正倉院展 最終日1日前の12日の日曜。なんか恒例になりつつある奈良観光を兼ねた夫婦正倉院展見学。
いつも近鉄を使っていたので、今回はJR奈良から入る。
今回はメインを春日大社見学にして、正倉院展へは夕方に入ることにする。
JR奈良から春日大社参道を上がっていき
昼時だったので、目についたAIDAという食堂に入る。
古い商業ビルを改装したお店みたい。
定食しかありませんが、これが美味しい。
私は地鶏のささ身フライ。奥さんは地元野菜の天ぷら。ともに優しい味付けでした。
参道を登ってくと紅葉の始まり・・
春日大社に入っていく・・
途中に風情のある建物
昔は物産館だったようですが今は、奈良国立博物館 仏教美術資料研究センター。蔵書閲覧などで普通に入館できるようです。
流鏑馬の練習中・・・
境内に入っていくと
塗り替えられた朱が美しい・・・
拝殿の周りをグルっと回廊を回ると
春日大社の核心部、本殿東横の御蓋山 神域で立ち入り禁止区域
「御蓋山の山頂は、藤原氏の招請により鹿島神宮からやってきた武甕槌命(タケミカヅチノミコト)が最初に「浮雲殿」と呼ばれる場所に降り立った地点として知られており、その降臨したと伝えられる地には「本宮神社」が祀られている。」そうです。
灯籠見物して
非業の天才 唐で客死した 天才 阿倍仲麻呂の春日山への想い・・・
正倉院展に向かう途中、去年時間切れで入れなかった春日大社 国宝殿を見学
!Fはエントランスからしばらく現代アート。春日山の緑と光をテーマにした光の作品
重要文化財鼉太鼓 レプリカ 高さ6.5メートル、重さ約2トン
本物は平成31年4月まで修理中・・・
2Fの平安の宝物を見物後、
併設のカフェ 鹿音(KAON)でお茶。私はきなこパンケーキ。
奥さんは抹茶パンケーキ・・・
国宝殿を出て
夕刻、正倉院展入り 待ち時間5分
主な展示物はこちらで見てください。
今回の私のお気に入り 1
羊木臈纈屏風(解説 YOMIURI ONLINE 第69回正倉院特集)
チラシのメインにもなっている羊の屏風図
奈良時代に現れるペルシアの図柄。日本がシルクロードの東の終端であった証であるが解説をみると図案が移入される経過がすごいらしい。
今回の私のお気に入り 2
碧地金銀絵箱(解説 宮内庁 正倉院 宝物検索)
美しい装飾箱。淡い青色に金銀の装飾がなんとも美しい。
今回の私のお気に入り 3
玳瑁杖(解説 YOMIURI ONLINE 第69回正倉院特集 見る正倉院宝物)
自然保護の今の世、声高にすごい!と言えなくなったべっ甲細工。
が、精緻な加工とその美しさにただ驚く・・
と、約1300年前のお宝にいつものようにびっくりして、正倉院展を後にしたら終了時間近く。
底冷えするなか、、ひがしむき商店街に入り、夕食場所を探索。
今回は、やまと庵に飛び込んで地場食材を頂く。
珍味 飛鳥の蘇 古代チーズです。
お酒は春鹿で始めて、超辛口 鬼斬。これはやられた!美味い。
地元野菜と地鶏の天ぷらをつまんで

私は地豚の釜めし 豚が柔らかい!
奥さんは地元まいたけの釜めし 良い香りです
と、あっというまに半日が奈良三昧で終わる。
来年は耐震補強工事が終わった興福寺の国宝館とセットで見学するつもり・・・