貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

青水晶 番外

2022-05-12 20:49:12 | 単品

と、青い水晶をめぐって右往左往していたら、原宿さんで「ブルークォーツ」と銘打たれている石を見つけた。ブラジル産とのこと。

ううむ。不透明。駐車場の石と言われても違和感はない。(今時駐車場に石を敷いている所はないだろうよ)
よくよく見ると青がなかなか美しく、少し透明度がある部分もあるのだけれど、まあこれを買う人はいないだろう。しかしあちきは安かったので買ってしまったのでした。(悪癖だね)
何が含まれているのかは不明。基体の鉱物も果たして「水晶」と言えるかどうか。カルセドニーという感じではないけれど。
まあこういうのもまた面白いものだと思うのです。

     *     *     *

先日、浅草で石フリーマーケットというのがあったので行ってみました。大ドジの話は前に書いた。違う列には並ぶし、石の名前は忘れるし、まったくあほなお話。
そしたら、Curry Minerals さんというお店で「人工青水晶」というのを売っていた。面白いので単結晶のお安いのを購入。小さなクラスターもありました。

これ、「人工緑水晶」と同じ伝ですな。中国産とのこと。種の水晶に人工的にシリカを付着させていって「育てる」らしい。根本に付いているトゲトゲの部分が面白い。しかし緑とか青とかはどうやって出すのでしょうかね。黄色や茶色もあるらしい。
緑のものはけっこう強い色が出ているみたいだけど、これは薄い。派手なものが好きな中国人にしては大人しいというか繊細で、技術的にこうなってしまうのか、とち狂って繊細を狙ったのか(おいw)、よくわからないけど、それがいい。もう少し広汎に染まっていればなおよかったかも。


とまあ、青水晶をめぐって少しばかりの旅をしてみたのですけど、うーん、ちょっと欲求不満気味。まあそのうち出会うこともあるかもしれないと思いつつ、ひとまず終了。


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