+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

還暦同窓会

2009年08月19日 | その他
 
お盆を迎えての親戚周りは毎年のことであるが、今年は特別に高校の同窓会が予定されていた。
もともと私の学年(長崎南5回生)では、オリンピックの年に開催するということが決められていたが、昨年の定例同窓会のときに、「還暦を記念して開催してはどうか」ということが提案されていた。
果たして開催されるのかと案じていたら、7月始めに案内が届いた。
開催日8月16日、場所は長崎丸山にある有名な「花月」となっていた。
夕方からの開催ということもあり17日まで休暇をとって参加した。
参加者は125名。恩師も5名ご臨席を賜っていた。
恩師の一人は栃木からわざわざ足を運んでいただいた。恐らく次は来れないかも知れないという思いがあって出席したということであった。
5名のうち4名までが既に仕事はされていないようであったが、一人だけ未だに高校の特別講師として週に2日学校に行っているという恩師がいた。
彼は漢文の先生であったが、定年後にその延長線で中国での日本語教育に通算5年間携わっていたという。そして今は、日本の高校で中国語の特別講師をしているという。
師曰く「60歳だからと言って老け込むことはない。」そして「サムエル・ウルマンの『青春の詩』(YOUTH)」の一節を餞の言葉として贈ってくれた。

Youth is not a time of life .it is a state of mind
it is a temper of the will,a quality of a imagination,
a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity,
of the appetite for adventure over love ease.

次に記すのは、岡田義夫氏が翻訳したと言われる上記の一節である。

「青春とは人生のある期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ
 優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯だを却ける勇猛心、
 安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。」

*怯だの「だ」は立心偏に需と書く。読みはキョウダ。臆病という意味。

ある恩師は長崎市の市制120周年を引き合いにして、我々に「大還暦を目指せ」との励ましも戴いた。
1年から3年までのクラスメート、クラブ活動で共に汗を流した仲間、初めて知る仲間、全てが同窓、同期生という一点で楽しい時間が持てた。
還暦同窓会で集まった仲間たちと会話が弾み最後は歌まで飛び出した。あっという間に楽しくかつ嬉しい時間は過ぎてしまった。
が、帰途について思い出したのは、「青春の詩」の一節であった。

Youth is not a time of life .it is a state of mind




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