金魚のひとりごと

縁日ですくってきた金魚も大きくなりました

地位、肩書き‥

2009年03月17日 | 回想

そういえば
地位とか、肩書きで
こんなことを思い出しました


その昔、「巨人の星」なるアニメがあった
主人公 星飛雄馬は極貧の環境だったが
進路希望用紙に父一徹が書いた高校は
学力も高く、金持ちが通う青雲高校
いろいろな葛藤もあったが
お坊ちゃま高校の青雲高校に入学すべく
飛雄馬は面接試験に臨んだ

ブルジョワ親子ばかりが集う待合室
つぎはぎのあたった制服にざわつく面接官たち

面接で父の職業のことを
「僕の父は‥日本一の日雇い人夫です」と
堂々と述べていた





金魚が退院して
以前の職場に復帰した時‥もうずっと前のことだけど
そうそう、初日に当時の小渕首相が倒れて
入院したというニュースも飛び込んできたっけ‥


早く職場に戻ればなんとかなる‥と
焦っていたのかもしれない

なんとかなるどころか
以前と同じ仕事はできない現実があった

右手ではペンも持てないし
左手で書いた字は決して達筆ではない
(以前は達筆?で会社の書きものもしていた‥)

取引先との商談とかでは電話は欠かせないが
言葉に詰まることもあり、
上手く話せない金魚は
受話器を取るのも躊躇してしまうようになった

最初はまわりの人も
いろいろ気遣ってくれたかもしれないが
前のようにはできないとわかると
それなりに戸惑いもあっただろう

会社としても‥
上司としても‥
これまではすぐにやれた人間が
半分もできないとわかると‥
それなりの対応があったかもしれない

冷たい視線を感じるようになってしまった

民間企業は決して慈善事業をしているわけではないのだから
給料を同じようにもらっていれば
前と同じようにと期待するのは当然のこと

もちろん、自分の努力、頑張りも必要だけれど
どうにもならないということもある‥

焦っていたかもしれない

自分の今の力では思うようにはできないし
まわりの視線も特別なものを見るように感じていた


そして、自分で決断した


もしも、公務員(安定性)とかだったら
石にかじりついてでも、
今のところにとどまろうとするかもしれない

ちょっと休んで、それなりにリハビリをして
立ち上がりたいと思う
たとえ、土方をしても、みんなを路頭に迷わすことはしない
なんて‥金妻に言ったと思う


その後、いろいろなことがいっぱいあって


何とか今の職場にお世話になって
それなりに生きている、いや生かされている


はじめて会う人は
何のこだわりも持っていないし
普通の人との違いも感じないかもしれない

もしも、以前の地位と肩書きにこだわっていたら
こんな風には生きられなかったかもしれない


たまには体調不良で休んじゃうこともあるけど
ゆっくり休んで
また、立ち上がっていこうと思う

さあ、明日も頑張らなきゃ~


休養日

2009年03月17日 | 体調

今日は仕事を休みました


朝、起きたら
心臓がドキドキ‥というかバクバク‥
それに不規則な鼓動‥

こりゃ、休んでいた方がいいなぁ~と
以前に医者から処方してもらった薬(二トロール)を舐めて布団へ


ちょっと疲れが溜まっていたのか
お陰さまでぐっすり寝ることができました

さあ、午後からは‥





やっぱり、ゆっくり、休んでいようっと‥