貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

チベッタン・レッド・アンデシン

2024-04-23 20:35:50 | ややレア

「プチプラざんまーい」の続き。
「さざれ石」というジャンルがあってだな、ごくごくミニサイズの研磨した石を10個とか20個とかまとめて売っている。だいたい安いのだな。
しかしだな(しつこい) 前にも「さざれ石あなどるなかれ」と書いたけど、これがだな(やめい) けっこう美しいものがあるのだ。(それもやめい)
不思議なもので、20個で500円で売ってる中の一番美しい一つを取り出して、500円でどうですかと出されても、十分買いたくなる。二つ三つを1個500円で売って、残りの18個だか17個だかを400円で売ればもっと儲かるのではないか。(ずいぶんせこい金勘定だなおいw)

それはともかく。これはチベット産アンデシンのさざれ。

実に美しいものがある。これを一つ取り出して(戻るな)

すっげえ赤。ルビーも真っ青。(ならん)




方向によってちらりと青緑が揺らめいたりするのも素敵。

レッド・アンデシンは、コンゴ産のものが出てもてはやされたけれど、含浸処理だと暴露されて人気ががた落ちになった。
チベット産はどうか。今支配しているのはあの国だということはあるけれど、出品者さんの説明では無加工とのこと。見てもそう思う。
こういうのでほんとに宝石質の大きめのものがあったら、とんでもなく高価になるらしい。

アンデシンは「中性長石」だけどもう正式鉱物名ではなくなった。まあ「斜長石」の一つ。あちきはけっこう好きでいくつか持ってる。こちら
加えて、ラブラドライト――これも同じく「斜長石」の一つ――との混合とされるものが「レインボー・ムーンストーン」として人気石になっている。これも好きでけっこう持ってる。
しかしレッド・アンデシンは初めて。こんな赤があるんだあ、とびっくり。
長石というのは人を散々混乱させておいて、たまにびっくりするものを出してくるから厄介ですな。


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