丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

あとがき・・・のようなもの~猫月夜~

2008年02月25日 | あとがき・・・のようなもの
 猫が大好きなんです。ええ。そりゃあもう。子供の頃、18年間一緒に暮らした猫がいました。黒いメス猫で、とても美しい猫だったのです。恐ろしくプライドの高い、高慢で生意気な猫で、自分の事を絶対「猫」だとは思っていなかったですね。人間の事を「使用人」だとでも思っていたに違いない(笑)。言ってみれば女王様のような猫でした。
 今実家には三毛猫がいます。彼女もそろそろ18年目くらいかな。この子はとても人懐こくて、可愛らしいのです。
 私自身はこの十年くらい猫アレルギーがひどくなってしまい、自分の家で猫を飼うことが出来ないという可哀想な状況だったりします。ああ、猫飼いたいなぁ。

 猫を飼っている人にはわかると思うのですが、猫って人間の臭いが好きなんです。特にメス猫は人間の男の臭いがたまらんようで……。上述の三毛猫は弟や、友人の靴下やら袖口に鼻を突っ込んで、クンカクンカと臭いを堪能し、「あぁ~ん、素敵~。もっとぉ~。」みたいな、かなり妖しい表情になって逝っちゃいます。あれはなんなんでしょうね、一体(笑)。
 またご主人様の彼氏や彼女に対して、非常に警戒心を顕わにする傾向があるようです。それを嫉妬と言わずして、なんと言おうか。
 猫のそんなこんなを思い返していたら、こんな話が出来上がってしまったという訳です。

 なので、この話に深刻なテーマはありません(笑)。猫好きの人に楽しんでもらえたらなによりです。あ、勿論、猫嫌いの方にも読んで頂いて、「猫って面白いやん。」とでも思ってもらえたら、とっても嬉しいです。はい。


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