元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

Amazonオーディブルで柳家小さんを聞く。 落語好きだった夏目漱石が、「三四郎」の中で与次郎に言わせた三代目柳家小さん論。

2016-12-16 21:04:29 | 読書
Amazonオーディブルで柳家小さんを聞く。
落語好きだった夏目漱石が、「三四郎」の中で与次郎に言わせた三代目柳家小さん論。
五代目柳家小さんを寄席で生で聞かなかったのは、とても残念。TVでは何回も見たのだけれど、そう言うことなんだよな。噺家さんとか、スポーツ選手とか、生で見てこの目に焼き付けておきたい。

「すると与次郎は大に小さん論を始めた。小さんは天才である。あんな芸術家は滅多に出るものじゃない。何時でも聞けると思うから安っぽい感じがして、甚だ気の毒だ。実は彼と時を同じうして生きている我々は大変な仕合せである。今から少し前に生まれても小さんは聞けない。少し後れても同様だ。」