おひとりさまってしあわせ♪なんて思ってた
それは、その時の当たり前があってこそ
25年前、父が他界
あの頃は育児真っ最中
酷い人で、今も変わらず憎んでるから
それほど引きずらなかった
今、線香の香りの中で、ロウソクの番をして
骨壷がある
そこに、独り
胸が苦しくなる
グループホームに行った息子
毎週帰って来なくていいと言ってたのに
私が不安定だから
今は、毎週帰ってきてもらってる
気がまぎれる
今日で忌引も終わる
明日から仕事
容態悪化から9日休んだ
辛く哀しい
時間は戻らないと現実に狼狽えた9日間
四十九日
線香とロウソクの番をしながら
小さくなった母と過ごす
5年ほど前
兄が50過ぎで遅めの結婚
それまで長く兄と暮らしてた
田舎育ちで、住宅地の暮らしが合わず、隣が近くて嫌だと言い続けてた
兄が出て行き、独りになって出て行きたいと言い出す
どこに行っても嫌な人はいる、どこに行っても一緒!と話す
私の所に行きたいという
父の借金で家を売り、家を探す時
アパートはイヤ!一軒家でないとイヤ!とごねて家を買わせる
そんな人が公営集合住宅に住めない
頭の上と、床の下に、他人が住んでる
鉄の玄関ドアの前を他人が歩いてる
ベランダ出たら、板1枚向こうに隣の人がいて覗いてる
一軒家の隣が耐えられない人に無理です
そんな話しをした
時間が戻せても、母との同居は考えられない
働くことが生き甲斐で
趣味がなかった
頭の中は、隣が憎い、それが大半を占めてたような
それ以外は、何十年でも言い続ける夫と姑の恨み辛み
会話は、ほとんど誰かの悪口、不平不満
同居したら、これを聞かされ続ける
私は、自分の生活で精一杯
自分の日々のストレスを消化するのに精一杯
誰の愚痴も聞きたくない
今年1月、精神科に認知症の検査に行き
血液検査とCT検査では異常なし
1月には検査に引っかからず…進行性だったんでしょうね
そこで、母は不平不満ばかりで執着してしまう人です
私は子どもの頃から、聞かされ続けてきました
しんどいんです、と言ってしまった
私も、精神科の医師に聞いて欲しかった
近所ノイローゼの母に漢方の薬が処方されたのに「飲んでません」とか言って
私の長年の怒りが爆発した
けれど、亡くなってしまうと
母こそ、精神科やカウンセリングが必要だった
消えずに執着してる恨み辛み
昔の人で、精神科はおかしな人が行く所、私は関係ない、偏見が強かった
どんなに考えたって、時は戻らない
後悔と憶測のみ
母が元気でいてくれたから
言いたいことも言えた
私も甘えてた
今年の母の日
花だけ持っていって渡して
愚痴と悪口を聞くのが嫌ですぐに帰ってしまった
少し痩せたかな
歳のせいかなと思った
歳じゃなかった
あの時、しんどかったと思う
楽しかった思い出を供養に
嫌だった思い出は教訓にしていこうと思います
独り哀しむ時間は辛いです
こんな面倒くさい、重い話しを人にするのも嫌だし
でも、こういう時、こういうことを、話せる友達が欲しくなった
この日々は私をどう変えてくれるのかな
こうやって、書き込みながら、独り時間を紛らわせてます