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元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

映画「花戦さ」の中で、信長が武士はお花とお茶を習えと言った時(実際に言ったのか?真偽は不明だが)

2017-08-07 22:22:12 | つぶやき
映画「花戦さ」の中で、信長が武士はお花とお茶を習えと言った時(実際に言ったのか?真偽は不明だが)、最初(一回目のお稽古)それぞれの個性、特徴に合わせて全てのお花を活かすことを学ぶのかと思って、一本一本大事に活けていたが、それは全然間違いであった。 お花のお師匠さんは、まず自分がイメージする作品に使える花や草木を選ぶ。ばっさりと枝や葉っぱ花を切り落とす。曲げたり葉っぱを裏返したり、自分のイメージにいじくる。
要は全ての草木花を作品の中で活かすのではなくまず選ぶ、要らない者は捨てるということでもあるが(適材適所)、そしてジャコメッティの彫刻のように、余分な部分をそぎ落とす(少数精鋭)ことだと第三回目のお稽古では理解した。その日から一回目のお稽古の後では、私から目をそらしていた道端の草花も、三回目のお稽古の後は、私は活かしてくださいと訴えるように私を見つめるようになった。

山本周五郎著「赤ひげ診療所」読了。

2017-08-07 22:21:04 | 読書
山本周五郎著「赤ひげ診療所」読了。

水戸黄門のような、遠山の金さんのような、下々のとても貧しい人々が苦しみ、身分制度からくる陰湿ないじめを受けて辛く悲しく生きるが救えない。そして現在と同じように政治と豪商は金儲けの為に結託し腐敗する。こんなワンパターンの小説が現代でも通用するのは、今も身分制度の代わりの学歴偏重、年功序列のコネ社会に、いじめ、努力が必ずしも報われないそんな社会だからでしょうね。
そんな小説に出てくるセリフ「貧困と無智さえなんとか出来れば、病気の大半は起こらずに済む」や、将軍に赤ん坊が生まれ慶事ごとにお金が使われ赤ひげ診療所の医療費が削減されることに、オリンピックの名の下に税金がシロアリに食い荒らされ社会保障費が削られる現実と重なる。こういうことは、いつの時代も一緒だから、こういった種類のワンパターンの小説やTVドラマがいつもまでも人気がある秘密だろう。
ただ、選挙も行かずに、こういう世の中を変えようと思う人が少ないのが不思議。

さすがに一週間に三回も生落語を聴いたのは、生まれて初めてだけど、どれも外せなかった

2017-08-07 22:17:53 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
さすがに一週間に三回も生落語を聴いたのは、生まれて初めてだけど、どれも外せなかった。
喬太郎三題噺、小ゑん師匠と正蔵師匠の二人会、そして今日の東の女X西の男。



こう言う若手の会も、面白くて元気があっていなぁ。先週の小ゑん師匠と正蔵師匠の二人会とは、また別次元の面白しろさ。 林家あずみさんの「祇園小唄」が聴けて良かった。

2017-08-07 21:52:05 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
こう言う若手の会も、面白くて元気があってノビノビやっていていいなぁ。先週の小ゑん師匠と正蔵師匠の二人会とは、また別次元の面白しろさ。
林家あずみさんの「祇園小唄」が聴けて良かった。
林家なな子さんは、聴くたびに落語が上手くなってます。
上方落語を聴く機会はほとんどないけど、テンポがあって江戸の落語とは、また違う良さがあります。

心配した台風の影響もなく、一週間に三回(喬太郎三題噺も含めて、どれも見逃せない)も生落語を聴くと、なんか江戸の放蕩馬鹿旦那になったよう、と言うかサントリーの畠山がヤマハ戦でゴールキックを決めたような爽快感。


‪ベイスターズのエースだった浜の番長三浦大輔氏のTVK野球解説が素晴らしい!‬ ‪巨人のマティソンが三振をバッタバッタと取った時、「フロー状態に入っているんじゃないですか」‬ ‪

2017-08-07 07:17:42 | つぶやき
‪ベイスターズのエースだった浜の番長三浦大輔氏のTVK野球解説が素晴らしい!‬
‪巨人のマティソンが三振をバッタバッタと取った時、「フロー状態に入っているんじゃないですか」‬
‪まさに仏教修行での「無の境地」。時速150Kmの球を打つのに頭で考えていたら振り遅れる、コーナーギリギリにスライダーを決めるのに頭で考えていては出来ない。こんな極限の状態で、身体が自然に動くのは「無の境地」。
このコメントから察するに、きっと番長もフロー状態でピッチングした事があるのだろう。

そして井納が巨人の坂本にツーランホームランを打たれた時に、がっくりと膝に両手をついた姿に対して、「エースとして、ああ言う態度は良くない。仲間に与える心理的ダメージが大きい」。

浜の番長は、浜のエースでもだったんだよなぁ