職場の窓から見える己高山(こだかみやま923m)。寒さも進み、色づいてきたが・・・10月初めに熊被害が出て、登るかどうか逡巡していたが・・熊鈴鳴らして挑みことに・・・
11月16日、奥さん連れ出し、9時に家を出発。
木之本インターで降りて木之本地蔵を右折し、県道を木之本古橋に進む。
10時30分、紅葉シーズンのため臨時駐車場に車を留めると、ボランティアの方が紅葉散策協力金200円を言ってくる。鷄足寺(旧飯福寺)で紅葉見てから己高山に登る、と言うと、混むので神社を奥に進んで中ノ谷から登ったほうがよい、とアドバイスされ、それに従う。(当初予定と逆回り・・・)
縁日状態。
神社下を右手に進み
秋の静かな雰囲気を進むと
登山届・・・う~~熊。
くまさん、鈴聞いてね~~
林道を進む・・・・
整備されていて歩きやすい・・・
お~~身を清めていないぞ!
そうこうすると、登山道ガイド
静かな流れに沿って進んでいるのでマイナスイオン満喫
そうすると二股・・・
左に進むように見えるが・・・
あれ???
通行禁止???
しかたないので、林道を何処かで尾根道の登山道に誘導されるはず・・・と勝手に思い込み進むが
(冷静に見れば通行止めなら掲示があるはず・・・汗;)
どんどん渓筋を進んでいく。
結局、南谷の沢筋を進む。作業林道が続いているので、どこかで尾根への取り付きが出てくるだろう・・・と楽観するが、なかなか出てこない。
遂に林道が終わり、朽ちた橋を渡って更に渓を進む。(地図①)
しばらく登ると東側の斜面に伸びる作業道の赤テープを発見。GPSで現在地確認し、紙地図で渓を進む等高線と赤テープ方向の等高線を比較。どうやら赤テープの方が楽そう。多分、当初予定の鶏足寺からの尾根道に復帰しそうにも見える。
登ってみると、丁寧に道が手入れされていて、快適。
送電線が見え、
なるほど、
関電の送電線の点検ルートか・・・
正規のルートの尾根も見える・・・
さらに登っていく
すると・・・あれ、通行止め???
いや、正規ルートに出た・・ここが登ってくる方向
そして進む方向
送電線点検路に降りたらダメよ~~ダメダメ、ということか・・・
どうも、登山ルートとしてはだめ、ということらしい。(快適なのに残念)
P778を超えて尾根道を進む
あとは、うねうねと一本道・・・
途中、北湖の景色・・・綺麗。
T字を左へ
もう少し・・・
登頂!13:30
己高山 923m
結界の御神体
13:40 ここで遅い昼食。
豚汁どんべい、うまいっす。
14:10 下山。登ってきた道を正規ルートで降りるか、尾根道を逆戻りして戻るか・・・
やはり、廃寺あとを見たい・・・ということで中ノ谷に向かう正規尾根ルートを下ることにする・・・
最初は思いもしない急坂!
こけそうになりながらどんどん降りる。
補助のトラロープが終わった辺りのをブナの見事な大木を越して下る・・、
?敦賀営林署・・・
そのうち廃寺跡に続く登山道へトラバースするだろうと降りていくとだんだん藪っぽくなる。
あれれ、とGPSみると行き過ぎ。分岐はいったい何処?
が==ん、道を外れてる~~。
奥さんに謝って登り返し。
すると・・・敦賀営林署に戻り返して
なるほど、下りだと見失うわけだ・・・上りからしか分岐看板が見えない。左に転じてルートに復帰。
そうこうして
旧鶏足寺跡。地図②
トレジャーナビ「滋賀」HPより
「修験道の開祖とされる役行者、白山信仰を開いた泰澄、朝廷より大僧正の位を贈られた行基、天台密教を開いた最澄など、名立たる僧侶が己高山で修行したといわれています。 己高山の寺院は、時代の推移とともに次々と無住あるいは廃寺となってしまいましたが、それらの寺に残された仏像などは、宗派の枠を越えて、村々で守られてきました。山頂付近には、奈良時代に行基が開き、平安時代に最澄が天台密教の聖地として再興したと伝えられる鶏足寺(けいそくじ)の跡が残っています」
比叡山ができる前からこの地に仏教修行の寺院群があったとは・・・暫し歴史ロマンに浸り、下山再開。
牛留め
展望台から北湖を眺める。
六地蔵 地図③
どんどん降りていくと
おや?
何と正規の登山口。
ということは・・・
要するに、ただの車両通行止めだったのか~~。
戻ると、夕暮れ間近。
己高閣(ここかく)、世継閣(よしろかく)、己高山鷄足寺の荒廃で守り手がいなくなった仏像を地域の人たちが守っています。
素晴らしい!の一言(撮影禁止)
トレジャーナビ「滋賀」HPより
「ふもとにある「己高閣・世代閣」には、己高山の寺院に残された貴重な仏像や寺宝が安置されており、鶏足寺の十一面観音立像や法華寺の薬師如来立像など、国指定の重要文化財や県の重要文化財が多数収蔵されています。」
鶏足寺に行く時間がないので 興志漏(よしろ)神社 境内で紅葉見物し
駐車場に戻って13km。
車に戻って、再度、己高庵(ここうあん)に戻ってお風呂。薬草風呂ですがいいお湯でした。500円。
紅葉の盛りには一週間ほど早かったですが、のんびりハイキングとなりよかったです。
(道迷いは愛嬌ということで)
熊に出くわさずよかった・・・
古橋までJR木ノ本駅から湖国バスで14分。
古橋からJR木ノ本駅に18:03の湖国バスがあるのでトレラン+お風呂+ビールも魅力的か・・尾根の藪山スキーもよさそうです。
神戸M前のトレーニングにもなったかな??