心理 カウンセリング 心の家庭教師

不登校・引きこもり、リストカット、依存症、パニック障害、対人不安恐怖、うつ…疲れた心が安心して癒される場所を目指します

未来を見据えた教育~2~

2017年04月10日 | カウンセリング
前回の続き

前回の『未来を見据えた教育~1~』の続き

前回は堅苦しい内容を書いたが今回はちょっと柔らかい?内容を書いてみる。

不登校・引きこもり、人間不信、自傷行為、うつ、いじめ、、、

いろいろなことが今現在の子どもたちの身の回りに起こっている。
すべて身近な人間関係がもとになって起こっていることである。

あなたのお子さんももしかすると苦しんでいるかもしれない。。。

いろいろなことが子どもたちの身の回りで起き、それがきっかけで学校に行けなくなる。

苦しむくらいなら学校なんて行かなくていい。

しかし、学校に行かなかったことが理由で、勉強する機会が奪われ、ゲームという2次元の世界に逃げ込み、そこでしか居場所がなくなってしまっている子が多くいるんだ。

そういう子に手を差し伸べなくていいのか?

『未来を見据えた教育』とは、実はそういう子たちこそ

日本の未来を担う大事な大事な宝としてじっくり考えなければならないのではないか。

今学校に行けなくて苦しんでいる子にとって、家にいる時は煩わしい人間関係に悩まされることもなく、ゲームの世界に埋没できるので苦しみから逃れることができる。
だからもしかすると今幸せに感じているかもしれない。

しかしそれは長くは続かないだろう。

だっていつか社会に出なければならないのだ。

そのためにはどうすればいいのだろうか。

私はその子の将来を一緒になって考える親以外の大人の存在が大切なのではないかと思う。

この言葉だけだとなんともさらっとしていて上滑りしそうな軽い言葉に感じてしまう。

しかしそれは決して簡単なことではない。

引きこもりになって長い中高生は、普通の人からすると

「社会常識がない」

「決められたことを守らない」

「人として許せない」・・・

などと感じてしまうことが多いのだ。

はじめは意気込んで接するが、だんだんとその子を何とかしようという気持ちを投げてしまう大人も多い。

結局はじめは救われたと喜んだ子は裏切られ傷つけられて終わる。

そうじゃないんだ。
その子は小学校時代を仲間と共に過ごしていないんだ。普通の感覚を持つことのできる環境にいなかったんだ。

・・・・・・・・・
しかたなかったんだ。


その子に必要なのは父性ではなく母性なのだ。

中高生になっても社会の厳しさを教える父性ではなく

“いい子いい子”

って受け入れることができる大人の存在が家族以外で必要なんだ。


心理カウンセリング・こころの個別スクールのイル・クオーレ

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