金魚のひとりごと

縁日ですくってきた金魚も大きくなりました

生物季節観測…

2011年02月06日 | 雑記


立春も過ぎて、穏やかな日曜日といっても
当地ではまわりはまだまだ白い世界に覆われている


江戸小唄に『梅は咲いたか、桜はまだかいな…』なんて歌詞があるけど
梅の開花日や桜の開花日・満開日は
気象庁が季節の移り変わりを知るための「生物季節観測」にしっかり入っている


生物季節観測の他の項目にも

ツバキ、タンポポ、ヤマツツジ、ノダフジ、ヤマハギ、アジサイ、サルスベリ、ススキの開花日

イチョウ、カエデの黄葉・紅葉、落葉日

ヒバリ、ウグイスの初鳴き日

ツバメ、モンシロチョウ、キアゲハ、シオカラトンボ、トノサマガエル、ホタルの初見日(初めて観測した日)

アブラゼミ、ヒグラシ、モズの初鳴き日などがある

都市部ではカエルやホタルが生息する水田や清浄な水環境が姿を消し
ここ数年は一度も観測されていないということもあり

トノサマガエル、ホタルの初見日が東京や名古屋、大阪の気象台や測候所などで
観測項目からの除外が決定したという



              



小学校の低学年だったろうか
家族で近くの山に登り、水たまりにカエルのタマゴをみつけ感激したことをおぼえている

そのタマゴは学校に持って行き、水槽に入れ教室で育てることになった

やがて、タマゴからかえり、オタマジャクシになり、
やっとアシが出てきたと思ったら、しっぽが小さくなり、カエルになっていった


水槽の水を取り換えようとふたを開けた時
カエルが飛び出し、教室中が大騒ぎになり
カエルは誰かのズックの下敷きになってしまったことを今も憶えている


当地はまだ花も咲かないし
鳥や虫の鳴き声もまだ聞こえない…