丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

十年一昔

2015年04月20日 | ゴスペル
 私達のクワイア、ウインズ・ゴスペル・クワイアが今年十周年を迎える。それを祝して、5月に十周年記念コンサートを開催することになった。その準備も大詰めで、普段は隔週の練習なのだが現在はほぼ毎週練習をしている。それと平行して、会場となるカフェや役所と打ち合わせをしたり、チラシを作ったり、バンドメンバーや外部のスタッフをかき集めたり、大騒動である。今までにも色んなステージを経験してきたので、段取りやら全体の流れなんかはだいたいわかってはいるが、それを自分が中心となって進行するというのは初めてなので、もう、てんやわんや。わて、ほんまによういわんわ~♪ と、笠木シズコになってしまう今日この頃である。

 しかしながら、十年一昔とは言ったもので。十年前生まれて初めてのゴスペルのステージを踏んだ時、観客席の通路でベビーカーに乗ったチビ太郎の横で手拍子足拍子をしていたチビ子が今年から正規メンバーとしてクワイアで歌っている。いやはや、ほんまに、早いのか長いのか、よくわからん~www。

 そんなこんなではあるが、この十年、私もゴスペラーとして成長したような気もする。歌は多分だいぶ上手くなった。コーラスでは得られない色んな歌い方や表現の仕方をたくさん身につけた。歌を歌うことで人の慰めになるということも経験し、素人ながらも人前で歌うことにある種の使命感を感じるようにもなってきた。この歳になっても人間は成長するもんだと実感する。

 この先十年、二十年、クワイアが存続するかはわからないけれど、仲間と一緒に続けて行きたい活動の一つであり、ライフワークであることは間違いない。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿