誰に似たのか、チビ太郎はいちびりである。私の子供の頃は天然ボケだったけど、あんなにいちびりではなかったし、いちびりの弟にしてもコレほどまでのいちびりではなかった。亭主に関しては言うまでもなく、亭主の一族にもチビ太郎のような気合の入ったいちびりはどこにも見当たらない。
どこでどうなってこうなったのかは不明だが、とにかくいちびる。
天然酔っ払い状態で踊り狂いながら歌いまくる。お笑い芸人のギャグ . . . 本文を読む
職場の勉強会で久々の講義の担当が回ってきた。お題は「介護講習」。一応作業療法士という肩書きを持っているので、介護の指導なんかを時々依頼される。しかしながら皮肉なもので、療法士というのはですね、「指導」はするけど、実際のところあんまり現場では「介護」の実践はしないんだよね。
病院時代はリハビリ室にやってくる患者さんのトイレ介助は療法士がしていた。患者さんが催すたびにヘルパーさんやらナースを呼んで . . . 本文を読む
今月はちえぞー一族の誕生日が立て続けにある。トップが私で、その次はチビ子、そして実家の母。母や私は既に誕生日だからと言って、そうそう嬉しいものでもない(今年はちょっと嬉しかったけど)。しかしながら、チビ子は誕生日を心待ちにしていた。そりゃそうだわね。ケーキ食べて、欲しいもの買ってもらって、ご馳走食べて、そりゃもう、あなた、この世の春ですよ。
で、母ちゃんはチビ子に聞いたのでした。
「誕生日、な . . . 本文を読む
我がウィングス・ゴスペル・クワイヤー春のプチライブがまたしても性懲りも無く敢行されました。
今年は歌う環境は劣悪で、特設野外ステージは物凄い狭くて、スウェイしていたらステージから落っこちそうだし、音響チェックが前もって出来なかったし、体育館でやっているイベントの音声をスピーカーで表に向かって流しているという……。なめとんのんかい、羽曳野市!! と、ちょっとお怒りモードです。
うちのクワイヤー . . . 本文を読む
文芸社
「ラブストーリー」
定価1,575円
昨年応募した「ラブストーリー・コンテスト」で入選したのですが、その作品がこの度刊行されました~!! 私の書いた小説が(超短編ではありますが)初めて活字となった訳です。
五月に出版されると聞いていたのですが、その著者贈呈分の一冊が今日ポストに届いておりました。ちなみに五月二日は私の誕生日なのです。なんだか凄く嬉しい誕生日プレゼントに思 . . . 本文を読む
訪問の仕事の途中、駐車場から老人ホームまでの短い道のりをてくてくと歩く。ほんの短い距離だけれど、私にとってはつかの間の気分転換の瞬間だ。
坂の下には大きな森があって、木々がざわざわと息づいているのが良く見える。雑木林なので、色んな種類の木があって、それぞれが違う色の緑を芽吹かせている。風がふくたびに大きく小さくうねって、そこには爆発するような瑞々しい息吹を感じる事が出来る。
広い道の端にはハ . . . 本文を読む