本日、昨日のレースでテンパった心を沈めに奥さんと映画鑑賞。
河瀬直美監督の「あん」
詩人のドリアン助川氏の原作の映画化。
「差別」と「世間」という重いテーマ。
樹木希林の演技は今更言うまでもなく素晴らしいですが・・・
見ていくうちに、この物語は様々な理由で自らの意に反してそれぞれの「ある世界」に閉じ込められた人達の生きていく叫びと、それでも心の自由はつかめる、という希望の物語では・・と思い始めてました。
永瀬正敏の演技、泣けました。
映像はドキュメンタリー的なカメラワークと詩的な構成で印象深く、秦 基博の主題歌、「水彩の月」がとても切なかったです。
29日。前日の久々のお山走りで情けないことに筋肉痛。トホホ。
そこで雨なので映画鑑賞。
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
第二次世界大戦中、解読不可能と言われていたドイツ軍の暗号「エニグマ」を解読したことで知られる 天才アラン・チューリングの物語。
計算機科学の父、数学者、論理学者、戦時中の暗号解読者、偏見の犠牲者・・・
「アメリカン・スナイパー」に続いて引き続き実話のストーリー。
暗号解読までの展開は思わず引き込まれたが、その後のストーリーが本作品の需要なテーマとなり、娯楽作品というには重い内容・・考えさせられた。
ベネディクト・カンバーバッチの別の演技の一面が見れて良かったです。
そこで雨なので映画鑑賞。
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
第二次世界大戦中、解読不可能と言われていたドイツ軍の暗号「エニグマ」を解読したことで知られる 天才アラン・チューリングの物語。
計算機科学の父、数学者、論理学者、戦時中の暗号解読者、偏見の犠牲者・・・
「アメリカン・スナイパー」に続いて引き続き実話のストーリー。
暗号解読までの展開は思わず引き込まれたが、その後のストーリーが本作品の需要なテーマとなり、娯楽作品というには重い内容・・考えさせられた。
ベネディクト・カンバーバッチの別の演技の一面が見れて良かったです。

昨年末、NHK BSでイラク戦争時の地雷処理エキスパートの映画「ハート・ロッカー」をみて、陰鬱な後味の悪さを味わったが(作品そのものは良くできていて見ごたえありましたが)、ここにきてクリント・イーストウッドの最新作、「アメリカン・スナイパー」を珍しく封切りで見てしまった。
クリント・イーストウッドは反戦がテーマ、と語っているが、特に今の世界情勢では個人の戦争への認識次第で様々な見方ができる構成になっている。小説で言う行間を読め、とでも言うべきか・・・
とにかく実話だけにたちが悪い。凄い緊張感で二時間。エンドロールで椅子にへたりこんでしまい、映画館出てもしばらく呆然と考え込んでしまった・・・・

クリント・イーストウッドは反戦がテーマ、と語っているが、特に今の世界情勢では個人の戦争への認識次第で様々な見方ができる構成になっている。小説で言う行間を読め、とでも言うべきか・・・
とにかく実話だけにたちが悪い。凄い緊張感で二時間。エンドロールで椅子にへたりこんでしまい、映画館出てもしばらく呆然と考え込んでしまった・・・・

11日、家の食卓に娘が映画に行ってもらってきたチラシが綺麗で見にいく。
繕い裁つ人
原作は知らないがじーんとくるストーリーです。
中谷美紀が主演。町の仕立て屋と先代からの常連客とのやりとりでストーリーが進むが、三浦貴大が町の仕立屋から踏み出させようと悪戦苦闘するなかでストーリーが動き出す。
夢に一歩踏み出すにはやはり覚悟がいる、というテーマです。
脇役は片桐はいり、中尾ミエ、伊武雅刀、黒木華、余貴美子が堅めよい感じでした。監督は「ぶどうのなみだ」「しあわせのパン」の三島有紀子。これからが楽しみな監督です。
中谷美紀が綺麗なのは当然として、しっかりした構図のショットが多く
そちらにも見とれていました。
ラストで三浦貴大が走るのですが頭がぶれてなく、さすがアスリート、と妙な関心をしてしまった・・
風邪をひき、流石に日曜は完全休足。安息の日。せっかくだから心も休養、ということでまだ上映していた「ふしぎな岬の物語」を観てきました。
・・・静かな喫茶店を舞台にした別れと再生のお話。
役者も吉永小百合、鶴瓶、笹野高史、阿部寛、竹内結子、アクセントで石橋蓮司、亡き米倉斉加年等々が固め、期待を裏切らない演技。
ラストシーンを見ていて・・・実は主役は吉永小百合ではないな、舞台の岬の空気感だな、と思ったのは私だけだろうか・・・
竹内結子、良かったです。実は上手い役者さん、なのかな・・・
村治佳織のギターがラストをしめました。