+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

奥穂高岳(涸沢)最終日(横尾から上高地へ)

2011年05月18日 | 本州の山
今日はいよいよ奥穂高岳(涸沢)最終日である。
昨夜は、21時に酒宴を終わり、星を見たくて外に出た。
頭上には無数の輝く星が降り、明日の晴天を予告するようであった。
今朝は5時前に目が覚めた。
下の写真は朝日に輝く前穂高岳の峰々を見たくて飛び出し写したものである。


朝食は6時からであった。
食後直ぐにでも出発できるように、まだ寝ている同室の人に気遣いながら静かに荷造りを急いだ。
食堂に向かう時には、既に出発している人もいて、「朝食抜きで出発しても良かった。」と
前日と同じ失敗に気付いた。

6時25分横尾山荘を出発。梓川まではまだ日差しが届いていない。しかし快晴である。


横尾から30分弱で新村橋を通過。


それから20分程で徳沢園に着いた。売店前にはこれから穂高を目指す登山者が休憩していた。


8時04分明神に着いた。ここでも沢山の登山者が休憩していた。



帰路の渋滞を考え、出来るだけ早く平湯を出発したかったので、われわれは先を急いだ。
8時52分、河童橋の手前の「しみずばし」に着いた。澄んだ川に緑の植物と川魚を見つけた。




河童橋に向かっていると正面に焼岳が見えた。


河童橋の袂から見える奥穂高岳


特別名勝 特別天然記念物 上高地について記したプレート


河童橋から梓川沿いに伸びる散策路。新緑の頃にも歩きたい場所である。


9時7分上高地バスターミナルに着いた。


ベンチにはこれから穂高を目指す登山者がベンチで出発準備をしていた。


我々は、ここでお土産などを買い、タクシーであかんだな駐車場に戻った。
バタバタと荷物を積み込み、先ずは帰路に着くことにし、10時05分あかんだな駐車場を後にした。

途中、カーナビに従って高山市内の混雑する市街地を通ることになったが、車窓から見える町並みは
情緒があり、ゆっくり歩いてみたい思いが湧いてきた。

その後、高山清見道路、東海北陸自動車道、名神高速道路、山陽自動車道へと順調に進んだ。
ただ、姫路を過ぎた辺りで事故による渋滞、その後広島を過ぎるまでは車が多く中々進まない。
22時漸く、下関の「壇ノ浦サービスエリア」に着いた。
唐津に着いたのが23時30分過ぎだった。九州自動車道からはかなりの高速で走った計算になる。

翌日仕事を抱えていたこともあり駆け足となったが、後一日あればそれなりの観光も出来て一層
記憶に残る山行になったに違いない。

とはいえ、天候に恵まれ、各人の所期の目的も達成し、無事全員帰還したことが最大の喜びである。
3年続けてのアルプス詣でであったが、高速道路料金の上限が見直されることもあり、来年からは
どうするか思案するところである。
そうは言いながらもアルプスの魅力が勝っているのは事実であり、知恵を出してまた行くに違いないが。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿