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From Hiron to many NetWalkers♪

Illustrations by H゜IKASO U

2006年06月22日 17時08分38秒 | Hikki
”ULTRA BLUE”なのに何故Hikkiは赤い衣装を着ているの?

そう思った人は多かった筈。私もそんな一人でした。
けれどあのブックレットですよ。良い意味で裏切られましたね!

Hikkiは何色でもあるんです。

音楽雑誌”CDでーた”で彼女は、コロコロ変わる自分の言動について
”コイツ、何色かわかんねぇよ”という表現をしています。
成り行き任せで一貫性の無い自分を意識する度、困惑する事もあったみたい。

でもね、ちょっと待って。
考えてみれば私達は、コロコロ変わるHikkiの表情に心奪われてきました。
愛くるしいHikkiの表情のひとつひとつに、
隠し切れない彼女の本質が、見え隠れしていたからかもしれません。

Hikkiにとって、親友とのお別れは相当大きかった。
”一人でいるのが好き”っていう台詞は、
そんな自分をいつも見守ってくれている存在があるからこそ言えること。
それを知っているHikkiは、例え親友の彼女とどんなに離れていてももう、
孤独ではない筈ですね。

”ULTRA BLUE”は捨て曲どころか、捨て音の無いアルバムです。
お別れが無かったら、きっと出会えなかった音楽がそこにあります。

今まで何度となくHikkiの歌を聴いて元気をもらっていたけれど、
今回のはこちらもちゃんと自分を持ってのぞまないと、
逆に飲み込まれてしまいそうな勢いですね。

痛めつけられるんでもないし、
挑発してるんでもない。

だけどただHikkiが素直になって、
ちゃんと目線合わせて向かい合ってくるだけで
これだけの効果があるのかと、今更ながらに思う訳です。

長い長い旅路の果てにたどり着いた、大海原。
けれどその海さえ終着点ではなく、その先へ、その先へと人は進んでいくしかない。
そんな人の世の無常さと、それでも自分を突き動かしていくもの。
自分の中にこみ上げる、燃え上がる熱い何か。
やるせない気持ちのまま見上げる空。
気ままに吹く風に、そっと想いを託してみる。

ある男の一生を描いたという「海路」ひとつとっても
これだけの絵が生まれてきます。

このアルバムに描かれている13枚のHikkiの絵。
そこには光を受けて様々な色に変化していくHikki自身が
描かれているように思えます。

”ピカソの青の時代”とも言われるように
変動の中のある一時期を切り取ったような画集、”ULTRA BLUE”。

その昔H゜IKASO Uだった時代を、思い出します。

2006年06月22日 13時17分46秒 | 日常茶番劇
朝からいらない事で夫にからんでしまった、、、

昨夜寝る前に「ULTRA BLUE」を聴いていたら、
いつの間にやら一人で壮大な世界にトリップしていたらしく。
それを引きずったまま、朝を迎えてしまったのでした☆
一度何かに没頭してしまうと、なかなか切り替わってくれない頭のスイッチ。
そんな状態の私は、酔っ払いよりタチワルイカモ。(汗)

でも朝の旗振りで、バッチリお目目が覚めましたであります!(笑)

「おはようございます!いってらっしゃい!」
横断歩道を渡る子供達や、すれ違う人と交わす朝の挨拶。
声を出すのは元気が出るよね、気持ちいい。

平日の朝の町にはちょっと緊張感があって、好き。
学校へ向かう子供達や、朝の家事をこなす奥さん。
荷物を運ぶトラックに、会社へ向かう途中にゴミ出しをしていく人。

やる事があるのって、幸せなことだよね。
みんなみんな、誰かの為に何かしようとしているところ。

今日は、燃えるゴミの日だ。