金魚のひとりごと

縁日ですくってきた金魚も大きくなりました

私の故郷には‥

2009年01月06日 | 広告

私の故郷には
澄んだ時間がある。

冬の月夜、ふと外に出ると、凍てつく空気の向こう側に、
雪山の稜線が音も無く、朧げに浮き上がってくるのが見えます。
耳を澄ましても物音ひとつ聞こえない時間があります。
まるで、雪の降る音や風の音、人の声や街のさざめき‥
それらすべてを包み込んでしまったかのような静謐な時間が。
普段感じることのない故郷の違った表情を垣間見て、
またひとつ自分の暮らす場所に愛着が湧いてくる気がします。
‥‥‥


                     2009.1.6 新聞広告から抜粋


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5 コメント

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 (ノンノ)
2009-01-06 21:07:04
ステキですね。
冬の夜は、私も好きです。
乾いた雪を踏む音、ピンと張った空気。
用もないのに、外に出たりしています。

そんなステキな故郷に
ずっと住んでいられるって、幸せなことなのかもしれませんね。
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雪国の心 (ノンノさんへ 金魚)
2009-01-07 07:21:35
昨年の2月、ノンノさんの大親友の方が夕刊に
「雪国に生きる」というコラムを載せていて、
思わず、ブログに抜粋させてもらいました。
http://blog.goo.ne.jp/hio1114/e/375c00582b2e68fa0fc497ff3bb2b720

いろいろ大変な世の中でも
「雪国の心」を忘れずに、しっかりと雪国に生きたいですね。

そういえば
名前の由来についてのコラムもありましたが
金魚の本名の名前も愕然とするものでした。
単純明快すぎるのもいいのかもしれませんが、
金妻も最初は信じられなかったようです。(笑)

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こんにちわ~♪ (みち)
2009-01-07 13:55:15
生まれた時から騒音の多いところで過ごしている私には想像の出来ない空間ですね。
一度その済んだ時間の中に身を置いてみたいです。
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あれま、 (みち)
2009-01-07 13:56:00
済んだではなく澄んだでした。(^^ゞ
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身を置いたら‥ (みちさんへ 金魚)
2009-01-07 14:36:12
寒くて‥
冷たくて‥
痛くて‥
厳しいですよ‥

それでも‥
暮らしを重苦しく閉ざしていた雪が融け、
山の木々が芽吹き、花が咲き、
すべての生命が一気によみがえる。

そんな雪国の喜びがあるから
なんとか生きていけるんだろうなぁ~
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