あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

大仏にやさしく時雨降りつつけ  あきオジ

2011-11-29 05:27:47 | 日記
鎌倉に出かけました。
古い仲間と楽しい時間を過ごしました。

・・・・・

また逢えた山茶花も咲いてゐる  山頭火

雨だれの音も年とつた  山頭火

物乞う家もなくなり山には雲  山頭火

・・・・・・・

逢えるかな海岸あるく冬になり  あきオジ

わがままな年寄りになる土鍋哉  あきオジ

・・・・・・


生きること順番はずさぬ墓参り  あきオジ

2011-11-27 07:20:10 | 日記
神代植物公園のベコニアです。

今日は昔の仕事仲間との集まりです。
ひとり欠け、また一人欠け
淋しくなります。

・・・・・・・

菊のころ同じようで同じでない  あきオジ

・・・・・

雨の降る日はあはれなり良寛坊  良寛

倒るれば倒るるままの庭の草  良寛

落ちつけばここも蘆山のよるの雨  良寛

・・・・・

冬の雨おわりをしらぬ流れかな  あきオジ

・・・・・・


無残なり終わりし菊の捨てどころ  あきオジ

2011-11-27 07:12:30 | 日記
神代植物公園の菊です。
もう季節は終わりましたね。

・・・・・・

何か求むる心海へ放つ  放哉

こんなよい月を一人で見て寝る  放哉

豆を煮つめる自分の一日だった  放哉

(今日は、放哉の句が身に沁みる朝でした。体調で響き方が違いますね。)

・・・・・・・

海青き長き冬に吐息する  あきオジ

・・・・・・

 

冬眠にちかくなるのか我が暮らし  あきオジ

2011-11-27 07:01:30 | 日記
神代植物公園は紅葉の季節もなしに冬になりました。

・・・・・・

今日は鎌倉で集まりがあります。
昔話をする集まりです。
そんなことで夕方と明日の朝の更新はありません。

・・・・・・

傘さして箱根越也春の雨  一茶

能なしは罪も又なし冬籠  一茶

湯に入て我身となるや年の暮  一茶

・・・・・・

ありがたし何もない冬ありがたし  あきオジ

・・・・・


蔦赤き真梨子ワールド抜けてゆき  あきオジ

2011-11-26 06:47:35 | 日記
少々ばて気味
そんなとき「止めないこと」です。

・・・・・

餅を切る包丁鈍し古ごよみ  夏目漱石

冬籠弟は無口にて候  夏目漱石

どっしりと尻を据えたる南瓜かな  夏目漱石

(夏目漱石が二順目を挑戦したら、想像もできない視点で俳句を作ったのではないでしょうか。素人が言うことではありませんが、「とりあえずいいですね」というところから抜けません。

・・・・・・・

俳句する遊びとなりて師走かな  あきオジ

意外なる須藤元気の冬の顔  あきオジ

2011-11-26 06:40:53 | 日記
みなとみらいです。
作るのは楽しいですが
読むのに飽きた。
そんな状態にあります。

・・・・・・

菊の花咲くや石屋の石の間  芭蕉

見どころのあれや野分の後の菊  芭蕉

白菊の目にたてて見る塵もなし  芭蕉

・・・・・・・・

どうしようもない自分を背負い秋野ゆく   あきオジ

(ちょっと山頭火の真似)