カウンセリングで、私はクライエントとのお付き合いがずっと続くかもしれないという覚悟を持って関わっています。ひとつのセッションが終了しても、また何か必要になったら帰ってくる場所が人間には必要だからです。クライエントには「ストローク」という、心の栄養が必要なのです。
人は「ストロークなしに生きてはいけない」のです。ストロークとは‘存在認知の刺激’というようなニュアンスで、以前「プラスのストローク . . . 本文を読む
最近はまってるのは、重松清の書いた本です。普通のサラリーマンが主人公で、思春期の息子や娘が必ず出てきます。子どもが主人公の本もあります。共感できるのはその子どもの心理描写です。
「エイジ」「ナイフ」「ビタミンF」いずれにも学校というある種の閉鎖された空間で子ども達の間に何が起きているかがていねいに描かれています。
不登校の子どものカウンセリングをするときに、この本を読んでいるとすんなり子ども . . . 本文を読む
私はよく親御さんに対し「子どもを褒めてください」と言います。叱ってはいけないということではありません。叱るのも親の役目ですから。「1回叱ったら3回褒めてください」と言います。
人は褒められるとうれしいです。褒められることで自信がつきます。もしこれをお読みになった方で、褒められてもうれしくないと思う方は、その方自身が言葉の裏を読む癖があるのではありませんか?今まで生きてきた中で人を信頼して裏 . . . 本文を読む