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元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

池田晶子著「睥睨するヘーゲル」

2015-10-24 15:15:47 | 読書
池田晶子著「睥睨するヘーゲル」。「正論」と言う雑誌が、どんな種類の雑誌かも知らずに連載を始めて、「正論」とは合わないと連載を中止した池田晶子さんは素晴らしい!
スピノザをただの汎神論と切り捨てるのには、ちょっと?マーク。本当にそうなんだろうか?
哲学エッセイと言うより自身が言っているように、自身の形而上学エッセイがぴったり。全て何故?の基本に帰るとノーベル文学賞の大江健三郎さんもダメと否定されてしまう。それでも、まだ自身も答えを出していない哲学の奥深さが堪能出来ますが、恋人には向いていない。

池田晶子著「14歳からの哲学 考えるための教科書」

2015-10-24 09:35:51 | 読書
池田晶子著「14歳からの哲学 考えるための教科書」。
息子が中三の時に買って、彼は全然読まなくて、娘はいつ読んだのか?わからないが大学はやっぱり哲学を勉強したいと言い出して、この本のある部分が面白かったからだと。
今読んでみると世の中はわからない事だらけで、中学生が読むとますます混乱するんじゃないかと、息子が読まなかったのもわかる。父さんも頭が混乱するだけだが、ただ自分でいろいろ考えないといけない、ってことだけは良くわかる。

青井戸茶碗 銘柴田@根津美術館

2015-10-23 15:13:56 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
根津美術館の庭園には茶室が点在。茶会を開いていたそうです。三井物産の創業者の益田孝とかと一緒に。当時の財界が文化を守ったからこそ、名茶器も現存するようなものです。



ここで見たかったのは、織田信長が柴田勝家に贈った茶器「青井戸茶碗 銘柴田」。これ一つでマンションが買えちゃうんだから、ひょヘェ~と見るだけですが、伝統を感じます。