相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

紀元節には旗を立てます。

2007-01-31 | Weblog
 2月といえば梅、節分、立春、初午。
昔は紀元節といった2月11日の今は建国記念日。
 筆者の家の近くを西名阪高速道路で、橿原神宮に右翼団体が集合するのに、昔の軍歌を、拡声器の音量をあげて、昔の軍艦旗などをひるがえして朝も早くからにぎやかだ。
 われわれの年代は皇国少年で軍歌の時代だから、軍歌しか知らない。
「抜刀隊」。「敵は幾万」。「橘中佐」。「昭和維新の歌」。「空の神兵」。「露営の歌」。「戦陣訓の歌」など寒いけれど街宣車から流れてくる軍歌を聞いているから風邪を長びかせる。
 わが家では正月元旦に日の丸の旗を旗竿で掲揚する。旗を立てるのは我が家一軒だったが、もう一軒、近くで旗を出すようになった。
 2月11日の紀元節にも旗を掲揚する。
 旗を出すのは年に、この2回だけである。ほかの祝祭日には出さない。
頭がそれだけ古いのである。


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安心の場所に、自分の気持ちを置く

2007-01-30 | Weblog

 鴉が朝から騒ぐ時がある。
一般的に、鴉が騒ぐから、今日は、なにか悪い事があると言う。
 それは違うのです。なにか悪い事が起るから鴉が騒ぐのです。
鴉が、現象を先知している。
 では、鴉の世界の悪い事と人間社会の悪い事は、同次元なのか?
 それが判らないが、鴉の脳波にも、なにか異常を伝達するものがあるのかもしれない。
 人間には虫の知らせとか、第六勘、先知というものが、はたらく時もある。
 現象学のほうでは、かなり研究が進んでいる。
 それとは別に、運の強い人がいる。
その飛行機に乗り遅れて助かったとか、いつも乗る電車に遅れたことで命が助かった人は多い。
『人間万事、塞翁が馬』(淮南子)。
 いつも天に感謝しておればいいのか。
しないより、するほうが自分の気持ちを安心の場所に置いておける。
(1/29 S.ガブラギ)



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相場も寒の肥料必要

2007-01-26 | Weblog
 このブログにおたよりを寄せられた方に、『相場が、どうも、うまくいかない』という人がいた。
 筆者など55年間、相場をやってきて、今もって、うまくいかない事が多いのです。
 これは、うまくいく時間帯と、うまくいかない時間帯があって、名人でも、達人でも、それは同じです。
 「あきらめた者は勝てない」と言います。
毛沢東さんは、井戸を掘るなら、水が出るまで掘れと、無茶を言います。
水の出ない所は幾ら掘っても水は出ないでしょう。
 それは別にして、うまく行きだしたら、ゆっくり、ぼつぼつの時もあれば、忽然と儲ける時があります。
 [成功するには窮苦の日にある。事の敗るるは得意の時にある] と申します。
 相場が、うまく行かないことに気を揉む必要は、まったくありません。
成功するための[寒の肥料]みたいなものです。


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大阪の花は高いですね

2007-01-24 | Weblog
 ブログの登録者が平成18年の白書で868万人というから凄い数である。
 筆者は知らなかったが、ブログのアクセス・ランキングというのがあるそうだ。
 ジャンルごとに上位500位まで出せるそうだ。
このブログは、昨日為替で34位に入ったそうだ。
 筆者は素人だから、なにも判らないが、ブログ・ランキング34位というのは凄いことのようだ。
 やはり、細合社長のお人柄であり、社員の方々の情熱と温かい心が通じるのである。
 誕生祝に、社員の方々が色紙にメッセージを書いたのをいただいて、ありがたい。感謝。
 細合社長が大きな花束をかかえ、大阪の花の高いのに、びっくりしたと、おっしゃる。
 細合さんは交響楽団の指揮者の時に、花束を受ける。大阪八尾の花の値段は、大阪市内の5分の1ぐらいだそうだ。
 高い花を、ありがとうございました。うれしい。うれしい。


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七十七歳にして判りかけてきたこと

2007-01-22 | Weblog

 きょうは4~5通のブログへのおたよりいただき有り難うございます。
必ず御返事を書きます。
 御返事もブログに打ち込んでいるのだそうですね。
それだと、誰もに読まれているのかと、びっくりしました。
 それでもいいです。私は裏もおもてもありません。人様に区別をつけたこともありません。
 その方の有名、無名、地位を、まったく考えず、白紙でいつもむきあっています。
 無心、白紙の向きあいが真剣勝負という心づもりです。
 これは日常でも同じです。無念無想というとえらそうに聞こえるかもしれませんが、生きていくうえで自然体が、一番楽だし、なんとかなっていくものであるのを77歳にして、ようやく判りかけてきました。
 今後ともよろしくお願いします。



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商品市場は淋れます

2007-01-19 | Weblog

 商品取引所という所は、[持てる者には与え、持たざる者から奪う]という基本の姿勢があります。
 持てる者とは、大口ファンド筋や海外相場師、大手商社筋です。
 持たざる者は、相場の好きな大衆投機家です。
 かっては東京工業品取引所のパラジウム市場、去年のゴールド市場です。
 また、かっては三菱の大豆や、商社のアラビカ、そして今はコーンや大豆です。
 大衆の信頼を失った市場は取り組み(ポジション)が増えません(金市場のように)。
 商品のほうは、これから淋れるでしょう。
 そのかわりに、為替の証拠金取引が大衆の身近なものとしてなり、ますます商い高が増えます。
 市場が信頼を失ったら、どうなるか、今後の東京コーン市場を見ていると判然と、お判りになります。

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ありがたいですね

2007-01-17 | Weblog
 ヒロセ通商の細合社長と話しをしていて、このお店に、1日平均30件の新規のお客さんが、おみえ(ネットで)になるそうだ。
 1ヵ月、約600名の御新規さんと聞けば、いまの商品取引員会社は、びっくりする。
 ヒロセ通商は、為替の先物取引である。営業は、セールス活動を、まったくやっていない。
 人の口から口に伝わっているようで、ネットが広がっている。
 細合社長は、つくり話や、ウソなど絶対言わない人である。
 この事は、私が保証する。信頼の信という字や、誠という文字のカタマリみたいな人である。
 なぜ、毎日、毎日、新しいお客さんが加入するのか、社長御自身も判らないそうだ。
 それは、儲かっている人が人に紹介するのである。
 月に30万~50万円、持って帰る人も多い。
地味であるが儲かるというのが当った経営方針である。
ありがたいですね。


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うれしい、おたよりを、ありがとう

2007-01-15 | Weblog

 このブログに沢山のおたよりをいただく。ありがとう御ざいます。
 (ニートなひきこもり)というお方から10時間かけて伏見のお稲荷様の、230メートルのお山を登られ「眼力社」様にお詣りしたそうだ。
御苦労様でした。きっと忘れた頃に、「なんでだろう」と思うような、
いい事、うれしい事がありますよ。
 もうお一人の方は心臓の手術をされた、お方ですが息を切らせて
「眼力社」様にお詣りに山を登ったそうである。
 よかったですね。健康になり、きっと、うれしい事、ありがたい事が、忘れた時分に、おとずれましょう。
 よかった、よかった。自分の事のように、うれしいです。
お二人に、「ありがとう、ありがとう」と感謝します。
 ご縁のあるお方が、一人でも幸福になっていただく、
健康になっていただくという事はなによりも、うれしい事であり、
感謝しています。   (1/15 S.カブラギ)



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蛙の大王様のおかげです

2007-01-12 | Weblog

筆者は、去年の10月家内がアルツハイマー病で入院して以来、悲しみに沈んでいた。
相場も、まったく医者の俥曳きで気が沈んでいた。
 毎日が、まっ暗で暗澹の世界、そういう時に「蛙の大王様」が現れ、支えていただいた。なぜ「蛙の大王様」かというと、またいずれ、それは説明します。
 漢方のお薬など沢山とどけていただいたり、食欲のまったくない小生に、おいしい長いもを、お使いの方に持ってこさせたり。
 「蛙の大王様」に、84歳の刀剣のほうでは日本で高名なお方が親しくされていて、その方のお手紙に『まれに見る名医であり、仁医である』と書かれていた。
 小生は、蛙の大王様のおかげで元気になり、気力も取り戻している。目下、大王様は宇都宮城に関して本のご執筆中である。本の出版される日を鶴首している。


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ヒロセ通商の社長は凄い

2007-01-10 | Weblog

大晦日と元日はNHKの衛星放送や、教育テレビで長時間の「日響」の演奏を観ていた(聞いていたというべきか)。

 ヒロセ通商の細合社長は、大阪八尾の市民会館で、去年はベートーベンを指揮していた。
 モーツアルトに比べると大変疲れるそうだ。

 細合社長が当社に原稿をとりに来て、待つあいだ、オタマジャクシの楽譜を、ご覧になっている。頭の中で音がしているのかな?と思う。
 私が小学校の時分、ボーイスカウト(当時は少年團といった)の楽隊で、クラリネットをやっていた。
 運動会や、戦勝旗行列や提灯行列の先頭で、軍歌や行進曲を吹奏していた。
 ドレミファは禁止され、1、2、3の番号か、イ、ロ、ハで音階を示すものだった。

 オタマジャクシが読めるヒロセの社長さんが、うらやましい。
 交響楽を指揮されるなんて凄いと思っている。


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ドルも頭を打つのでないか

2007-01-05 | Weblog
 あけましておめでとうございます。さあ、始めましょう。今年もよろしくお願いします。
 3日が満月であった。毎日、お月さんの絵が書かれている陰暦(旧暦)のカレンダーを今年も紀伊国屋書店で買ってきた。
 NYの原油が大暴落した、NYのゴールドも、シカゴの大豆も、コーンも暴落した。
 原油は、高ければ高いほどロシアをうるおす。アメリカはそれが気にいらん。
 中国もおなかいっぱい原油のストックがある。
 相場は、天井を打てば下げに入る。底が入れば上がりだす。
 為替が難しい。チャートを見るとドルも、このあたりではないかと思うが、用は、もっと安くなると見る人もいる。そこのところが悩ましい。
 ドルの去年の10月の高値あたりが上値の限界かとも思う。メリーマンのフォーキャストを、よく読んでみよう。



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