は、足が、ひょろつくから、鍋にお椀一杯の水を沸騰させてオートミールをスプーン一さじ入れて、塩を少し入れて、朝はこれですます。

 日曜に、スーパーに行って冬瓜(とうがん)を見つけた。

 味の素が出している「とりがらスープの素」で冬瓜のスープをつくる。夕食は、それで終る。だから段々目がへっ込むような気になる。

 食べないで、空腹の時の気もちがよい。

 空腹は、ぜいたくである。

 たいくつも、ぜいたくである。

 テレビなどは観ない。

 モーツァルトをかけて、タバコばかり吸って、休みの日は一日を過ごすことが多い。

 まさに廃人である。

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全身投げ出す烈しい眞砂女

2006-08-23 | Weblog
 暑さのせいで、食欲がまったくない。ざるそばや、そうめんを、すする程度では、体が、なんとなく、だるい。

 若い頃には、焼肉ばかり食べていたが、豚は好きくない。かしわも好きくない。

 焼肉は、暑苦しい。

 俳人の鈴木眞砂女さんは、90歳になっても、週に一度は血のしたたるようなステーキを食べていたそうだ。

 「羅(うすもの)や人悲します恋をして」。「羅や細腰にして不逞なり」。不倫の恋で実家を飛び出して恋に苦しんだ。

 銀座に小料理屋を出して、文人、俳人、新聞記者の常連が毎日のように通った。

 眞砂女の句は好きである。

 スパっとしている。

 海軍の航空士官に恋をして九州の飛行場まで追った。

 「泣きし過去、鈴虫飼ひて泣かぬ今」。

 わが恋や秋風渡る中に在り。全身投げ出す烈しい句だ。

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きつい暑さでした

2006-08-21 | Weblog
 暑かったですね、この夏は。歳をとると、年々、暑さがこたえます。

 若い頃は、どんな暑くても暑さは気にならなかった。

 屋上ビアホールで、ハワイアンのウクレレを聞きながらアッという間に夏は過ぎた。

 当時も、お歳寄りはいたわけで、その人たちが、どのように夏を過ごしたか、気にもとめなかった。

 若さというものは、いいものである。

 昔は、冷房のクーラーなどない。せいぜい事務所には扇風機を回し、氷柱を立てる程度。

 夕方、庭に打ち水などして加賀の千代の句ではないが、「夕顔や女子(おなご)の肌の見ゆる時」。行水である。

 タライにお湯を入れて、庭先で湯あみする。

 千代女は「夕顔の身は持ちにくし秋の風」。

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門を出でずして天下を知れ

2006-08-18 | Weblog
 筆者は日刊の新聞を出しているが、テレビは見ない。

 朝日、毎日、読売、日経の新聞も会社のとじ込みを、3日遅れでペラペラとめくる。

 日本経済新聞の社員が、インサイダー取引で逮捕されたが、ああいうことは日経の昔からのシキタリみたいなもの。

 今頃、騒ぐのがおかしい。

 テレビも信用するな。特にNHKは、おかしい。

 民放は、愚にもつかないことばかりである。

 新聞は、3日遅れで見出しだけ見ていくと、ほとんど読むところがない。

 テレビも、新聞も見なければ時代に遅れると思っている人が多いが、時代に、遅れたほうがよい。

 時代に先がけて、なにか得たものがありますか。

 門を出でずして天下を知る。

 古い中国の言葉だ。勿論、ケイタイなんて、なんの役にもたたない道具である。

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人気にダマされる

2006-08-16 | Weblog
 多くの人は、だまされたがる。北浜の証券会社の、この道50年のベテランと話をしていて、なんで、株をやる人はだまされたがるのだろう?と首をかしげていた。

 大証券会社の投資信託にしても、わずかな配当で、だまされている。

 投資信託は、マヤカシである。証券会社のゴミ入れである。

 自社が思惑して失敗した(損した)株を投信に組み入れる。

 株をやっている人は、相場の勉強をしていない。

 だから天井を買い、大底でブン投げる。

 人気に左右されるから、儲かるはずはない。

 なぜ、相場を勉強しないのだろう。

 その点、為替や、商品、金利の相場をやっている人は、相場の勉強が出来ている。

 相場の人気につられて高い所を買って、崩れた値段を見てダマされたという。人気にダマされたわけである。

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運勢を落すニュース

2006-08-14 | Weblog
 作家の城山三郎さんは、テレビのニュースは見なかった。

 テレビのニュースほど、良くないものはない。

 殺人や、事件や、不幸なことばかりで、まいないをもらって知事や、市長さんが逮捕されたとか。

 悪いものを見ると、悪いものが入ってくる。眼が、よごれる。耳が、けがれる。心が沈む。

 そのようなニュースが多い。

 週刊誌も買って読むべきものでない。人様のスキャンダルに関心を持っていては災いをまねく。

 電車の中の、中吊り広告で週刊誌がツマラヌ事を書いているのが判る。

 新聞の広告で週刊誌が愚にもつかないことを書いているのが判る。

 週刊誌のタネになるようなものに、関心を持ってはいけない。

 テレビのニュースも同じである。自分の運勢を悪くする。

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不思議ではない

2006-08-11 | Weblog
家の仏壇は、お参りしたこともないという人がいた。

 かなり昔の話だが、親たちが死んで、兄弟で家を売る話になった。いい場所にあるのに売れない。

 売れそうな話になると、不思議にこわれる。

 それは、ご先祖様が邪魔をしているのだよ。

 仏壇にお花を供え、ローソクを毎朝あげて、線香も立ててごらん。

 仏壇なんか、あげたこともないというから、それじゃ家は売れないよと教えた。

 家を売りたい一心でやってみたようだ。

 毎日、ローソクに火をともし、お線香もあげる。

 なんと、一週間もしたら、家は売れたと報告してきた。

 『そうれ、私の言った通りでしょう』。ご先祖様に、毎日感謝するのですよ。

 彼は不思議なこともあるなと、判ったような判らん顔をしていたが、不思議でもなんでもないのだ。


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すがりつきたい

2006-08-09 | Weblog
 筆者の家のお墓は、高槻市の天神山の、昔は竹やぶの中の有名な伊勢寺である。

 伊勢寺には古いお墓が沢山あって、石だけで、江戸時代のものばかり集めてあった。

 昔は、士族と平民の区別が、お墓の場所で決められていて、士族のお墓には、無縁のお墓が、ほとんどだった。

 その無縁の石だけのお墓に一本、一本線香を供え、水をかけてあげた。

 ところが、家に帰る車が大阪市内に入って谷町のお寺の多いところで、迷いに迷ってしまった。いつも通っている道なのに。

 この事を、お墓にくわしい人に話をしたら、それは無縁の墓の仏が、すがりついてきたのだ。絶対、他人様のお墓に手をつけてはいけませんといわれた。

 こちらは親切な気持ちでも無縁の仏さんは、なにかに、すがりつきたい。中途半端なことをすると命にかかわりますよといわれた。

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心配させるな

2006-08-07 | Weblog
 8日立秋。秋たつや川瀬にまじる風の音・飯田蛇筍。

 秋立つと申しても残暑きびしきなか。やはり、お彼岸が済むまでは暑い。

 8月は旧のお盆。お墓参りは欠かせない。

 ご先祖様に、感謝する。

 よく、困った時に、お墓に行ってお願いする人がいる。

 死んだお墓の中にいる人が困るだけである。

 死んだ人は、なにをする力もない。すがりつきたい。薄暗いところにあって、お灯明もあげてもらいたい。

 お花も供えて欲しい。たまにはお経もあげて欲しい。

 それなのに、生きている人間が、困った時だけ、すがりついてお願いするから、ご先祖様は困ってしまう。

 死んでも、まだ親に心配かけるのか。たまには、安心させろ。感謝してくれても、よさそうなものだという。

 お墓の中の人は、淋しい。淋しい世界なのだ。

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ぶらりと、とどく

2006-08-04 | Weblog
 むなしさに堪えて草ふむ草青し(山頭火)

 人生で、生きていくうえに「むなしさ」というものは、誰にでも襲いかかる時がある。

 むなしさは、なぜおこってくるのか。思い通りにならないからであろうか。

 むなしい時は、むなしさの底のほうに沈んでおるしかない。たいくつな時は、たいくつの中に沈潜する。たいくつまたよしになる。

 むなしさも、またよし。

 へちま、ぶらりと地べたにとどいた(山頭火)。

 なんでも、とどけばよいので、むなしさも、切なさも、悲しさも、ぶらりと地べたにとどくことになる。

 「どうすることも出来ない矛盾を風ふく」矛盾の風吹くではない。矛盾を、である。

 どうすることも、できないものは、どうすることもできない。草のたくましさは、炎天さらにきびしく。

 この夏の暑さ、越せるだろうか。

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お年寄りはどこへ行く

2006-08-02 | Weblog
 8月という月が、なんとなくもの悲しいのは、お盆があるからで、終戦(敗戦)の日が、まるで、しめしあわせたように8月の15日である。

 テレビで全国戦没者の追悼式を見るたびに、両手を合わせて黙祷している。

 いまは、田舎の盆踊りも、あまり遅くまではやっていないが、風に乗って遠くから、盆踊りの音頭が聞こえてくる。

 お盆といえば、高速道路の渋滞であろうか。

 帰郷して、先祖様のお墓参りは、日本人としてやはり欠かせない。

 若い人たちは、海へ、山へ、そして海外へ出ていく。

 年寄りは、どこへ行く?

 年寄りは病院と、焼場から墓場に行く。

 種田山頭火の句に「よい道がよい建物へ、焼場です」。

 なんとなく判る。「炎天の影ひいてさすろふ」。

 悲しい時は山頭火の句を、口ずさんでいる自分だ。

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