貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

東京ミネラルショーはでかい

2021-12-12 14:22:58 | 漫筆

金曜日に東京ミネラルショーに行ってきました。実は初めて。
店大杉。
人大杉。
石大杉。
何かスターウォーズの帝国軍の巨大母船に突っ込んでいく気分。(古っ)
こんなにお店があるものか、こんなに石好きがいるものか、こんなに石が商品になっているものか、とひたすら感嘆いたしました。つか圧倒されました。
4時間近く、ペットボトルのお茶で口を潤しただけで、ジジイとしてはよくもったものです。
まあ貧石ですから人に見せびらかすような戦利品はありません。某石屋さんの安売りセールのおかげで金欠だし。

何せ新米なものでよくわからないのですけど、ああいうのはどう立ち回るのですかね。
決めたお店だけに集中するのか、ふらふら浮遊して目に止まったものをゲットするのか。入場料なんか気にせず何回も通うのか。
時間を止める能力があったら、フリーズさせて、四、五日掛けてじっくりとすべての店を眺めてみたい、なんて思ったりもして。けどそんなことをしたら食傷して石好きが消えうせるかもしれませんな。

つらつら思うに、来場者はたぶん、アクセサリー目当ての人が三分の一、コアな鉱物オタが一割、あとはまあ、一般的な石好きの人たちなのかなあ、と。よくわかりませんけど。
感じたのは、皆さん、けっこうお上品ですね。あんまり粗野な人はいない。ふうん、と。

お店もそれぞれカラーがあって面白い。
店主店員さんたちも、商売人らしい社交性豊かな人もいれば、その真逆の人もいる。後者は石オタが高じて石屋さんになった内向タイプなのでしょう。

石はもちろん現物を見て買ったほうがいい。けどそれには出向いていって、人と接触しなければいけない。あちきも含めて内向タイプの人たちは、それが面倒でついネットで、となるのではないかな、と思っていたら、この人出を見て、そんなことはないかと思ったり。
石屋さんも、コストの掛かる実店舗を持たずネットで勝負、という傾向は強まっていくでしょうけれど、そういうお店は返って催事出店にも力を入れているから、ショーやマルシェはなくならないのでしょうね。

しかし、規模でかすぎ。店多すぎ。半日で入れ替えは、ちときびしい。
目当ての店だけ行きなさい、ということかな。


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